あたっく系

さて、74夜は通常営業ということで（笑）
とりあえず、2016年の東京オリンピック開催候補地決定おめでとうございます。

まぁ、絶対開催はされる事は無いと思いますが。
そんなとこでやったら絶対電車パンクするわ。

あと、都庁が折れてもしらんぞ。


というわけで、今回のテーマは「東京」。
タイトーの「スクランブルフォーメーション」をピックアップいたします。

古い時代の東京が色濃く滲み出てるシューティングです。

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新宿に落ちた隕石の影響で生まれし敵軍団を殲滅するために、１機の戦闘機が国会議事堂から飛び出すストーリーから、このゲームはスタートします。

まさにゲームだからできるすごいストーリー（笑）

１レバー２ボタンで真紅の戦闘機を操縦します。
ボタンは１つはショット、もう１つはフォーメーションチェンジに使用します。

フォーメーションチェンジは、自機の取得する小型機を２個以上持っている状態で発動させることが可能です。

チェンジボタンを押す度に、小型機がフォーメーションを変えていきます。

フォーメーションは

　・縦列編隊（攻撃範囲は狭いが地上・空中物を両方攻撃可能）
　・Ｖ字編隊（空中攻撃を強化、地上物は一切攻撃せず）
　・十字編隊（地上攻撃を強化、地上物は一切攻撃せず）

の３種類。

それぞれに一長一短があり、適宜使い分けて攻略していくのがベスト。

自機の装備している小型機には当たり判定がありますが、その時できる爆風によって敵弾を消去することが可能です。
この時は小型機を１機消費しますが、小型機のストックがある場合は、ストックの小型機の中から自機のオプションとして装備されます。

また、両方のボタンを押すと、小型機を消費して、ボンバーを生み出す事もできます。
爆風が通常の小型機被弾の爆風よりも大きくて、出現時間が長いのが特徴です。

ある程度は緊急手段として使えますが、爆風は地上空中問わず敵にヒットする上に敵弾も消去するので、難所の突破に絶大な威力を発揮します。

なお、小型機を装備するごとにスピードアップしていきます。
後半戦は小型機を全機失うことのないよう、注意を払う必要があります。


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シューティングとしては単純ですが、空中物と地上物の撃ち分けが非常に熱い絶妙な難易度のシューティングです。
高速ミサイルを撃ってくる地上物が比較的強く、空中物が飛び交う中、地上物をいかにフォーメーションの撃ち分けで対処するかがポイントのゲームです。

敵の攻撃の主力である高速ミサイルは、地上物・空中物問わず発射してくるため、これをいかに上手に捌くのが攻略の鍵になります。

その為、ある程度敵の出現パターンや行動ルーチンを知っておく事が前提になってきます。
このルーチンを覚えるか否かによって、攻略の度合いが大幅に変わってきます。

小型機をあまり減らさずに複合攻撃を切り抜けられれば、展開が面白くなっていくでしょう。





ただ、それを覚えるのは非常に大変なことですので、ライトに楽しみたいと言う人は、縦列編隊オンリーで戦うのがメインになってしまうかもしれません。
これだと小型機が無くなる可能性が大きいですが…（それ以上に後半戦が厳しすぎるかも）

また、自機を取り囲んで襲い掛かる「集中弾」や大型要塞なども、ゲームのメリハリを与える意味でも重要なポイントになります。

特に集中弾は初めて見ると、「ヒューン」と鳴るＳＥに驚くことかと思われます。

大型要塞は、対処法さえわかってしまえば、地上ミサイルで瞬殺できます。
ボスにしてはあっけない…


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このゲーム、展開がころころと変わる事で有名です。

背景のあるステージと、雲の中を行ったり来たりしながら、せわしなく戦う情景は、まさに乱戦といった雰囲気を作り出している、と言えるでしょう。

難易度も結構絶妙。
敵弾がいきなり出てくるような、昔のゲームさながらの仕様があるものの、敵弾を上手に交わして避けられた時は、結構爽快です。

ただ、撃ちまくりの爽快感にやや欠けるのが欠点です。

撃ち分けがあるせいで、時々撃ちたくても空中物や地上物が撃てない事が頻繁に起こるのは、ゲーム性を保つ上でも仕方のない事なのでしょうか。

フォーメーションにもっとバリエーションがあれば、面白いゲームに化けたかもしれません。

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で、このゲームの舞台は「東京」。
それも、１９８６年当時の東京です。

当然のごとく、当時の東京の情景が眼下に広がっていきます。
有名な名所をくるくる回るので、出た当時はそのドット絵のすごさに見入ってしまったことかと思われます。

中には、今では現存しない建造物もあるため、その風景は今見ると相当貴重なものだといえます。

スクランブルフォーメーションは出た当初から「環境用ゲーム」としての側面を垣間見せてくれた、近年まれに見るようなシューティングだと言えるでしょう。



＜１９８６東京探訪＞



↓国会議事堂から発進！



国会は一般公募のデザインらしいです。
ちなみに、このゲームは国会を飛び立って、また国会に舞い戻ってくるわけですが、その時に国会議事堂に通ずる道路まで再現されてあって、結構芸細です。
後半ステージだけに、激ムズなのですが…


↓赤坂上空を飛んでます



「く」の字になったビルです。
ちなみに、ここら辺のどこかを地上ミサイルで撃つと1upが出ます。
ゼビウスを意識した？


↓嗚呼、後楽園球場



個人的には見所。
目に焼き付けとけ、後楽園球場。
元々は巨人・日ハムのホーム球場だったところですね。

ちなみにK-HEXは自他共に認めるホークスファン（関係ない）。
だからアンチ巨人なのだー、うえあー。


↓特徴的な形、代々木競技場



国立代々木競技場ですね。
最近つまんなくなりつつある（笑）K-1でも使われます。


↓そして隕石の落下した新宿…



都庁の無い「新宿」に時代を感じますね。



見所は、今では現存しない「後楽園球場」につきるでしょう。

ビッグエッグこと「東京ドーム」や、新宿の「都庁」が存在しないのも、時代を感じさせます。

ちなみにディズニーランドもあるとか（削除されたバージョンもあるらしい）。
東京探訪なのに、千葉にも行くのかしら？