ACCESS、Android向けにブラウザなど提供開始
ACCESSは、一般ユーザー向けにアプリを配信する「NetFront Life」シリーズを発表した。スマートフォン向けとしてAndroid対応の4つのアプリがラインナップされ、Androidマーケットからダウンロードできる。今後はAndroidタブレット向けにも提供される予定。
今回「NetFront Life」シリーズとして配信が開始されたのは、HTML5対応のブラウザ「NetFront Life Browser」、ドキュメントビューワー「NetFront Life Documents」、ホーム画面「NetFront Life Screen」の3つ。これに一筆書きソフト「Graffiti」の最新版を加えた4つのアプリを「NetFront Life」シリーズとして展開する。
アプリはいずれも無料だが、「NetFront Life Documents」には有料版も用意されている。
「NetFront Life Browser」はACCESSのNetFrontシリーズのノウハウを反映させたブラウザアプリで、Android 2.1~に対応。よく使う機能をまとめすばやくアクセスできるページを用意するほか、片手でズームイン・ズームアウトの操作が可能。Android 2.2搭載でFlash 10.1をサポートした端末であれば、Flashを利用したWebサイトを閲覧できる。
読み込みに時間がかかるページはサムネイル表示で全体を把握しやすくなっているほか、ページを斜めに表示する機能、ページの一部分を切り抜いてスクラップブックのように保存できる機能、ページ内のしおり機能など、ユニークな機能も用意されている。検索機能はヤフーと提携し、Yahoo!JAPANの広告連動型検索機能を搭載。Yahoo!JAPANの各種サービスにもアクセスしやすくなっている。
「NetFront Life Documents」は、Microsoft OfficeのWord、Excel、PowerPointの表示に対応したビューワーアプリ。Android 1.6~に対応する。広告付きの無料版と、広告なしで1.99ドルの有料版が用意されている。
「NetFront Life Screen」は、ホーム画面をカスタマイズできるアプリで、ACCESS独自のPowerUIを搭載。Android 2.1~に対応する。「リングリスト」表示機能では、登録されたアプリの内容をプレビュー表示で確認できるほか、「キューブランチャ」ではアプリ一覧画面をサイコロの目のように回転させて切り替えられる。
2010/11/15 13:43