真夜中の鐘が鳴ったので帰ります(山下智久)除夜の鐘には早すぎる(石原さとみ)
クリスマス・プレゼントに因んだ物語といえば・・・「賢者の贈り物/オー・ヘンリー」が思い浮かぶ。
あまり裕福ではない夫婦の話である。
妻は夫のために自慢の長い髪を売って金時計の鎖を買う。
夫は妻のために金時計を売って鼈甲の櫛を買うのである。
相手のことを思いやるあまり・・・すれちがう二人。
しかし・・・愛があるから大丈夫なのである。
真夜中の鐘が鳴ったらシンデレラは階段をかけおりる。
魔法が解けてしまうから・・・。
だが・・・愛があるので・・・王子は残された手掛かりを頼りに捜索活動を開始するのである。
愛する人のために別れを告げる昨日と今日の境界線。
けれども・・・安心してください・・・最終回前ですよ。
で、『5→9〜私に恋したお坊さん〜・第9回』(フジテレビ20151207PM9~)原作・相原実貴、脚本・小山正太・根本ノンジ、演出・平野眞を見た。由緒正しい一橋寺の次期住職候補・星川高嶺(山下智久)は英会話学校ELAの講師・桜庭潤子(石原さとみ)と出会い恋に落ちる。紆余曲折あって相思相愛になった二人だが・・・潤子は正社員となってニューヨークに行く夢を捨て一橋寺の嫁となる覚悟を決めたものの高嶺の祖母で女魔王の星川ひばり(加賀まりこ)は二人の結婚に大反対し・・・潤子と結婚するなら一橋寺を継承させないと高嶺に宣言する。いろいろと・・・謎の多い一橋寺のシステムだが・・・ラブコメなのであまり深く追求してはいけません。
妄想すると・・・血統的に・・・星川一族の娘がひばりで・・・婿養子の住職(故人)があり、ひばりの息子(故人)の嫁(故人)との間に何か問題があったのだろう。
よくあるのは・・・高嶺は父親に似ていて弟の星川天音(志尊淳)は母親似なのである。
で・・・高嶺が潤子に一目惚れするのは・・・母親の面影があるからだと思われる。
当然・・・ひばりは潤子に憎しみを抱くことになる。
まあ・・・基本的に・・・ひばりの知性に問題があるのは・・・明らかである。
もちろん・・・天音の知性にも問題がある。
呪われた祖母と呪われた弟を抱えて・・・シンデレラ・高嶺は苦悩するのだった。
ニューヨークの象徴とも言える清宮真言(田中圭)に結婚歴があったことで幻滅した潤子は一途に自分を慕う・・・ストーカーだが・・・高嶺にいつしか靡いていく。
高嶺が住職を継承するために自分がひばりに嫁として認められる必要があると感じた潤子は講師の職を辞する覚悟を決めるのだった。
「そんな・・・ひどい」
嘆く山渕百絵(高梨臨)・・・。
百絵にとって潤子は生まれて始めて出来たリアルなフレンドだったのである。
「泣くほどのことか」
毛利まさこ(紗栄子)はドライに呆れるのだった。
「でも・・・よく決心できましたね」
「愛があるから・・・」
「愛があるんですか」
まさこは「愛」とは無縁の存在なのである。
潤子、百絵、まさこって・・・中三トリオか。
少し、遅いじゃないか。
「ELA四天王崩壊ですね」
出番を確保するためにすべりこむ事務員の伊能蘭(中村アン)だった。
桜庭家では・・・父・満(上島竜兵)の退院祝い、母・恵子(戸田恵子)の帰宅祝いが行われていた。
辞職を発表する潤子・・・。
潤子の決意に・・・高嶺の心は揺れる。
「何も・・・仕事を辞めなくても」
「お義祖母様に認めてもらうには・・・覚悟を決めないと」
「なんだ・・・反対されているのか」
「なんで・・・ひばり様は・・・反対しているのかしら」
「もしや・・・お姉ちゃん・・・ノーメイクのひばり様を見てしまったとか・・・」
「キャーッ」
妹・寧々(恒松祐里)と母とで・・・恐ろしいセリフをふられているのだった。
「なんてことを・・・」
結婚に向けて大きく前進を始めた潤子に対して・・・高嶺は戸惑う。
