ベンチャー同士で未払い→会社畳んで再起業の取り込み詐欺的事案が発生
見える! 向こうのほうで黒煙が立ち上っているのが見えるぞ!
訴訟を起こしました
http://blog1.ig-partners.com/archives/51791034.html
なんやこれ。この名指しな感じが美しいですね。そそるというか、人の劣情を垣間見たときに感じる甘酸っぱい共感とざわついた欲望とが混ざった胸騒ぎという雰囲気です。両方とも縁もゆかりもない企業や個人であるだけに、なおさら黒煙の出元ではどんな火事場騒ぎが起きているのかと思うと、盗んだバイクで急行したい気分になりますね。
で、興味を持ったのでこのサイトをつらつら見ていたら、先日少し揉めた業者がテクニカルディレクターを募集していたりして、そんな新規に雇う金があるんならちゃんとお金払ってくださいよと思ってしまうなど、この辺の世界の諸行無常な感じがたまらないです。
右下の「おすすめキーワード」も非常に興味深くてですね、なるほどそういう世界であるかと。確かに70万払いたくなくてばっくれる会社もいるような気もする界隈だなと。これはこれで凄いなと。
その踏み倒したとされる御仁が新しく立ち上げたらしいサイトがこれ。うーん。
DREAMERS
http://dreamers.asia/
なんだろう、このこれはこれでアリなんじゃないかと思ってしまう私のこの心境は。会員登録をすると「注目の会社の更新情報が届く」そうです。いや、そこに出ている会社がどうというよりも、まずお前の抱えた訴訟の行く末のほうに注目が集まると思うわけなんですが。それこそパーソナルブランディングですよ。CIですよ。本当の、カスタマーリレーションのあり方がここにはある。そう思うわけです。上場会社の更新情報などIRや商品発表をまず読めばいい、未上場の会社はそもそも出資してない第三者が注目したって利得皆無だろ。
訴訟も組み合わせた、ある種の炎上マーケティングなのかとも思うのです。少なくとも、いまなおTwitterの言及はゼロであり、FACEBOOKの「いいね!」も皆無だ。そのウェブ深雪とも言える、ふかふかの無地のところへ、いままさに私がtwitterで言及し、いいね!を押して禁断の未踏地域にブルドーザーを闖入させようとするわけです。このヲチする者としての矜持が、新郎新婦を差し置き事実上のケーキ入刀するクリッコする手を動かそうとする。ああ、やめておくんなさい神様。
そして、このサイトに掲載されているベンチャー経営者等はどう思っているのか知りたい。そう思うのです。それでも支援しようとするのか、悔い改めれば問題なしとするのか、それはいかんと掲載を拒否するのか、あるいは黒煙が去りほとぼりが冷めたところでそっと撤去を申し出るのか。なんつったってドリーマーズですからね。ペットショップのトリマーとは訳が違うんですよ。
事実関係はどうなのかはっきりしませんが、どちらにせよ両社納得のいく形で決着すればいいなあと思うのですけれども、なにせリングまで随分遠いなあということで、現在猛ダッシュで走っていって近寄ろうという状態であります。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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