今、ウェブで一番評価されること。
以前、Web 2.0との上手な付き合い方に対して、Attribute=51さんよりWeb 2.0での上手な発信方法というTBを頂き、その中のこの一言で、私は多くのことを考えさせられた。
自分で全てを完結しなくていいWeb 2.0 という永遠にβ版の世界の中では、まずアウトプットを出したら、それをみんなに育ててもらうという感覚がある。著作権と相性が悪いのも分かるよね。“私のもの”であることを放棄すればするほど、多くの人の手によってそれは育てられていく。対して、独占しようとすると嫌われてしまうのがこのウェブの世界。
そんなこのウェブで、一番評価されることってなんだと思います?
私はとりあえずやってみることだと思うんです。
ニコニコ動画で「歌ってみた」「踊ってみた」「弾いてみた」などのタグがあるじゃないですか。ウェブサービスならば、とりあえず作って公開してみたり、ブログだったらまとまっていなくてもとりあえず書いてみたり。
とりあえずやってみてウェブに放つことで、集合知がそれを育ててくれるというこの世界。集合知が最も苦手なことは0を1にすること。静止摩擦力と動摩擦力の違いかな。最初の一歩を踏み出すことは個人の力が必要なのです。そこさえ誰かが踏み出してくれれば、みんなが後を追い、クオリティを高くする。その部分って、もともと日本人の得意な部分だったりするんですよね。
本日、ニコニコ動画がSP1となり、ムービーメーカーが無償配布されました。四の五の考えずに、とりあえず何か作ってみようかと思います。
関連ニュース:「ニコニコ動画」が「SP1」にバージョンアップ 「ムービーメーカー」無償配布 - ITmedia News
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