ホーム
全記事一覧
<< 前の記事
次の記事 >>
|
|
|
順番からすると今回はatof関数を取り上げる必要がありそうです。この関数も、atol関数などと同様、エラー処理ができないので推奨できないもののひとつです。今回の実装でも、規格との互換性のために申し訳程度の実装しか行いません。
static __inline__ double atof(const char *__s) { return strtod(__s, NULL); }
このように、atol関数と同様、<stdlib.h>ヘッダ内ではインライン関数として定義し、同じ内容のものを外部関数としても定義します。内部的にstrtod関数を呼び出しますので、効率面からもatof関数を使用するメリットは何もありません。
ところで、strtod関数もそうなのですが、atof関数はC99から機能が拡張されています。というのも、C99では16進浮動小数点定数というものが導入されたこともあり、atof関数やstrtod関数でも16進浮動小数点数を解釈できるようになっています。詳しくはstrtod関数の回に解説したいと思います。
|
2006/07/28 01:54|一般ユーティリティ|TB:1|CM:0|▲
|
|
コメント
|
コメントの投稿
|
|
|
トラックバック
|
-
管理人の承認後に表示されます
|
2012/11/02(金) 20:37
|
トラックバックURLはこちら
http://libc.blog47.fc2.com/tb.php/79-3460bbe1
|
|
|
ホーム
全記事一覧
<< 前の記事
次の記事 >>
|
|