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めでたく首長夫婦となりましたヾ(๑╹◡╹)ノ" ~『妖相生の盃[化物三ツ目大ほうい]』その12~

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化物三ツ目大ほうい 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション
妖相生の盃 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション
富川吟雪画『妖相生盃(ばけものあいおいのさかずき)』安永3[1774]年刊
※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。
※国会図書館には、同じ内容の本が二冊保存されているので、どちらか状態が良いページを選んで使用することにします。
※リンク先の 書誌情報→簡易レコード表示にする で、あらすじなどの解題が読めますが、ネタバレになるので、読むのは最後になさった方がよいでしょう。
※画像は拡大できます。

【原文】【さっくり現代語訳】

 一眼早足之介、両家の和睦して、見越之介・お六、互いに夫婦となり、
「幾千代《いくちよ》かけて変ハらじ」
 と祝言の盃。

 一眼早足之介は、見越・三つ目両家の仲直りをさせて、見越之介とお六は夫婦となることができました。
 見越之介とお六は、
 「これから先もずっと、この愛は変わりませぬ」
 と誓いの盃を交わしたのでした。

 見越之介・お六、祝言。
 見越之介とお六は結婚式を挙げました。

 早足之介、取り持ち。
 一眼早足之介が仲人です。

 絵師 富川吟雪
 作画 富川吟雪

【解説】

 はい、再び恋愛ものに戻り、見越之介とお六が結ばれて、ハッピーエンドとなりましたヾ(๑╹◡╹)ノ"

 首が長いので、盃を持ち上げて飲ませなきゃいけないので、大変ですねヾ(๑╹◡╹)ノ"

 ただ、見越之介のモデルは武田勝頼なので、この後どうなってしまうのか心配ですが。。。

 「絵師 富川吟雪」となっていますが、絵だけではなく、文章も富川吟雪が書いたようです。

三つ目コーナー

 うわーん、僕も祝言をあげたいよ!

 君の髪型は祝言じゃなくて信玄みたいだがなヾ(๑╹◡╹)ノ"

 

◆インフォメーション

井原西鶴の大著、『男色大鑑』の一般向けの現代語訳「歌舞伎若衆編」がもうすぐ発売されます♪

北見花芽の中の人もちょっと書いてるので、興味のある方も無い方も、下のアマゾンリンクから、予約して買ってくださると狂喜乱舞します♪
※ 書店で買っても、北見花芽の中の人には直接お金が入らないので何卒。

全訳 男色大鑑〈歌舞伎若衆編〉

全訳 男色大鑑〈歌舞伎若衆編〉

 

「武士編」も好評発売中です♪

全訳 男色大鑑〈武士編〉

全訳 男色大鑑〈武士編〉

 

『男色を描く』も合わせてお読みいただけるとより楽しめると思いますよ♪
※ こちらも北見花芽の中の人がちょっと書いていますので。 

 

◆北見花芽のほしい物リストです♪ ご支援よろしくお願いします♪

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◆北見花芽 こと きひみハマめ のホームページ♪

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