海外ドラマ大好きな「韓ドラおばさん」のドラマレビューです。自分なりのあらすじ(ネタバレ多し)や感想を語りたくてこのブログを始めました。 レビューは「フィクション」に対する感想です。どうぞ誤解のなきように

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監獄のお姫様 ネタバレと感想 第7話 「女優」が女優になった日

宮藤官九郎さん脚本の【監獄のお姫さま】、第7話は「告白」です。

最近この「副題」にひねりがないドラマが多いけれど、さすがはクドカン、かなり時間をかけてくれてますよね。今回の「告白」もいったい誰のどれを指しているのか、その「告白」は果たして真実なのか、などをあれこれ考えるだけで楽しくなっちまう(やっぱりオタクな)おばさんです

以下またしても暑苦しい()ネタバレのあらすじです監獄のお姫様のネタバレ感想行きますよ~(^^)/

まず順当に行くなら「告白=恋の告白」として長谷川のカヨへのそれが挙げられるでしょう。長谷川は、法廷では「しょぼくれたおばさん」としか思えなかったのが、何度か刑務所に面会に来るうちに女性として意識するようになり、今では「獄中結婚を前提とした獄中交際」をしたいと思うようにまでなったのだとか

昭和41年(1966年)9月6日生まれのカヨが、2012年に32歳だった「のぶりん」こと長谷川のプロポーズにうっとりするのも無理ありませんいただきました♬。しかも相手は(そうは見えんけど)凄腕のイケメン検事なのです。いや~あのねのねの原田伸郎さんの愛称がのぶりんとは知らんかった

当時は、カヨの残りの刑期がまだあと2年以上あると聞いて持ち帰りにしてもらった長谷川ですが、今現在ああして現場に呼ばれたということは、その2年間もふたりは付き合っていたということで良いのでしょうか。それとも、今では一度も「カヨ、のぶりんと呼び合わないところを見ると、その後状況はビミョーに変わってしまったのでしょうか

さて2つめの「告白」はふたばのそれです。素性が知られたふたばは刑事に問い詰められてこんな告白をいたしました

自立と再生の女子刑務所では、まさに女王バチのようなしのぶが女囚を従えてトップに君臨し、4人の最強おばさんを従えて吾郎への復讐の機会を狙っていた。財テク、女優、姐御、そして「冷静に」(注:勇介がそう呼んだのでそのまま拝借したらしい)は、史上最悪の熟女軍団、その名も「わるウーマン」と呼ばれていた

それからふたばは4人の特徴を挙げていくんですが、その裏で例のガレージでは、その説明を真逆に裏付けるような「可愛いおばちゃん軍団がわちゃわちゃ盛り上がっていたのには大笑いです。ふたばはあの時懐に手を突っ込んで、皆に「助けて、ヤバイ、問い詰められてる」とメールを送っていたのです。

「暴走族上がりの武闘派」のはずの女優はふたばを助けるために襲撃しなくちゃいけないと慌てふためき襲撃に必要なものを探し始める「冷酷無比にしてIQ160越えの知能犯=財テク(発音は「Zai-Tech」風)」は、言葉が出てこないため、「あの、ほら、さっき見た、赤い、赤くて、鈍器、コマネチ、たけし、フライデー襲撃、傘、消火器!!とようやくたどり着く始末

~あ~分かる分かる。カヨが「リア充」に行くまで「もろきゅう」、そして「パティシエ」にいくまで「パスタ」と、ものすご~く遠くからくるのと一緒やね。あれで分かっちまうふたばにむしろ脱帽です

五社英雄が最後に愛したと言われるラストオブ極妻こと「眠れる獅子」の姐御(「Ane-Gou」、最後はちょいとフレンチ風に余韻を持たせるのを忘れずには、目開いたまま実際に寝てるし。眠れる獅子じゃなくて「眠れるおばちゃん」なんだもの。モチロン死んでませんし

そして「陰のリーダー“冷静に”がいったん冷静じゃなくなると誰も手を付けられない、奴こそ本物のPsychopath(サイコパス~ここはもう英語表記でしょ)」ことカヨにいたっては、慌て過ぎて自分でグローブをはめたらしいのに、それを見て「手が腫れてる!と仰天しちゃいます。いや~この辺は可笑しすぎて、暑苦しく逐一書かずにいられんてクドカン面白すぎ( *´艸`)

でもカヨが、ハサミをシャキシャキさせたのは、いかにもキョンキョンらしくてカッコよかった~

で、前置きが長すぎましたが、「ヤツラ」の復讐計画を知ったふたばは早速吾郎にこれを報告したところ、吾郎から「守ってほしい」との要請を受けたため、法務省に許可を取り、「古井わかば」と名を変えて秘書に成りすまし、吾郎を守っていたのだと説明しました

いわば潜入刑務官!!