そこには大きな試練が待ち構えていると予感したのである。
しかし・・・潤子に「あ~んして」と歯ブラシを咥えさせられる高嶺。
「結婚したくないの」
「したいです」
すでに・・・高嶺よりも結婚に前向きな潤子なのだった。
こうして・・・「ひばり様に結婚を許してもらおう大作戦」が始るのだった。
今回は・・・ある意味で・・・虐げられる潤子の転落の回である。
桜庭家という庶民の家に生まれ・・・夢を見て来た独身貴族が・・・シンデレラに恋をして・・・安楽な庶民の王家を捨てる覚悟をしてしまったからである。
そのためには・・・「ニューヨーク」を捨てなければいけないのだ。
「シンデレラ」でもかなり問題が発生していたはずである。
「王子様・・・庶民の娘と結婚するなんて・・・とんでもない」
「なりませんぞ」
「いけません」
とにかく・・・潤子は「シンデレラ」では王子様ポジションなのだ。
第一ラウンドは・・・高嶺によるひばりの説得である。
「潤子さんは仕事をやめて一橋寺の嫁になる覚悟です」
「だめよ・・・あの女はお前を不幸にする」
「どうしてですか」
「私が嫌いだから」
「・・・」
高嶺の説得は失敗した。
・・・というか・・・言葉の通じる相手じゃないよね。
ひばりの言動は・・・「実は潤子と高嶺は兄妹」でもなければ頭がおかしなことになっているレベルである。
寺田光栄(小野武彦)の「高嶺には四人の恋人がいた」・・・実は交際はすべて高嶺が朴念仁すぎて自然消滅・・・的なやや甘い脚本だからな・・・。
まあ・・・王道だから・・・これでいいけどね。
今回は・・・潤子の墜落を中心に描くので息抜きを引き受けるのは・・・木村アーサー(速水もこみち)だった。
百絵のために三嶋聡(古川雄輝)への告白の席をセッティングするアーサー。
「さあ・・・三嶋さんへの秘めた思いを・・・」
「え」と驚く三嶋。
「思いは秘めていません」
「しかし」
「三嶋さんは・・・BLに出てくる好きなキャラに似ているだけで・・・」
「キャラ・・・」
「如月様は攻めの中の攻め・・・スーパー攻め様で・・・クーデレの神・・・ちなみにクーデレとはクールだけど相手と二人になるとデレてデュフフフフフ」
おしゃれな店内を闊歩する腐女子百絵だった・・・。
「・・・というわけで・・・三嶋さん・・・ごめんなさい」
「なんか・・・僕がふられた感じになってますけど・・・」
「若手の二枚目にはありがちなことですよ・・・奢ります」
第二ラウンドは高嶺と潤子のお寺訪問・・・。
しかし・・・ひばりに塩をまかれて撃退される二人だった。
第三ラウンドはひばりの「おでかけ」を張り込む高嶺と潤子。
ここで・・・高嶺は・・・潤子のために「あんぱん」「牛乳」「カニおにぎり」「マットレス」「玩具」などを法衣から取り出すが・・・カイロだけは準備していなかった。
滝行のし過ぎで体温調節機能が狂い、冬でも暖房入らずの身体になっているからだろう。
「お話だけでも聞いてください・・・」
「古臭いやり口ね・・・」
脚本家がついに自虐を始めた・・・。
すかさず・・・土下座する潤子。
「お願いします・・・一橋寺の嫁として・・・どんなことでもする覚悟です」
「・・・そうですか・・・その覚悟を見せてもらいましょう」
第四ラウンドは・・・ひばりの潤子いじめである。
その間・・・天音はどんな権利があるのかわからないが・・・不動産関連のデベロッパーと一橋寺取り壊しの打ちあわせを進める。
そのことをひばりに告げる高嶺だが・・・ひばりは全く動じない。
そもそも・・・一橋寺を天音がどうにかできるわけがないが・・・ひばりがそういうことに疎い可能性もある。
まあ・・・このドラマの場合・・・基本的には「情」の部分で説明していくのだろう。
ひばりが・・・おそらく檀家筆頭である足利家に借金でもしていない限り・・・潤子が高嶺の嫁になれない「情」を持っているということである。
