甲府市より南のあたりの市川三郷町、早川町、身延町管轄の
狭南衛生組合(0556-42-2207)が引き受けする可能性があると聞き、
先日電話をしたのですが、所長が所用でいないので、8日に
かけなおしてください、とのこと。
午前中と午後に「席にいない」と言われて、
3回目でやっとつながりました。
で、所長さん、
「引き受けを検討していたのは、一般がれきの話で、
汚染がれきについては安全基準も決まっていないから
まだ引き受けるとかそういう話にはなっていない」
「それなのに汚染がれきを引き受けるみたいに報道されて、
ツイッターでも攻撃されて、ほんとに、困る。
放射能汚染より、そういうふうに国民がなっちゃうほうが心配だ」
と怒ってました。
「自分は15年前から無農薬で野菜を作っている。
放射能だけじゃなくて、農薬とか、添加物とかもっと
心配することはたくさんあるだろう。」
「今は二人に1人がガンになる。4人に1人が(この数字あいまい)アトピーだ。
放射能だけの問題じゃない。」
「子どもの糖尿病が増えているのをご存知か。
自動販売機で母親が子供に甘い飲み物を買っているのをみると
怒りが湧いてくる。どれだけ砂糖が入っているかわかっているのか。」
と、今まで所長さん自身が気にしていることを一般市民は
気にしてなかったくせに、放射能問題だけ急に騒いで、
騒がれて閉口しているといった口ぶりでした。
で、汚染がれきは引き受けないので、安心してください!
と言っていました。
汚染がれきと一般がれきの区別はどこでつけるのですか、
と聞きたかったのですが、
口をはさみずらくって、聞けませんでした。
一応、東京で引き受けたがれきは68.6Bq/kg、
それは都内の土壌に比べたら汚染度合いは低いけど、
山梨の土壌に比べたらずっと汚染されている、という
ことは伝えました。
で、土地の価値も下がるし、農作物の価値も下がる…と言ったら、
「もちろんわかっている!」という感じで、
無農薬で15年…、の話が始まったのでした。
最後にTPPの話をふったら、
「あんなものは冗談じゃない」といった口ぶりでした。
前回電話したとき、所長も担当もいない、と言われたけど、
たぶん小さいところなんじゃないでしょうか。
ふだん外部からの干渉が何もないところだったのに、
今回の問題では電話が(たぶんそんなに数はないかもだけど)
かかってきていることがプレッシャーになっている印象でした。
汚染がれきは引き受けるつもりはないことはわかったけど、
一般がれきとの線引きってドコなんだろう、というのが
今後気になる点です。
また元気が出たら電話してみるかもしれません。
(電話とかって精神的に疲れるので…でもこうやって電話している
ことは相手にとっても疲れること=プレッシャーになり、
うかつなことはできないぞ、という抑止力にはなっていると感じました)
所長さん、ツイッターやってるのかと思って
探してみたけど見つかりません。
ツイッター上で文句を言われてた、ということかしら。
以下は、早川先生の焼却灰のセシウムマップ。
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-439.html
save_childさんの記事
【汚染】放射性物質に汚染された可能性のある「がれき」を受け入れない選択をした全国の自治体(まとめ)
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