
『fastcodesign.com』に見ているだけで楽しくなる記事が出ていたのでご紹介。
2010年に出てきたプロダクトのうち、インターフェイスのデザインが素晴らしかったものを12個ほどピックアップしてくれています。
以下、ちょっとづつ解説をば。
1. FLUD

まず1番最初に紹介されていたのは、iPhoneアプリ、『FLUD』。素晴らしくデザインされたRSSリーダーアプリです。アイコンもイケてます。
2. Cortex

『Cortex』はChromeで機能するExtension。Facebook, Twitter, Tumblr, or Instapaperにマウスジェスチャーだけで瞬時に投稿できるスグレモノです。
3. IOBR

『IOBR』は幼児のためのソーシャルメディア。(というよりはコミュニケーションツールですが。)幼児は上のように、ボックスに三角や四角のブロックを入れることで今何をしているのかを周りに伝えることができます。なぜなら、それぞれのブロックは「歯磨き」や「お昼寝」などの意味を持っているからです。
4. Multi Touch Light Table

『Multi Touch Light Table』はDJがやりたいことを全て可能にするターンテーブルとミキサーの機能の両方を兼ね備えたタッチスクリーン型デジタルツール。以下の動画を見てもらうと、わかりやすいのではないかと思います。
5. Gesture Remote

こういうのを待っていた!『Gesture Remote』は動かすことによってチャネルやボリュームやソーシャルネットワークへの投稿などといった操作ができるTV-webリモコン。
6. Meta Mirror

『Meta Mirror』はアイルランドのデザインファーム、Notionによるコンセプトアプリ。このアプリを使って、TVを観ると、そのコンテンツに関連する情報が表示され、よりインタラクティブに様々な情報を得ることができます。
7. Speed Dial
『Speed Dial』は数字やアルファベットなどではなく、上下左右の並べ方でロックすることができる鍵。数値より方向の方が忘れにくいらしいです。確かに、『上上下下左右左右BA』みたいなのって今でも忘れないですねー。デザインもシンプルでかっこよい。
8. Seabird

『Seabird』はこれまでのスマートフォンの課題を解決するコンセプトプロダクト。その問題とはディスプレイが小さすぎること。
その問題を『Seabird』はデバイスの外にインターフェイスを映しだすことによって解決しようとしています。
以下の動画がわかりやすい。
9. John's Phone

John Doe Amsterdam がデザインした携帯は『Seabird』とは全く逆のアプローチ。彼の作った『John"s Phone』は今の携帯に付いている無駄な機能をそぎ落とし、電話の発信と受信という2つの機能に特化したもの。
10. Ref

『Ref』は脈波を読み取り動くアームバンド。よじれたり、曲がったりといったアクションで自分の精神状態をよりわかりやすく伝えてくれ、将来的には精神療法などでの利用を視野にいれている模様です。
11. IDEO ATM

あのIDEOがスペインの銀行、BBVAの依頼で造ったATMがこちら。非常にシンプルなインターフェイスでスロットはATMのカードを入れるものとそれ以外の全てを担うスロットの2つのみ。より詳しくは以下の動画をどうぞ。
The Future of Self-Service Banking from IDEO on Vimeo.
12. Web Design

最後は少し妙な選定ですが、Web Designが挙がっていました。その理由としては、Webアプリにおいては、もはや「デザイン」という言葉を意識しなくてもいいほどにその概念が発展、一般化してきていることを挙げています。確かに、FlipboardやInstapaperは素晴らしい。
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こういうのは本当に見ていて楽しいですねー。こういったものが当たり前になるミライが早く来てもらいたいところ!
【参考】
『12 of the Year's Best Ideas in Interface Design [Slideshow] | Co.Design』
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※こちらの記事はTMHブログポータル(http://www.tribalmedia.co.jp/blog/)の方にも転載いただいております!