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「切替え~る」で簡単にリモートPCを操作
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切り替え~る
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コレガの「切替え~る」(CG-UMPC2RUL)は、見た目は真ん中に精密機器が入ったUSBリンクケーブルだが、実はUSBケーブルに繋がる一方のパソコンから、反対側のケーブルコネクタに繋がるもう一方のパソコンを操作できるというものだ。
例えば、ネットブックなどをセカンドPCとして買ったものの、キーボードが小さく、入力がおっくうだというとき、本製品を利用して大きなディスプレイとキーボードで操作するとか、ディスプレイの調子が良くないパソコンの操作を本製品を繋いだ別のパソコンで操作するとか、いろいろ使い道のある製品だと思う。
「2つのパソコンが繋がる、リモートで動かせる」というと、ネットワークの設定が面倒くさいと感じる人もいるだろう。だがこれは実に簡単。片方のUSBコネクタにはREMOTE、もう片方のUSBコネクタにはLOCALと書いてあるのだ。リモート操作されるパソコンをREMOTE、操作するパソコンをLOCALに繋げると、自動でドライバがインストールされる。筆者のパソコンの場合はいずれも再起動を促されたので、再起動後に再度2つのパソコンを接続すると、メモリ類やCD-ROMを挿入したときに表示される自動再生のウィンドウが表示され、この製品のアイコンをクリックすれば、リモート側パソコンの画面が表示される。
USBリンクケーブル同様に、パソコン間でのファイルのやりとりも可能だ。ただしリモートデスクトップの画面にドラッグ&ドロップをしてもコピーはできず、ファイルマネージャーのような、どこか懐かしいファイルシステムを用いてファイルをやりとりできる。こちらはドラッグ&ドロップが可能だ。
ケーブルの間にはUSBポートがひとつある。これはローカル側、つまり操作する側のパソコンのUSBポートして使える。本製品を利用しても、USBポートの空きがなくなって困るということは発生しないのは嬉しい仕様だ。
本製品でできることは特別なことではない。本製品を使わずとも、ソフトを追加したり、OSの機能を駆使すればできる。しかし本製品の最大の特徴は「設定がとにかく楽」これに尽きる。極端な話、パソコンの素人でもリモートデスクトップで、リモート側のパソコンを動かすことぐらいはできるはずだ。対応OSは、Windows Vista/XP/2000。いずれも32bit版のみの対応であることに注意されたい。
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接続ステータス
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データ転送も可能
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製品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
CG-UMPC2RUL |
コレガ |
5322円 |
Amazon.co.jp |
■ URL
製品情報
http://corega.jp/prod/umpc2rul/
(山谷 剛史)
2009/05/11 10:48
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ケータイWatch編集部 [email protected]
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