少なくとも・・・ひばりの振る舞いは足利香織(吉本実憂)よりも上の立場を示している。
ラブコメなので・・・あまり仕掛けすぎると・・・面白みが損なわれるが・・・ある程度の隠された謎は許容したい。
苦しいなりに辻褄はあわせているここまでである。
炊事洗濯掃除にひばりの買い物まで手伝わされ・・・披露困憊の潤子。
「潤子さん・・・無理をしないでください」
「星川さん・・・私はあなたを住職にしたい・・・そして住職のお嫁さんになりたいのです」
「潤子さん・・・」
見つめ合う二人・・・二人は顔を寄せるが那覇三休(寺田心)が会心のお邪魔虫である。
・・・最終回前なので。
最終ラウンド・・・大切な檀家の法要が近付き・・・潤子が手伝いを名乗り出る。
祖母の着物を着て・・・会食の給仕に挑む潤子だが・・・嫌味な賓客(大島蓉子)に汁物をぶちまけるという粗相をしてしまう。
「あなたが・・・どんな・・・努力をしても無駄よ・・・生まれも育ちも寺の嫁に相応しくない・・・第一・・・私はあなたが嫌いなの」
理不尽この上ないひばり・・・。
離れに下がった潤子の元へ高嶺がやってくる。
「席に戻ってください」
「あなたが心配です」
「私・・・星川さんの足手まといになりたくない・・・」
「足手まといなどではありません・・・潤子さん・・・私はあなたに・・・愛を教えてもらったのです」
「・・・」
「今の私があるのは・・・潤子さんのおかげです」
一人になった潤子に母から励ましの着信がある。
「大丈夫・・・」
「大丈夫よ・・・」
さらに・・・清宮から送別会の日程確認の着信・・・。
「どうかしたのか」
「どうもしません・・・」
「どうもしないって・・・声じゃないじゃないか」
「なんでもありません・・・」
潤子は送別会のスピーチの練習をする。
「私には夢がありました・・・いつかニューヨークで暮らす夢・・・ここはまるでニューヨークのような職場で・・・私の夢は半分かなったようでした・・・皆さんと過ごした時間・・・私はとても幸せでした・・・」
潤子のスピーチに耳をすまし・・・心が揺れる高嶺である。
愛を知らなかった自分に・・・愛を教えてくれた潤子。
潤子の夢を奪うことが・・・自分の愛なのか・・・という迷いが生じたのであった。
一方・・・ひばりから「京都に戻って修行をやり直せ」と命じられた天音は・・・豪華な食材を土産に桜庭家に潜入するのだった。
アーサーと百絵のひととき・・・。
「釣りではありませんよ」
「・・・」
「私は心からあなたを愛しています」
「なんだろう・・・この胸の高鳴りは・・・BLで感じる感動を何倍にも増幅したようなときめき・・・こんなにドキドキするのは生まれて初めて・・・」
「それは恋ですよ」
百絵は職場で踊りだすのだった。
百絵の演技プランは・・・今までの出演ドラマの中で・・・抜群じゃないか。
・・・まあ・・・地味な役が多かったからな。
消耗した潤子を一度家に送る高嶺・・・。
潤子は・・・英会話学校ELAを訪問して・・・仲間たちに温かい歓迎を受ける。
楽しかった日々を追憶する潤子に・・・アーサーは清宮の最初の妻が早世し・・・その後で潤子と出会った過去を明かす。
しかし・・・それは潤子にとって終わった恋であった・・・この時点では・・・。
ついに・・・建築スタッフを連れて・・・寺に殴りこみをかける天音。
何故か・・・動揺するひばり・・・。
「天音・・・馬鹿なことはやめなさい」
「何が馬鹿だ・・・兄さんは・・・桜庭さんの家に頻繁に出入りしているようですな。新しい家族でも作ったつもりですか。兄さんは・・・寺も女も手に入れていい気分でしょう・・・でも・・・あの婆がそんなに簡単に許してくれますかね」
「天音・・・」
「結局・・・兄さんは・・・婆に可愛がられて我儘放題に育ったんだ・・・婆に捨てられて・・・一人で生きて来た俺の気持ちはわからないよ」