それを台無しにされたと怒鳴られた刑事は即座にシュンとしてしまいます。さすがは鬼の刑務官でござりまするね。しかもふたばはそのままの勢いで「様子見」の電話をかけてきたカヨに罵詈雑言を浴びせかけます

あんたみたいな盛りのついたメスババアが正義とか言ってんじゃねえよ。もう一遍ブタ箱から出直すか!?大卒のク〇バエがっ!もうどうにも止まらない♬

いくら「芝居」と分かっていてもこれではカヨが落ち込むのも無理ありません。あのカヨの「ヒドイこれ2度目よね( *´艸`)」も結構好きです

でもこの「芝居」にも今回は「疑惑」の影がまとわりつきます

監獄内で復讐計画を練っていたカヨは、例の「復習(復讐)ノート」を落とし、それをふたばに拾われてしまいました。その前に話も聞かれちゃってましたしね。鈍い高山ならともかく、鋭いふたばが気づかぬはずもありません

それだけなら良いのですが、ふたばはこのノートをすべてコピーしていたのが気になりましたよね。あのコピーで彼女は何をしたのか?(何をするつもりなのか?)大いに気になるところです

個人的にはこれは単なる引っ掛けだと信じたいですけどね。何せ勇介はふたばを「初めて会った気がしない」と語っていたのだそうですからね。その勇介がカヨの電話に反応し、皆に教え込まれた「要求」を繰り返したシーンも泣けました。爆笑ヨーグルト姫事件の再審を要求する!!

その姫こそがあんたの本当のママなのよ「監獄のお姫様」はめっちゃ泣けるドラマなのです!思わずそう叫んでしまったのはおばさんだけでございましょうか。

また長谷川もふたばを疑いだします。というのもテレビで、彼女たちのニックネームが報道されてしまったからです。これが「関係者の証言」によると伝えられたことから、長谷川はてっきりふたばが最初からグルだったのではないかと考えたようです。しかもここで別に映ったふたばが、この放送を聞いてニヤリと不敵に笑うんですよね

でもでもあれは「冷静に」がいつの間にか「冷麺」になったことに対する笑いだと思いたいですね~個人的には

また今回は、懸案だった女優こと大門洋子の過去がついに明らかになりました。女優は「大洋泉」(大泉洋かと思いました~もちろん最初のキャスティングは伊勢谷友介です)に対するストーカー規制法違反で任意同行を求められた後、ストーカーするための資金稼ぎに働いた結婚詐欺が明るみに出た結果、懲役7年を食らってしまったのだそうです

最初は「恋神」を見るだけが楽しみだった獄中生活も、姫の冤罪を晴らすための資格を取るのに忙しくなり、刑期満了のその日、その時間までまったく気づかずにいたのだそうです。刑務所内で行われた居室対抗スポーツ大会において、しのぶと組んで卓球をし、小しゃぶとオバケとの対戦中に「その時」がやってきたのだそう。ちなみに掛け声は「ろくなもんじゃねい!しのぶと女優の絆が偲ばれますね~(/_;)です。

出所後は実家には戻らず更生保護施設に入所し、ベビーシッターとして働いていたところ、縁があって再び下北に大洋泉を観にいくのですが、まったくときめかなかったことから、自らの青春は終わったと自覚しました。その後またまた偶然に大洋泉に再会し、一緒に飲みに行った後、こともあろうに襲われそうになりますが、これをゴミの山に突き飛ばすと、新たな運が巡ってきます

なんと女優は大好きな「恋神」(正式名称、「この恋は幻なんかじゃないはず、だって私は生きているから、神様ありがとう」~シーズン4は「泥沼」)のエキストラとして出演要請されたのだそうですあ~絶対にこのタイトルだけは書くまいと誓っていたのにやっぱり書いてしもた(;´Д`A ```。しかも待望の新シーズン、シーズン5とあって夢心地のうちに演技したその姿は、相変わらず雑居房にいたしのぶの目に留まったそうです

あ、今女優さん、映ってました!

そっか~女優さん、女優になったんだね夏帆の姫が可愛すぎ( *´艸`)と微笑むしのぶは、やっぱり無実に違いありませんよね

その頃このしのぶをはじめとする皆は、吾郎への復讐方法にいつも頭を悩ませていました。そこでいつも「ハニートラップ」を主張していた財テクが、ついにその罠を仕掛けるようです。も~ミイラ取りがミイラにならんとええのですけど

それ以外では、女優が出所する時、ちょうどクレーンの練習中だった財テクが、そのクレーンに乗ったまま近くに行き、クレーンで女優と握手したシーンが可愛かったな~ETみたいで

来週はどうやら晴海がふたばに頼んで吾郎に会いに行くようです。それに尾美としのりさんとIKKOさんの姿も見えていましたね。お勤めご苦労さんですというからにはあれが「わけえの」の成れの果てでしょうか??

~あの顔を見ると「鬼平のうさぎ」を思いだしちまうこのおばさんは、尾美さんの名前がすぐに出てこないため、ネットで「鬼平、うさぎ」とググるのが常です

ドラマを見た後、そのシーンを思い出しながらこれを書いている時間も実に楽しい「監獄のお姫様」もいよいよ終盤ですね~。来週の放送も今からむっちゃ楽しみです監獄のお姫様が面白すぎ(^^)/

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