GREE吉田大成さん、社内でリーガル部門と相撲大会を開催
吉田さんのツッパリは見事であります。
今回、当メルマガでは、いまGREEとデベロッパー数社で繰り広げられております決済「端数」切捨て問題を取り上げております。もちろん、ただちに違法というものではありませんが、ことの起こりというのはGREEの決済システムにおいて「各決済ごとに、デベロッパー、パートナーに収益分配が行われる」という不思議仕様が動いていることが原因となっているようです。
こちらの図は、当のGREEの社内で転がっていた書類を拝借しまして加工して添付するものでありますが、単純にレベニューシェアをしてプラットフォーム側が決済・集客手数料を支払うといってもそのレートはコンマ%以下のあるものです。つまり、1円以下の端数が出ます。これを、GREEが「契約書上、デベロッパーに端数以下を払うとは言っていない」と絶妙のぶちかましを見せた吉田大成MB事業本部と、常識的な商習慣を前提に決められたR/Sはデベロッパー、パートナーに支払うべきとするリーガル部門の間での熱い熱い戦いが年始にありました。まさか六本木ヒルズという日本のビジネスの中心地でこのような格式高い男同士の取り組みが垣間見えるとは思いもよりませんでした。GREEの良心は広報だけかと思ったんですが、法務もかなりちゃんとしたコモンセンスを持っておられたんですね。安心しました。
お持ち帰り用音声データファイル(田中さん年始ご挨拶 7分35秒)
https://www.dropbox.com/s/4dhi5hpe28yead6/tanaka_a_happynewyear_speach.m4a
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ついでといっては何ですが、昨年末から誰が言ったか知りませんけどGREEのビジネスに疑いの目がかけられているそうで。GREEに対して誰ですかそんな酷いことを言ったのは。んで、社員一丸となって信頼回復へ頑張っていこうという年始講話らしきものが田中良和さんと山口さんっていう知らない人の手によって為されたというので、その講話を入手しましたので、音声ファイルを皆様にお裾分けです。ちょっと音量レベルが低いのは仕様です。ボリューム最大にするなどしてお楽しみいただければと存じますし、私のこまやかなおもてなしの心が火を噴いて、全文文字起こしをメルマガのほうに転載しておきました。ちょっと固有名詞が良く分からん部分があるんですけど、まあそこはそれということで、ひとつ。
一連の事案で、GREEが真の意味でクライアントたるゲームプレイヤーの皆さん、そしてゲームを提供しているデベロッパー、パートナー企業などなど手を携えて、50人51脚で頑張っていって欲しいと強く願う所存ですし、田中社長の強いリーダーシップで信頼回復を図っていっていただければ幸甚であります。業界全体がGREEの今後の施策を見守っているとも思いますので、業界の雄としての然るべき態度をバッチリ示していただければと。
っていうか、公式の書類の中に「ガワネイティブ」とか業界スラングをしれっと混ぜられると、情報とってるこっちが笑い死ぬからやめろ。やめてくれ。
まあ、仕組み上、こういう料率になってしまうのは分かる。でも収益に対する分配っていうのは、断りがない限り端数切捨てとかやめような。相手には端数の存在もちゃんとは分からないことなんだからな。な。
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