「船おろし」で大漁祈願
あけましておめでとうございます
この年の瀬は神奈川ベースで越したので、年明けの八ヶ岳南麓の記事はお送りできません。そこで今回は、ずっと温暖な相模湾の海辺からの新春のご挨拶とします。何時も海なし県の山ばかりですから、新鮮味があって良いのではないかと思います。
神奈川ベースの海辺の坂ノ下海岸と材木座海岸には、小規模ですが漁師小屋の集まりがあります。砂浜ですから小型の漁船を砂浜から海に出し入れします。その漁師さんの新年の大漁祈願の行事である「船おろし」が、毎年1月2日に行われます。陸揚げされた漁船は大漁旗で飾られ、その船上から船主のご家族がみかんを投げます。大人も童心に帰って、無心でみかんをキャッチしようとします。こちらも同様で、残念ながら撒くシーンの写真がありません。「船おろし」に肖って、皆様の今年の大漁をお祈りいたします。
本年もよろしくお願いいたします
神奈川の新年は天気も良く暖かく、とても穏やかに明けました 青空に大漁旗が映えます
大漁旗に伊勢海老の柄がありますが、結構獲れるようで地場産として売られています
こちらは坂ノ下の様子です 多くの人がレジ袋を片手にみかん撒きに集ります
変わって材木座ですが、みかん撒きは同時に始まりますから両方には参加できません
穏やかな海です 稲村ケ崎、その先に伊豆の山並みが見えています
こちらが「船おろし」の戦利品です みかん以外にも菓子袋や小銭も撒かれます
毎年、桜貝の殻を探しながら海辺を歩くのが恒例です 薄くて脆いので壊れやすいです
(こあらまMでした)
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