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2013.09.03

【告知】月刊『プレジデント』に東京五輪関連の記事を寄せました

 プレジデントに東京五輪で誰が喜ぶんだっけ、という記事を寄稿しました。

 個人的には、東京五輪が開催できたらできたで良し、できなければそれはそれで仕方がないというスタンスです。五輪もいいけどそれ以上に東京都下のインフラの劣化や高齢化対策といった部分はやらんとね、と思っております。

 と思ったら、もうウェブで全文読めてしまうんですね。速い。

「東京五輪」決定を1番喜ぶのはだれか
http://president.jp/articles/-/10540

 もちろんオリンピックの東京開催が決定すれば、おおいに投資も動くわけですし、期待も高まるのは間違いありません。ただ、いま東京が抱える問題というのはこういうイベントで一掃できるような性質のものではなく、むしろもっと退廃したところにあるように思います。高度成長時代に東京のインフラを一気に改善できたという二匹めの泥鰌を狙っていくにはちょっと厳しいのかしらと。

 一方で、活力ある東京のアピール、ひいては日本への観光客を集める目的には合致していますし、まあ何事も光あれば影あり、五輪ブームにのぼせ上がりすぎず冷静に考えていく必要があるのでしょう。

 2020年でしたっけ。戦争とか起きてないといいなあと願うばかりです。


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    やまもといちろう

    ブロガー・投資家・イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役。
    著書に「ネットビジネスの終わり (Voice select)」、「情報革命バブルの崩壊 (文春新書)」など多数。

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