これは,個人的にかなり当たりだった。
同じように【本】がテーマになるので『文学少女』みたいなのがあるが,こちらほうが好み。
物語の透明感みたいなもんがすごく好き。冷たい水が体をながれるようで。
物語も事件性があまりなく,それでいてミステリー感が損なわれておらず,まさに良い塩梅。
ヒロインで探偵役の栞子とアルバイトで助手役の五浦の微妙な距離感(付かず離れず)一巻だしこれくらいでいいなじゃない。
本に関するウンチクもなかなか。こういう分野もあるんだと感心。
次巻も読んでみようと思う感の本に出会ったのは久しぶり。
☆☆☆☆
- 2012/02/21(火) 11:10:57|
- 本 ☆☆☆☆
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読みやすかった,言い換えるとクセがなかった。
ただ,もう少しアクがあってもとは思った。
ホテルマンも警官を人を見る観察眼が大切。
違うのは,目的がお客様をもてなすか犯人を捕まえるか。
警察のぎらつく視線,すべてを疑うような思考。
対極に,お客様が最大限心地よくすごすためにどうするかを追求するホテルマン。
対極に立つからこそ人ひとりから見えてくるものが違ってくるわけで。
この対比がおもしろい。これが面白いと思わなければこの本よんでも・・・。
まあ,抜群の安定性を誇る筆者だけのことはあります,良い意味でも悪い意味でも。
☆☆☆
- 2012/02/20(月) 22:17:11|
- 本 ☆☆☆
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南久阿の元ネタが,アトラク=ナクアに今更気づいた今巻。
しかも南久阿がメインの『南久阿伝』が今年から始まるとは俺得。
クトゥルフの古き神々が,日本の土地神ってのはどうなんでしょうww。
八百万神が確かに古き神々のイメージに親和的な感じではあるけど。
怪物王女でよく登場する覆面男。
今巻で,その伏線?の回収があったけど,これ同じタイプの怪物で誰かがやっぱ操ってるんだろうか。
ギリアムとフヒトの王族対決がいいところで次巻へ。
どうみてもギリアムが負けそうなんだけですけど。
まあ,いつも死んでそうで生存しているギリアムなんで今回もだいじょうぶなのか。
キザイアも最後の登場して気になるところで終了。
相変わらずの面白さ。
☆☆☆☆
- 2012/02/11(土) 17:40:05|
- 漫画 ☆☆☆☆
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相変わらずのめしばなクオリティ。
レトルトカレー談義について,私は100円代のクラスなんでタチバナ刑事うらやま。
昨日帰りに,中村屋のチキンカレー探したんだけど,ビーフしかねぇよ。
アイスの談義の中で,最も気になったのは↓。これレディボーデン低宇野初めて知った。
昔,ロードショー見ながら一個を家族みんなで食べてたなー。
しかも,アイスの中であの刑事コロンボの話もからめるなんてミーハーだね。
アイスネタは,種類も豊富でよかった。ガリガリ君からスーパーカップ,WOW,ハーゲンダッツ,爽,ご当地アイスetc
帰りにその名からwowを買って帰りました。
美味しかったです。
パンケーキや天丼の話は,コッチに店がネー。
☆☆☆
- 2012/02/11(土) 17:25:57|
- 漫画 ☆☆☆
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昨日まで,アガサ・クリスティーの「名探偵ポワロ」が放映されていた。
今回は,4話放映された。
最終日があの名作『オリエント急行の殺人』だった。
これが素晴らしかった。昔,本で読んだこともあったし,↓のDVDも見た。
しかし,納得が出来なかった。ネタバレになるので,ぼかした表現になるが最後のポワロの決断に納得出来なかった。
だれよりも真実を見つめ,秩序を重んじてきた男がこの事件の最後で下す決断が軽かった。
ただ今回の作品はそこにきちんと焦点をあてていた。
冒頭で導入された2つのエピソード,兵士の事件と名誉の殺人?,
あれが今回のポワロに影響を与えたのが素晴らしかった。
今回の脚本を書いた人は,すごく攻撃的でそこに感銘をうけた。
『オリエント急行の殺人』は,トリックというかネタが有名なのだが今回はかなり軽めの推理劇だった。
だが,そののちの決断は,彼の凄まじいい苦悩がひしひしと伝わってきた。
思わず晩年の彼の姿を想像した。
3月からはミス・マープルの方も放映されるんで,今からすごく楽しみだ。
↓で有料でみることができるみたい。
NHKオンデマンド 名探偵ポワロ
- 2012/02/10(金) 22:07:27|
- メモ・日記
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