おかみ三代女の戦い(花咲くいろは 第13話レビュー)
第13話「四十万の女 ~傷心MIX~」
★★★★★
母親を車に乗せ戻ってきた緒花たち。
皐月は着くなり、浴衣のデザインやお茶菓子、お風呂の時間について、いろいろと指摘する。
菜子はそんな彼女を素敵と思い、小さい頃から姉にいじめられてきた縁は威圧的なオーラにひるみ、
次郎丸は皐月の艶めかしく白いうなじにやられていた。
一方、スイと緒花は皐月と距離を取っていたのだが……。
仕事を通してスイ、皐月、緒花それぞれの気持ちが交錯。
四十万の女たちの物語に新たな1ページが加わる。
(公式サイト「ストーリー」より抜粋)
なんだかんだで、結局親子の絆ってのは断ち切れないものなんだなぁ。
絶縁状態とは言っても、女将にとって皐月は娘以外の何者でもないんですよね。
頭を下げてまで厨房に入り、娘の好物を振る舞う女将の姿にちょっとニヤニヤしてしまいました。
緒花と皐月の話をする女将も、心なしか楽しそうでしたね。
手のかかる子ほど可愛いというか、つまるところ女将はツンデレという事でFAだね!(違)
親子三代で酒を飲み交わす(緒花は炭酸)シーンは、これまでの話の中でも屈指の名シーンに思えました。
こういう場ってのは無礼講というか、人間の本音が聞ける数少ない場面ですからね。
皐月にしろ女将にしろ、それぞれの関係に深い怨恨が残っていなくてよかった・・・
・・・尤も、二人とも歳を重ねて丸くなったのかもしれませんが。
皐月は娘も出来たわけだし、喜翆荘を飛び出した当時とは価値観も変わっていて当たり前なんですよね。
今ならば、女将の気持ちも理解出来ているのかもしれません。
気を張って旅館を経営しているとはいえ、女将も本当はみんなと仲良く暮らしたいんだろうな。
酒に呑まれてコロっと逝ってしまうのではないかとちょっぴり不安でしたが、そこまで残酷なスタッフじゃありませんね。
最後には縁の見せ場も作ってくれたし、四十万家のフォローは今回の話で出来たのではないかと思われます。
てか縁さんヘタレすぎるよなぁ・・・もっと頑張れ番頭はん。
んでもって緒花の失恋フラグは確定か。
孝ちゃんあはれなり・・・明確に緒花を振ったわけではないのにね。
彼が緒花を取り戻すには、もう喜翆荘に就職するしかないと思うよ?うん。
にほんブログ村
↑ブログランキングに参加しています。
よろしければクリックをお願いします。
web拍手です。
気に入って頂けたらぽちっと押してみて下さい。
ついでにコメント頂けると嬉しいです。
この記事へのコメント: