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nao.の最高のランチ「Cote d'or #14」
- 2025/01/12(Sun) -
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思い出の美食の丘

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来月末で閉店となる三田にある日本屈指の老舗フレンチレストラン「Cote d'or」にギリギリで再訪。今回もランチコースにアラカルトを追加して、欲望のままに楽しみます。


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桜海老とグリュエールチーズのトースト
定番のアミューズ。供された瞬間に香るチーズの芳香、そして口に入れると桜海老の香ばしさが爆ぜます。


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小玉葱のタルト
斉須シェフがランブロワジー時代から作ってらっしゃるというブリオッシュ生地に小玉葱とマッシュルームのデュクセルが盛られたタルト。ブリオッシュ単体でもかなり美味しい中で、玉葱の甘味が全面に出されており、そこにマッシュルームの塩味や旨味がいいアクセントになっています。付け合わせのセルバチコの苦味と酸味で口の中をリセット出来て、いつまでも美味しく食べれます。


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イトヨリダイのカリカリ焼き マスタードソース
今回のランチコースの魚料理で、2017年に一度いただいたことのある皿。皮目をカリッと焼かれており、それに対して身はふわっとしてる火入れ。ほんのりと酸味の効いたマスタードソースがイトヨリダイの甘味をより際立たせており、色褪せぬ美味しさ。


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国産牛の尾の煮込み ワインソース*♡♡
不滅のスペシャリテの1つ。映えなどは一切感じさせないですが、余分なものを削ぎ落として作り上げられたひと皿で、美味しいが余韻長く続きます。クレピネットで包まれた漆黒の牛テールはとろりと骨から崩れ、赤ワインが活きたソースはコク深くも軽く、添えてある人参のピュレは単体で甘すぎるくらいの甘味。その3つが口の中で合わさると…言葉を失う美味しさ。


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紅茶のシャーベット
ひと口目から感じられる絶対的なレモンティー感。実に爽やか。


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カスタードプディング
ランチコースのデザート。プリン自体は玉子感が確りとしており、ほんのりビターなカラメルソースが甘くて美味しい。


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ミニャルディーズ & ハーブティー
「食後は…ハーブティーですね?」
たまにしか来ない私の好みを覚えて下さっていたことに驚きと喜びが溢れます。カップに注がれると、ハーブに包まれるかのような香りが広がり、今いただいた料理の余韻に浸って、その味を反芻する大切な瞬間。

オーナーシェフの斉須 政雄さんは、間違いなく今の日本のフレンチ業界を牽引されてきたお一人。その料理は映えなどは微塵もなく、無駄を削ぎ落とし、純粋に美味しさをブレることなく落とし込むようなもの。季節毎に顔のある不動のスペシャリテが存在し、いつも店内が愛情と美味しさで溢れている素晴らしいお店です。

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残す訪問はあと1回。大好きな黒トリュフのあの料理を味わいます。

COTE D'OR
東京都港区三田5-2-18 三田ハウス 1F
03-3455-5145
フレンチ / 白金高輪駅三田駅田町駅

昼総合点★★★★★ 5.0



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