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自分に合った学習法

負け犬のプライド - 効率のいい学習法・・(ただし、自分に合うという意味で)より。

まあ、こんなカンジで今に至って「いざ、これからの自分をはじめよう」って思っても『何から始めればいいんだろ?』って考えるようになりました。

学校での勉強って、ゴールは常に「テストで良い点数を取ること」でした。しかし、社会に出るとゴールはいつも違う。だから、そのゴールにたどり着くための方法をどうするかを常に考える必要があるってことでしょう。たとえ同じようなゴールでも、手段を考えればより効率的な方法があるかもしれない。だから、このプロセスを追加することが大事なのでしょうね。

先日数学はプロセスが9割を書くに当たって、自分の勉強法を振り返ったのですが、ものすごくゲーム脳的考え方をしていたなぁって思いました。

例えば、テスト。
私、資格試験を良く受けるんです。例えば70点以上が合格だとしたら目標を80点くらいに置きます。まずは、80点取るにはどうしたら良いかと考えます。
次に自己分析ですが、私は応用力には多少自信がありますが記憶力には全く自信がありません。そんな自分の特性を活かすにはどうしたらいいかというと、無駄なことは覚えないことがベストです。例えば、AとBからCが求められるようなときはAとBだけ覚えておけば、Cはその場で求めれば覚える必要はありません。
そしてテストの傾向と対策をですが、たいてい半分くらいは必修となる問題が出るものです。その50点は絶対に落とさないようしっかり見につけるしかありません。問題は残りの20点をどう取っていくか。そのプラスアルファをどのように積み重ねていくかが問題で、時間がないときはヤマを張って勝負することもあれば、時間に余裕がある時は一つ一つ身に付けていくようにします。
最終的には、いかに最低限の知識を身に付けることで合格ラインを突破できるかと考えます。

例えば、ドラクエ。
あるダンジョンがあって、そのダンジョンの一番奥にはボスがいます。彼を倒して戻ってくることが目的です。
そして、今の自分のレベルや武器、防具、道具や使える呪文を把握します。
最後に、それをどう組み合わせれば目的を達成できるかを考えるのです。

手順は同じ。まずは、自分が今いる場所の把握、そしてゴールの明確な位置の把握、自分の使える武器(自分の覚えている知識)の把握の3つの事前準備。その上で、自分の得意な戦法を使うか、相手の弱点を攻めるかを判断する手段の選択。あとは試行錯誤の段階で、今の位置から目的に達するまでにどんなポイントがあるか、持っている武器を使ったらどのポイントに辿り付けるだろうか、逆に、ゴールから今の位置にアプローチしたら何が見えるかなどを考えれば良いだろう。

ゲーム脳というより将棋脳だろうか。そんな私にとって、「頭のいい人」とは以下の3つを満たす人とだと思っています。

  1. 知識の豊富な人
  2. ゴールに確実にたどり着く方法を数多く知っている人
  3. 知識とゴールを結びつけるのが上手な人

1つ目は容易に理解できるでしょう。多くのことを知っている人の方が良い点数を取れるだろうし、将棋だって持ち駒が多い方が数多くの手段をとることができる。2つ目は、将棋で喩えるなら詰み将棋の経験地だろうか。数学はプロセスが9割でいうところの残りの1割。要するに、この形にすればあとは計算するだけという中間的なゴールをどれだけ知っているかと言うこと。王を実際に取るまで勝ちを確信できない人と、数多くの詰みパターンを知っている人とでは、ゴールまでの距離だって全然違って感じるだろう。3つ目は、将棋でいう大局観だ。数学はプロセスが9割でいうところのプロセス。ここで何をすれば、どんなポイントにたどり着けるか、全体的にどんな方向にどれくらい進むのか。今自分がどこにいるかという空間把握能力を持っていることだと思う。

非常にわかりにくい説明だろうが、多分これが私の基本思考パターンなんだと思う。もう、変えることもできない。


関連:数学の勉強法


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