「お祖母さまは・・・お前を捨てたりしていない」
「一度でも俺に会いにきたかよ・・・兄さんには他人の気持ちはわからない。兄さんは女を手に入れられていい気分かもしれないが・・・潤子さんはそのために夢を捨てたんだ・・・兄さんは・・・自分が寺も女も手に入れるために・・・潤子さんに夢を捨てさせたんじゃないか」
「・・・」
高嶺の心を抉る天音。
結局、騒動は天音の構ってほしい気持ちから生じたものだったらしい。
不動産屋としては迷惑な話なので・・・金銭的解決が求められることだろう・・・。
いや・・・契約のための文書偽造で通報されるぞ・・・。
しかし・・・潤子が夢を捨てて・・・嫁になる覚悟をしたように・・・高嶺は潤子のために・・・潤子を諦めようと決意する。
まあ・・・潤子の意志に反しているところが・・・論理的には矛盾しているが・・・なにしろ最終回前なのである。
いつものベンチで潤子と待ち合わせをする高嶺。
「待ち合わせして・・・星川さんと会うなんて・・・まるでデートみたい」
「・・・」
「お腹すいているでしょう・・・お弁当作ってきましたよ」
「潤子さん・・・あなたとは別れます」
「え」
「香織さんと結婚します」
「ええ」
「あなたのことはもう・・・大嫌いになりました」
「えええ」
・・・最終回前である。
街を彷徨った潤子の前に清宮が現れた。
清宮は潤子を抱きしめた。
・・・最終回前なのです。
頭のおかしな祖母と弟がいたら資産家でも結婚相手にそれなりに配慮するけどな。
申し訳ないもんな。
関連するキッドのブログ→第8話のレビュー
エリ「高嶺Pにあ~んさせて・・・歯ブラシぶっこみ・・・なんだかよくわからないけど・・・これが高嶺P受けの潤子攻めなのでしょうか~?・・・なんだかよくわからないけどセクシーな感じの調教プレイの一種でしゅか~。グフフ・・・。仏像ロイド皆さんは如来もあれば弥勒もありますが・・・チベット系の怪しいエロエロ仏は年齢制限があるのでじいやが鍵つき倉庫に収納していてご開帳なしなのでしゅ~。後でまこちゃんやアンナちゃんとこっそり覗いてみる予定でス~」
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コメント
キッドさん、こんばんは
登場人物が全員、説明不足なのも、
全員が人の話を聴かずに、自分の思い込みで動くのも、
ありし日の月9っぽくってワクワクします。
手料理を食べたことないって、
前に修行してなかったっけ、と思ったりもしましたが、
それは野暮ってやつですよね。
私の中での、今期の切ないカップル一位が
今日子×厄介なので(毎回泣いています)、
月曜にこのバカップル(誉めています)を見ると、
安心できるのも良かったです。
今日子さんもガッキー史上一番可愛いと思うけど、
潤子さんも、さとみちゃん史上一番ですね。
作務衣でも、ジャージでも可愛いってすごいです。
天音も、たいしたことないわ、と減らず口叩くくらい。
山下さんによれば、
「完全なハッピーエンド」らしいので、
安心して最終回を迎えたいと思います。
今期も面白いドラマが目白押しで、
キッドさんのレビューも大変かと存じますが、
毎日楽しみにしていますので、
どうかよろしくお願いします
投稿: mi-nuts | 2015年12月 8日 (火) 17時05分
高嶺さんは『私に恋したお坊さん』から、『私を愛したお坊さん』になったんですね。
『恋』は奪うもの、『愛』は与えるものと言いますもの。
恋に落ちてストーカーしてた男が、愛を知って愛する人のために身を引く決意をしたんですね。
斬新だと思ったドラマが、思いっきり昭和だったという。
“いつの時代の話だよ!”
最終回にあれやこれやを詰め込んで、終われるのかな?
