[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]新宿御苑近くの「VECTOR BEER FACTORY」で美女とクラフトビールふたり飲み @kun_maa

最近クラフトビールにすっかりハマってひとりで飲み歩いていますが、たまには誰かと飲みたいと思うのは自然な流れ。

どうせ一緒に飲むなら野郎とじゃなくてきれいな女性と飲みたいと思うのは本能。希望。願望。

そんなわけで行ってきましたポケモンGO人気ですっかり話題の新宿御苑からほど近いところにある新宿で初の醸造所併設のお店「VECTOR BEER FACTORY(ベクター ビア ファクトリー)」。

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併設の醸造所で作っているオリジナルビールも含め全部で17種類の国産クラフトビールが楽しめるというこのお店。

17種類の内10種類近くをIPA(インディアン ペール エール)が占めるというIPAに特化したお店としても知られています。

しかも種類の多さとIPAに力を入れているだけではなく、その魅力は値段の安さにもあります。通常はビアバーやビアパブでクラフトビールを飲むとパイント1,000円以上、ハーフパイントやグラスで700円前後はかかっちゃう。

それが全種類グラス450円、パイント750円という値段設定はかなりのお得感。

 

こんな感じで開放感のあるお店は店員さんのノリもよく、ビールの説明も丁寧でとても居心地がいいお店でした。

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今回僕のクラフトビールふたり飲みに付き合ってくれた美女はブログ「感想文」の中の人、ねむれないさめさん(id:nemurenai-same)です。

nemurenai-same.hatenadiary.jp

 

クラフトビールにハマってから初の新宿のお店となったのは、ねむれないさめさんからのリクエスト。

ぶっちゃけ埼玉の店までわざわざ飲みに行くのはめんどくさいということで、新宿あたりのいい感じの店なら一緒に飲んでやってもいいよってことでした。言い方はもっとやさしかったけど。

別にそのことに文句があるわけじゃありません。ご一緒できるならどこへでも馳せ参じますとも。「馳せ参じる」って表現がおっさんか!おっさんだ!

与太話はともかくだいたいそんな感じで場所の大枠は決まりました。僕も新宿周辺のお店に興味があったし。

 

当日は先にお店について正座待機しようと思っていたのですが、電車が遅れたせいで僕の方が後からお店に着くという大失態。

「さめ」なんて怖い名前からは想像もつかないくらいとてもやさしい人なので、もちろん遅刻を怒ったりするはずもなく、何を注文したのか本人が覚えていない飲み比べセットを飲みながらのんびりと待っていてくれました(´-`).。oO(とりあえず店の予約だけは入れておいてよかった)

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ちなみにこの飲み比べセット、紙に番号が入っていてメニューの番号に対応しています。向かって左から①越乃米こしひかり仕込み(スワンレイク)、②スタウト(箕面ビール)、③ヨコハマXPA(サンクトガーレン)です。

彼女、クラフトビールのことはよくわからないそうですが、ピルスナーとスタウトとIPAを取り揃えているところにセンスの良さを感じます。

 

まずは乾杯でしょ。いつもひとり飲みだと乾杯できないから。ふたり飲みならできるからね。カウンター席でなかよく並んでグラスをカチーン!

写真は僕がヨコハマXPAで、さめさんがヴァイツェン(日本海倶楽部)で乾杯した時のもの(だと思う...)。

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つまみの第一弾は、さめさんセレクトの「ラム肉のステーキ」。やわらくて臭みのないラム肉はとっても美味しかったです。

IPAの苦味ともよく合う旨味が詰まったジューシーなラム肉。付け合わせのポテトフライもサクサクでいい感じです。

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ひとりの時はビールの香りや飲み心地、つまみの特徴なんかをちょこちょこメモしているのですが、ふたりで飲んでいる時は正直そんなのどうでもよくなります。だっておしゃべりしている方が楽しいんだもん。そりゃそうだよね。誰でもそうでしょ。

 

これはお通し。たぶんアーモンドだと思うんだけど最後まであまり気にしないでパクパク食べてたからちゃんと味わってなくて自信がありませぬ。

なんかの木の実なのは間違いない...はず。

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そして僕セレクトのつまみは「豆苗と砂肝のアヒージョ」(バケット付き)。

これがまた美味くてビールのつまみに合うんです。豆苗と砂肝だけを食べてもガッツリと美味しいし、ニンニク風味のオリーブオイルにバケットを浸して食べてももちろん美味しい。ビールが進むよなあ。

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ちょうど訪れた日はお店が連休になる前日だったため、樽を撃ち抜いたらそこまでで新規開栓はなしというルールの日でした。嫌な予感しかしないのだが。

僕が到着した時点ですでに2種類のビールが売り切れ。常陸野ネストの「だいだいエール」飲みたかったんだけどなあ。残念!予感は当たりました( ꒪⌓꒪)

 

仕方がないので僕の1杯目は、VECTOR BEER FACTORYオリジナルの「セカンドインパクト」(新宿ビアブルイング)をパイントで。

この店のパイントグラスがなんかスッゲー背が高いのよ。ふたりでびっくりしました。

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フルーティーな香りのウィートエール(小麦のエール)です。苦味はほとんどなく、飲み口がとてもすっきりとしていて超ライトボディなのでグビグビと飲めちゃいます。

ビールが苦手な人でも大丈夫。オレンジとバナナをぶち込んで香り付けをしているとのことでしたが、香りはちょっとヴァイツェンっぽい感じでバナナとオレンジははっきりとわかりませんでした。ただもうとにかくフルーティで軽いビール。

 

