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初心者のための「型」で学ぶ医療英会話

Lesson 94
「副作用が少ない」を表す英語の形容詞は?

2024/12/16
押味貴之(国際医療福祉大学医学部医学教育統括センター教授)

Vitalii Vodolazskyi/stock.adobe.com

 外国人患者さんが受診した際、英会話で困った経験はありませんか。医療英会話は専門性が高いこともあり、たとえ英会話上級者であっても、「」となる英会話表現を使う必要があります。逆に、英会話初心者の方も、この「型」さえ身に付ければ自分の意図を患者さんにしっかりと伝えることができます。

 本連載では、誰でも身に付けることができる医療英会話の「型」をご紹介します。音声を聞いて、何度も繰り返し音読してみましょう(再生速度も変更できます)。

著者プロフィール

押味貴之(国際医療福祉大学医学部医学教育統括センター教授)●おしみたかゆき氏。立命館大学国際関係学部、旭川医科大学医学部、Macquarie University 大学院通訳翻訳学科卒。医学英語教育の第一人者として、日本全国で医学英語教育を展開。日本で初めてとなる「医学を英語で学ぶ」医学部として2017年に開学した国際医療福祉大学医学部で「医学科英語主任」として医学英語教育を統括するほか、同大学院医療通訳・国際医療マネジメント分野責任者として医療通訳者の養成に従事している。日本医学英語教育学会理事。

連載の紹介

初心者のための「型」で学ぶ医療英会話
外国人が診察室に入ってきた際、「逃げ出したい……」と思ったことはありませんか? でも、 ちょっとしたコツを身に付ければ、どんなに英語が苦手でも、患者に自分の意図をしっかりと伝えられるようになるのです。そのコツとは、「型」となる英会話表現を習得すること。本連載では、医学英語教育の第一人者である筆者が、初心者向けに現場で役立つ「型」に絞って、音声とともにご紹介します。

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