それでも山Pのコメディ対応力の素晴らしさや立ち姿の美しさや儚さを演じさせたら天下一品とか、収穫いっぱいあったからいいけどさ。
潤子さんとのラブラブバカップルは、もう少し見ていたかった。
ひばりさんの背景は、私も妄想しております。
高嶺のお母さんは、潤子さんと同じ庶民の娘で寺に嫁いだけど、耐えられなくなって出ていった。高嶺のお父さんは後を追った。
確か両親は事故で亡くなったと言ってたから、その直後の事かな?って。
そして高嶺が好きになったのは、母親と似た潤子。
それなら、ひばりさんが反対するのも不幸になると考えるのも、ちょっとわかる。
やっぱり昭和だわ。
それでも最後はハッピーエンド。
シンデレラは王子様と結婚するしかないですものね。
投稿: なっち | 2015年12月 8日 (火) 18時28分
✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭
すべてお約束ですよねえ。
しかし・・・お約束というものを
お茶の間は必ずしも了解するものではないので
素人にもわかりやすいポイントも大切でございます。
高嶺と桜庭パパの裸のおつきあいとか
好きな人にあ~んさせるとか
愛しい人を見つめる眼差しとか
お姫様抱っことかは
説明不要でございます。
まあ・・・キッドは
とりあえず駆け落ちして
お土産買って帰ってくるというスタイルも
大好きですが
いよいよ最終回直前なので
「高嶺の家族に受け入れてもらう努力に励む潤子」
「潤子の本当の幸せに想いを巡らす高嶺」
その結果・・・「破局」という
超お約束展開でしたな。
手料理に関しては・・・まあ、奥が深いということなのでしょう。
はじめてのお弁当を食べてもらえなかった潤子の
憐れさ・・・高まりますな。
厄介今日子はリーガルハイの前段があっての
中段で・・・ひときわベストカップルになっていますが
こちらは初対面で
いきなりベストカップルですからねえ。
どんだけ相性がいいんだ・・・でございます。
美男美女なので出力全開で
ぶつかりあっても大丈夫な感じなのでしょうねえ。
高嶺は基本的に僧衣。
潤子は着せ替え人形的な要素もありますが
ジャージも作務衣もフィットしている感じが
微笑ましい。
クリスマスシーズンなので
毎年それなりにカップル続出ですが
今季は他にも「おかしの家カップル」とか
「身長差ありすぎカップル」とか
「釣りバカカップル」とか
「ハンターとエンジェルカップル」とか
「無能すぎるカップル」とか
「朝のカップル」とか
「大河のたたかれまくりカップル」とか
なかなかのカップルの乱舞でございますねえ。
まさにドラ充だらけの年末といえましょう。
まあ・・・ここはこれでハッヒーエンドでなければ
暴動起きますからねえ。
いよいよ・・・最終回シーズン。
はじまればおわる世界・・・。
高まると同時に淋しい季節でございます。
いよいよ冬到来ですのでご自愛くださりませ。
投稿: キッド | 2015年12月 8日 (火) 22時00分
キッドさん
こんばんは(*^^*)
昨夜はもう色々とビックリしちゃいました
実質はさとみちゃんと山下君のW主演なのに
ドラマを盛り上げるためとはいえ
最終回前に高嶺にここまでキツイ言葉を言わせ
嫌われキャラにするのって
なんか 違うような。。
潤子が1話のように仕事で悩んで涙を流すのには感情移入できても
3話もそうでしたが高嶺の言葉で泣いているシーンを時間をかけてじっくり流されても まったく心が動かないというか
見ていてキツイです
というか 高嶺の言葉が変すぎ‼︎
なんか昨夜はモヤモヤしちゃいましたが
キッドさんのブログを読んで
なるほど なるほど と納得して
心を落ち着かせています
最終回は
できれば早めに鬱展開からコメディに演出を変えて
楽しい気分で見させてもらいたいです(^-^)
天音役の志尊君はヒール役頑張ってますね
天音にも救いのあるラストでありますように☆
投稿: chiru | 2015年12月 9日 (水) 00時01分
帝国臣民はトンチキがお好き~なっち様、いらっしゃいませ~可愛いよ山P可愛いよ
そうですねえ・・・恋と愛の境界線は不鮮明ですが
高嶺にとって潤子は神様のような存在だったけれど
潤子によって人の道を歩き出した高嶺は
ようやく・・・潤子も人間だったと気がついた・・・ということでしょう。
それも・・・「高嶺には住職になってもらいたい」と
潤子が諭すことによって目覚めるわけです。
だから・・・高嶺も「潤子にはニューヨークに行ってもらいたい」と考える。
まさに・・・二人は賢者の贈りものを贈りあっているところです。
そのままでは・・・残念な結果が残るだけなので
二人は「本当に大切なこと」に来週きっと気が付くわけです。
まあ・・・それが「月9的な人生の真実」だったとしても