これは富山の城端ビールの「輝W7(かがやきウィートセブン)」という小麦を使ったIPAのパイントとグラス。もちろん僕がパイントでさめさんがグラス。

こうやって比べるとかなり大きさが違うのがわかりますよね。

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小麦を使用しているとのことですが、アロマにもフレーバーにも小麦っぽさは感じず、柑橘系のホップの風味がたっぷりと感じられます。

苦味もしっかりIPAしていますが、口当たりはとても柔らかくてスイスイ飲めてしまうヤバいやつかも。アルコールは7%ありますから。

城端ビールは以前ご紹介したことのあるグレートブルーなどのちょっと変わったビールを作っているブリュワリーですが、このIPAはとてもIPAらしい香りと苦味で満ちあふれています。名前はやっぱりちょっと変わってますけど。 

kun-maa.hateblo.jp

 

横浜ラガー(横浜ビール)のパイントと箕面ビールのW-IPAのグラス。

横浜ラガーは柑橘系の香りがあるフルーティーなラガー。苦味もしっかりとあるのでちょっとIPAっぽい感じで僕の好きな味のビール。

箕面のW-IPAは相変わらずガツンとくる強いIPA。だけど美味しいんだよねえ。ふたりで飲むと、きゃっきゃうふふでお互いのグラスを交換して楽しめるのがいいよね。

彼女の好みもIPAだということがわかったので、今回はこの店にして正解でした。

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そうこうしているうちにもどんどん撃ち抜かれてなくなっていくビール樽。

あまりにも注文できるビールの種類が減ってしまったためにお店が大サービスのパイント500円サービスを開始です。

ただでさえ他のお店に比べて良心的な値段なのにこれはすごい。

ビールの種類が減って悲しいけどこういうサービスはうれしい。複雑な心境。

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お次は僕が日本海倶楽部のヴァイツェン、さめさんがCOEDOの毬花。ふたりともパイントです。だってパイント500円ならグラスよりパイントがお得でしょ。

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日本海倶楽部のヴァイツェンはヴァイツェン酵母の香りがあまりきつくなく、フルーティーさが勝っているのでヴァイツェンが苦手な人の練習にいいかも。自然な酸味も爽やかで後味がいいです。

COEDOの毬花は、アメリカ産のアロマホップがビンビンに効いていてすごく爽やかなんだけどちゃんと苦味もあるというセッションIPAの中では一番好きなやつ。

 

少しお店の中の感じもご紹介しましょうか。

これがずらっと並んだビアタップ。

今回はどんどん空になっていくのが寂しかったな。ひとり飲みだったら寂しすぎて泣いちゃうと思う。ふたりだったから全然気にしてなかったけど。

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カウンター付近はこんな感じね。店内は満席だったから撮影は遠慮しましたが、気取らない感じでとても居心地がいいお店でしたよ。

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続いて僕がヨコハマXPA、さめさんが日本海倶楽部ヴァイツェンそれぞれパイント。

写真は僕のヨコハマXPAです。さめさんのビールの写真は撮り忘れました。もうビールの写真とか味のレポートに割り振る気力がなかったんだよね。

とにかく一緒に飲んでいるのが楽しくて。なんならクラフトビールじゃなくてもいいよもうってくらいな感じ。たぶんちょっと惚れてる。

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ヨコハマXPAは、以前紹介したことがあったけど濁度0.0000という驚異の透明度を誇る横浜の「はまっ子どうし」という公式水を仕込み水に使った透明度のとっても高いIPAです。この公式水の説明がうまくできなくて、さめさんにちょっと白い目で見られたのは忘れません。必ずやリベンジを。

苦味はしっかりとあるんだけど洗練された風味とすっきりとした飲み口のビールです。

 

これもお店のサービス。ゴーヤのビールフリットをたくさん揚げすぎちゃったからって配って歩いてました。そしてこれが熱々ですごく美味しい。

ゴーヤとチーズをフリットしたものにパプリカが振りかけてあるんだけど、ゴーヤの苦味とチーズの旨みがたまらんわけです。ビールの友です。今度来たら注文しよう。

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飲み物がラストオーダーになったので最後に僕だけ毬花を。スンマセン。

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いつも黙々と飲んで、時々お店の人や他のお客さんとしゃべるって感じの寡黙なひとり飲みを十数回繰り返してきた後の女性とのふたり飲みだったんで、途中で話に詰まってしまったらどうしようかと心配だったんですけど、そんな心配は全くいらなかったです。会った瞬間から楽しく話のペースに巻き込んでくれたさめさんってすごいや。

閉店だから帰れってお店の人に言われるまでずっと楽しくおしゃべりしてました。ビールや料理のメモはもちろん放置。今までのクラフトビールに対する情熱はどこへ?

もしかしたら彼女が飲んだビールを1~2杯写真撮り忘れて紹介できてないかも。そのへんの記憶は曖昧なんだよね。まあいっか。

 

今回楽しく過ごせたのは人見知りの僕を気遣ってくれた(んだよね?)さめさんのおかげです。

久しぶりにとても楽しい時間をすごすことができました。

楽しすぎて時間が経つのが仕事中の100倍くらい速くて驚きました。もしかしてこれって恋なんじゃない?って思うくらいなんだぜ。

(´-`).。oO(翌日はひとりでいるのがさみしかったことは内緒だ...Twitterでつぶやいちゃったけど)

 

僕は6パイント飲んだのでけっこう酔っ払ってまして、また飲みに行きましょうね!絶対ですよ!ってさめさんに駄々をこねて、別れ際の地下鉄の改札前で指切りしてもらったことはしっかりと覚えています。さめさん、針千本飲まないようにお願いしますね。

 

しつこいくらい書いちゃうけどさ、いや〜ホントすっごく楽しかったなあ。

僕はひとり飲みの世界に戻れるのだろうか。それが心配...

 

追伸:「ぼくの地球を守って」をKindleで読み始めました。

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