298円弁当で何で中間にいる流通業者が怒ってるの?
良く分からないのだが…。
食べ物の安売りは、世の中を佳くはしない。小売業者のやり方には、憤りを覚える。
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2009/04/post_1302.html
そもそも台風で落下するなどして価値のなくなったリンゴ。イオンやイトーヨーカドーのせいで台風が来たとでもいうのか?
中間の流通や生産者が泣いているというが、出版だろうがITゼネコンだろうが中間に落ちるマージンが減るのは当たり前じゃないのかな。
[引用] 台風で落下したリンゴを安く仕入れられ、それが売れることでもともと高く売れるはずだった佳い品物が売れなくなるという状況のほうが困る
落下して安くなったリンゴと高く売れるはずだったリンゴが同じ市場で使われているとでも言いたいのだろうか。
そもそも台風で落下して価値が落ちるのはしょうがないだろ。それを買い付けるなという話だとしたら、馬鹿だなあとしか思わない。
[引用] まあ、これは一例だ。小売業者(だけではないけれども)は、巧妙に消費者を欺き、自分の利益を最大化しようとする。企業活動としてはもっともなことだけれども、言い換えてみれば、生産や流通の段階の知識をあまりもたない消費者をだましているということに他ならない。
何を言いたいんだか分からないんだよなー。産地偽装したとかそういう話ならともかく、契約農場や中間の流通を省いて経費を削減して安く弁当を市場に出すことがそんなに悪いことなのかね。大量に買い付ける流通からすれば、農協や中間の流通業者は不要だから飛ばしている、その飛ばされた業者がマージン減ったって騒いでるだけじゃないの。
文中で富士食品の倒産を惜しんでるけど、北海道産の高い大豆を使って高級路線で売り出していたけど、外国産でもおいしい納豆を作れるタカノフーズその他の営業攻勢に結局勝てず、棚に商品を置いてもらえなくなって営業不振に陥っただけだぞ。単なる競争の産物であって、いい人だからとか、理想のモノづくりだから良いのだなど、まったく意味を成さないんじゃないのかな。
もちろん、地産地消を前提とするような生鮮食料品は地元の中間流通は大事にされるのは当然だろうけど、弁当に使うような加工前提の食材についていえば、しっかり安全で安価であれば大量に買い付けるのは当たり前のことで、その商流から外されたと中間流通や零細・中小生産者がぶつくさ言うのは経営努力不足だとしか思わないな。
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