お茶の間にハッピーをふりまかないことには
始らない世界でございます。
今週はシリアス展開が多くて
バカップル部分が少なく・・・ちょっと淋しかった気もします。
高嶺と潤子がイチャイチャしてムフフってならないと
物足りない感じ・・・。
来週は盛大にそこを盛り上げてもらいたいと考えまする。
モリモリっと。
高嶺さんちの妄想・・・素晴らしゅうこざいますね。
もうそういう感じがたちこめていますよね。
ノーメイクでは凄い感じになる人が
本当に鬼婆じゃ・・・人生が虚しくなりますし・・・。
天音の京都行きも事故に関連した何かを
隠すための・・・よくある展開かもしれません。
まあ・・・そういう流れは本当はどうでもいい。
高嶺にぴったりの靴を潤子が捜し出して穿かせる。
それだけでハッピーエンドまちがいなしの物語。
どうか・・・素晴らしいフィナーレでありますように・・・。
まあ・・・キスは絶対すると思いますけれど~
投稿: キッド | 2015年12月 9日 (水) 02時41分
シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃいませ・・・大ファン
まあ・・・「月9」なのて
相思相愛の二人は・・・最終回直前には
別離を選択・・・これは譲れない一線なのですな。
そこをスムーズにこなせるかどうかで
最終回の・・・運命の再会そして永遠の愛を誓うが
盛り上がるかどうか決まるのでございます。
今回は・・・ほぼ高嶺と潤子にしぼり
潤子は高嶺のために全力疾走・・・。
そして高嶺は・・・潤子が尽くしてくれるほど
胸に愛が突き刺さって痛くなるという・・・
まずまずの展開でした。
本当は「駆け落ちしてお土産買って帰ってくる」のが
楽しいわけですが・・・
それだと最終回がグダグダする可能性がありますし。
ここは・・・高嶺が
「あんたがつきまとって迫ってきたのにその気になったらポイですか」
・・・的な態度で臨むのも・・・愛の試練というものでございましょう。
しかし・・・嘘が嫌いな高嶺が「嘘」をついてしまった以上・・・その試練は高嶺自身にもふりかかる。
まあ・・・基本的には潤子には桜庭王家が
高嶺には・・・魔法使いアーサーがついていますからね・・・。
そこはきっと「ガラスの靴」に導かれて
高嶺が隠した「真実」は潤子に発見してもらえることでしょう。
そして・・・クリスマス直前・・・二人は聖なる夜を過ごすことになるのです。
天音は・・・ポジション的には意地悪な上の姉なので
意地悪な下の姉である香織と
慰め合うことになると思います・・・。
ああ・・・泣いても笑っても最終回・・・。
楽しいとよろしいですねえ・・・。
投稿: キッド | 2015年12月 9日 (水) 02時58分
今回、和ませ役が百恵ちゃんとアーサーカップル!
ちょっと、三嶋さんが可愛そうでしたが(笑)
でも、やっぱり、一回お互いを思って分かれるという
展開は、分かっては、いましたが、
やっぱり、高嶺Pと潤子ちゃんの巧みな
やり取りがないと、何となく、物足りないです!
この二人の、コメディ最高ですから(^o^)
8話がてんこ盛りだったので(笑)
でも、最後の別れを告げる時の高嶺Pが
無表情な、心のない、最初の頃の高嶺に戻っていたのは
素晴らしかったです。
始まると、終わるのが早いドラマは、
面白いからなんでしょうね。
秋ドラ、お疲れ様でした!!
今年は、アルジャーノンとお坊さん
ふり幅が広く、楽しめた年でした。
存分に最終回を楽しみたいと思います。
投稿: ユキヒョウ | 2015年12月 9日 (水) 12時37分
絶滅危惧種~ユキヒョウ様、いらっしゃいませ~山下君愛好
幼い頃に心の一部が氷結してしまった高嶺・・・。
狭いながらも楽しい我が家で育ち
魔天楼を目指す潤子は春の桜の貴公子なのでございます。
高嶺の口に歯ブラシをつっこむだけでなく
優しく磨いてあげる聖なる恋人なのですねえ。
潤子はシンデレラの手とり足とりダンスをリードする王子様なのでございますから。
高嶺に積もった雪を春が融かして潤いとなるのでございます。
私なんか・・・王子様の相手にはなれない・・・
そういう高嶺の乙女心を
潤子の周囲は放置できない。
なにしろ・・・シンデレラはすでに
王子の意中の人ですからねえ。
高嶺の本心を求めて・・・潤子の家族や友人たちが
右往左往することになるでしょう。
大河ドラマでこれをやると・・・ものすごく恥ずかしい感じがしますが・・・。
月9ではこれをやらなくてどうするっの展開ですから~。
聖夜の奇跡的なハッピーエンドを心から願いたいものです。
アルジャーノンあり、お坊さんありで
充実の2015年・・・。
残りは三週間ほどでございます。
素晴らしい年末となるとよろしいですねえ。
投稿: キッド | 2015年12月 9日 (水) 21時44分