まにわにのヤラレっぷりがひどい。(刀語 第2話レビュー)
刀語
第2話「斬刀 鈍」
★★★★☆
第2話「斬刀 鈍」
★★★★☆
七花ととがめの、完成形変体刀蒐集の旅が始まった。
まず彼らが蒐集に向かったのは、居合いの達人・宇練銀閣が所有するという斬刀・鈍。
鳥取藩全土を飲み込んだ因幡砂漠にある下酷城に立てこもる宇練銀閣を訪ねる為、行けども行けども続く砂漠地帯をひた歩く二人。
そして、体力の無いとがめの心が折れそうになるほど歩いた後に辿り着いた下酷城で、とがめと宇練銀閣との話し合いが始まった。
一見冷静な対応を見せる宇練銀閣であったが、果たして彼の返答とは…。
(公式サイト「あらすじ」より抜粋)
銀閣との対戦もアツくて素敵でしたが、それ以上に刀語のキモが「会話劇」である事を意識させられたエピソードでした。
まさか前半の30分近くを七花ととがめの会話で消費してしまうとは・・・
それでいて飽きさせないんだから、やはり西尾維新ってのは凄い作家なんだなと思い知らされます。
・・・まぁ化物語と比較してしまうのは無粋ってもんでしょう。
あちらはシャフト演出との融合性が高いですからね、文字通りアニメ界に現れた化け物です。
兎も角、主人公のキメ台詞は重要な要素ですね。
今回決まった「ただしその頃には、あんたは八つ裂きになっているだろうけどな」は、とがめの独特なセンスが光る一節であります。
実際銀閣を倒す際のキメ台詞として格好よく聞こえちゃったんだから、結果オーライと言わざるをえませんね。
てか七花さん、何の躊躇もなく相手を殺しちゃうのな。
真剣勝負とはいえ、相手に情けをかける事の多いこのご時世では非常に珍しいタイプの主人公と言えます。
また銀閣の今際の際の一言が泣けるんだわ・・・
相手が満足して逝けるのであれば、こういう真剣勝負も悪くない。
切ない末路ではありましたが、ようやっと使命から開放された彼の死に顔は、きっと安らかなものだったに違いありません。
ええ、直前にとがめが踏み台にされた事なんて忘れてしまうほど良いシーンでしたよ、はい。
そんなこんなで七花ととがめの旅はまだまだ続きます。
しっかし今回のまにわには雑魚過ぎたな・・・話題に上げる気にもならんかったわw


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