セミファイナルに遭遇するのは夜だけだと踏んでこの暑い中日中にコンビニに向かおうと家を出たら、
またセミ。
セミが裏返っている時、足を開いていたら生きてて閉じていたら死んでいるという情報は入手済みでした。
遠目に足を確認したらしっかりと開いてる。
家の中に入ったり出たりを繰り返して15分、
「セミは平たいコンクリートの上だとひっくり返ったら起き上がれなくなる」
という情報を新たに入手したので思い切って真横を通過しました。
無事に通過出来てセミは少しも動かなかったです。
一息ついてコンビニに向かって、必要な物を買ってまた家に戻ってきたら…
行きは裏返ってたセミが表向きにひっくり返ってる…。
「あ、こいつ飛ぶ気だな」
と察知。
(そもそもひっくり返ったら起き上がれなくなるんじゃなかったの?)
家に入れずにフリーズしている私と、なかなか飛んでくれないセミが対峙しました。
ソーシャルディスタンスを取りながら(ただビビってるだけ)見つめ合うこと3分程でちょうど同じアパートの住民が部屋から出てきました。
なんて良いタイミングなんだ!と思い初対面のくせに全力で助けを求めました。
ですが相手も女性…
セミにビビる女2人と飛ばないセミの図が出来上がっただけでした。
「私も虫苦手なのよ〜…」
と言われ、2人でセミを見守ること数分で突然飛ぶセミ。
逃げる私。
セミが飛んだ事に気付かない同じアパートの女性。
なんとか危機は脱せました。
お願いだから私の住んでる区内で死にかけないで欲しい。
百歩譲って私の家の敷地内はやめて欲しい。
危うく家の前でセミの代わりに私が泣く所でした。
その後…
助けを求めた同じアパートの方と仲良くなりました。
年金暮らしのおばあちゃんでした。
何故か家に20分程あげてくれました。
急展開。