ケータイWatch　本日の一品

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余ったケーブルはボクたちにお巻かせ！「お巻かせモペッツ」

「お巻かせモペッツ」パッケージ。ラインナップは全9種類

　エレコムの「Groomy」に端を発した、動物ぬいぐるみを模したパソコン関連機器は、発売当時に話題になっていた癒しブームにも乗って爆発的なヒット商品となり、今やすっかりPCサプライとして市民権を得てしまった。男性に連れられて量販店にやって来た女性が、クリーナー展示コーナーの一角に陣取る彼らに目に留め、買っていくケースも多いと聞く。本物のぬいぐるみと比較すると造形の甘さも目立つが、そういった部分を云々するグッズではないだろう。それまでひときわ地味だったパソコン関連量販店のクリーナーコーナーを華やかにした功績は大きい。

　さて、今回紹介するのはそんな動物ぬいぐるみサプライの亜種、サンワサプライの「お巻かせモペッツ」だ。動物ぬいぐるみの胴体部分がマジックテープになっており、ケーブルの束を結束したり、余ったケーブルをまとめられるというシロモノである。写真にある「いぬ」「ぞう」「ぱんだ」をはじめ9種類の動物がラインナップされており、好みに合わせてチョイスできる。ちなみにほとんどの動物は胴体がマジックテープになっているが、「ぞう」と「かめれおん」はそれぞれ鼻と舌がマジックテープになっているという凝り様である。

　マジックテープの長さは15cmほどあり、かなり太い束に巻くことも可能だ。とはいえ固定する力はそれほど強いわけではないので、あくまでマウスの余剰ケーブルをまとめるのが主目的と考えておけばよいだろう。また、マジックテープは全面どこでも固定できるというわけではなく、動物の後頭部でのみ固定できる仕組みなので、中途半端に巻いた状態では固定することができない。15cmの胴体すべてを巻きつけ、後頭部にくっつけてようやく「お巻かせ」状態の完成となるわけである。利用にあたっては注意が必要だろう。

　余談だが、これら動物ぬいぐるみサプライにおいては、各社とも猫の取り扱いはあまり多くない。今回紹介した「お巻かせモペッツ」も、9種類の動物がラインナップされていながら、猫は含まれていないのだ。メーカーの担当者に事情を聞いたところ、猫の場合は縞模様やブチなど、一枚の布地では表現できない模様が多く、ほかの動物に比べて製造コストがかかってしまうそうだ。猫好きの人にとっては残念だが、今回のラインナップの売れ行きがよければ猫の製品化もあるかもしれない。期待しよう。


筆者が購入した「いぬ」。ちょっとおマヌケな顔がキュート	胴体がマジックテープになっている。長さは15cmほど


マウスの余剰ケーブルを結束したところ	後頭部でマジックテープを固定する仕組み	ドアノブにつけても楽しいかも

品名	発売元	購入価格
お巻かせモペッツ	サンワサプライ	556円

■ ＵＲＬ
　ニュースリリース
　 http://www.sanwa.co.jp/news/200407/200407_03.html

（kizuki）
2004/09/21 10:57

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