今回ご紹介する動画は日本在住の投稿者さんが、
久しぶりに母国に帰省された時に制作したもので、
現地で感じた逆カルチャーショックを紹介しておられます。
要点は以下です。
「日本人は本当に礼儀が正しい。
特に店員の礼儀やサービス精神は見事だ。
一方で地元では『仕事は仕事』と割り切っている人が多く、
お店のサービスのレベルは満足出来るものではなかった。
テーマパークに行った時のことを思い返してみると、
我慢が出来ず、騒がしく、威張る人がおり、
子どもたちは自由奔放に振舞っていた。
これは日本から数年ぶりに帰ってきて初めて気づいた点だ。
帰国してから映画館にも行った。
映画が始まってからも劇場では話し声が止まず、
携帯電話で会話をしてる人たちもいた。
こういった事は、日本では絶対にあり得ないことだ」
母国の事だからこそ言える不満を忌憚なく口にされていますが、
「アメリカ人は一般的に気が良い人が多く、
母国に帰ってこられたのは嬉しい」とも口にされています。
この投稿に、米国の人々から様々な声が寄せられていました。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。
Jason in the U.S. - Ugly Americans ■ 逆カルチャーショックだね!
自分もまったく同じような体験をしたよ。
僕の場合は結局数年後に日本に戻った :)
日本在住 ■ 言ってる事は分かる。
今は小売店で、前はファストフード店で働いてたんだけど、
もっと僕らはマナーを大事にするべきだと感じてるw
アメリカ ■ 誰もが礼儀正しくてサービスも良い国から戻ったわけだから。
もちろん大きなショックを受けるだろうね。
アメリカ■ 悲しいことだと思うけど、事実なんだよなぁ。
アメリカ■ こういう日本との文化の相違は一番分かりやすい違いの1つだよね。
日本人の礼儀正しさはほとんどの人が指摘する点だもん。
それからどれだけ日本人や日本という国が好きかも、
みんなこぞって口にするんだ。
アメリカ■ 日本帰りの逆カルチャーショックだっていうから、
礼儀正しさの話は出てくるだろうなって思ったよ。
カナダ■ 俺が体験した逆カルチャーショックの話をいくつか……。
航空会社の人が離陸して2分後にいきなり乗客と揉め始めたんだ!
あと中西部の土地の広さにもビックリした。
みんな巨大な庭でスプリンクラーをガンガン使ってるんだけど、
「水の無駄遣いをやめよう」
って各家庭に言って回りたくなったよ。
アメリカ■ 俺は180センチあるんだけど、
日本人から「背が高いね」って言われるのよ。
だけどアメリカに戻るとそんなふうには感じないw
日本在住 ■ 180センチで背が高いって言われるの?
日本に俺に合う洋服はあるのかな……。
スウェーデン■ 日本に1年間滞在したあと地元に戻ったときは、
映画館にいる人達の声の大きさにかなりのショックを受けた!
それでも盛り上がらずに場内がシラ~としてるよりは、
みんなで盛り上がりながら観てるほうが個人的には好きかな。
日本だとみんな静かだから笑いをこらえちゃったりするんだよ。
受け止め方は人それぞれなのかもしれんね。
アメリカ■ お帰りなさい…… :/
俺たちはそういう場面に毎日遭遇してるよ……。
アメリカ ■ でも結局のところ、やっぱり母国は良いものなのかな?
1週間じゃそれを実感するのは早過ぎるかもしれないが。
イギリス ■ まあそんな悪くはないかな。徐々に慣れてきた……。
投稿者■ 逆カルチャーショックってそんなに強く受けるものなのか!
すぐになくなってくれるといいけどね。
そんな僕も5年ぶりに母国に帰った時は、
「自分はこの国の人間なんだ」って感覚を取り戻すまでに、
やっぱ5、6ヶ月くらいはかかっちゃったな。
日本在住■ 俺も逆カルチャーショックにはずっと興味があった。
こっちのお店のサービスにはガッカリするものなのか。
日本のサービスもそんな変わらないと思うが。
独出身■ 逆カルチャーショックってやっぱあるものだよねぇ。
アメリカ ■ たしかにこっちのサービスは良くないなぁ。
本人たちもサービスを良くしたいって願望はあると思うけど。
お客さんが来るからこそ給料をもらえるわけなんだから。
アメリカ■ カルチャーショックってやっぱ嫌なものなの?
他の人たちからすればケベックの人は、
英語もフランス語もお手の物って考えられてると思うけど、
僕はフランス人と接してる時は基本かなり違いを感じる。
カナダ ■ 強いカルチャーショックはまだ日本で体験したことないよ。
色々と頭を切り替えないといけないけどね。
物価とか気温の単位とか時差とか。
投稿者■ まったくもってその通り!
日本で受けられてたサービスが本当に恋しい。
日本在住 ■ 何だかんだ自国の接客も俺は好きだけどね。
なんて言うか……みんな正直なわけよ。
楽しくもないのに無理やりハッピーな振りなんてしないしさ。
日本の店員さんたちも全員が笑顔でいるわけじゃないけど、
俺たちにはない、何か責任感みたいなものを感じてるんだろうね。
まあ俺の例は、小さな街の話だけどさ。
アメリカ■ 君が指摘する日本との違いに同意せざるを得ない。
日本から母国に戻った時は君とほぼまったく同じ感想を持ったよ。
税関もナリタの職員の物腰の柔らかさと比較したら、
かなり威圧的に感じてしまったから。
あとカスタマーサービスの落差にも驚いた。
まぁ客側の態度だって良くない時もあるからね。
アメリカ ■ 礼儀に関する苦言は理解できるよ……。
日本人は自分以外の人たちのことを尊重してくれる。
自分が軽んじられてるように感じる事がないんだよ。
もう日本以外の国で住むなんて考えられないよ……。
日本在住 ■ 日本にはまた違ったタイプの「非礼」がある。
例えば会社とかの組織にいる中年の男の人たちは、
社内にいる年下の人間に対して態度が良くない。
日本では年齢による上下関係がハッキリしてるから。
そういう行為は日本語で"いばる"っていうんだけど、
男女問わず日本の一定の年齢層の人たちの中には、
店員に対してはキツイ態度を取る人もいる。
アメリカ ■ 確かに日本人も態度がキツくなる時があるね。
結局どこの国でもそのあたりは一緒なんだろう。
僕個人はそういう場面に遭遇した事はあまりないけど。
投稿者 ■ 年上の人を敬うのって個人的には良い事だとずっと思ってた。
昔は世界中の国にあった文化だと思うんだよ。
アメリカ■ 投稿者さんの話をうんうん頷きながら聞いてたw
アメリカ■ 礼儀がないとかそういうことじゃなくて、
単純に自分の気持ちに正直な人が多いだけなんだよ。
別にそれって悪いことではないと思うんだ。
これは単に、文化の違いにショックを受けたってだけの話でしょ。
それぞれの国にそれぞれの文化があるんだから、
違いがあるのは至極当然の事なんだよ。
アメリカ こういった自国批判とも取れる動画で、
個人的にいつも素敵だなと思うアメリカ人の態度は、
「それならこっちに帰ってこなくていい」など、
そういったコメントがほとんどない事です。
様々な意見が尊重されているのが、素晴らしいと思います。
- 関連記事
-

↑皆様の応援が、皆様が考えている以上に励みになります。