Junk Head な奴らアニメ　化物語第12話「つばさキャット其ノ貮」　感想

アニメ　化物語第12話「つばさキャット其ノ貮」　感想

「こうして今日，6/13は恋人と初めてデートをした，僕にとって記念すべき日になるはずだった……のだが」

ひたぎさんの可愛さがたまらないです。戦場ヶ原蕩れ。

実写版お弁当が。
ウィンナーでかにさんを作っています。
ひたぎさんのほうは，KOYOMIとハートマークのお弁当でした。
アララギくんのアホ毛を描いているようです。

「どうしたの，アララギくん。あ～んってば」
「えい」

なんというバカップルなイベントを。

First Date は父親同伴でした。
車内では黒い子で悪い子のひたぎさんでした。

「これからは毎日一緒にお勉強ね」
この手つきがやらしいのですが。
ひたぎさんのおかげでテストの成績が上がっていました。

準備をするために先にひたぎさんが車から降りて，車内で父親と会話を。
父は仕事人間でひたぎが助けを必要としているときに側にいてやれませんでしたが，ひたぎの側にいて助けてくれたアララギに感謝しています。。

車から降りて連行されます。

目を開いていい許可が出て，そこで見たのは，満天の星空でした。

「あれがデネブ，アルタイル，ベガ，有名な夏の大三角」
「そこから右にそれて，あの辺りがへびつかい座よ」

「これで全部よ。わたしが持っているもの，全部」
「勉強を教えられること，可愛い後輩とぶっきらぼうなお父さん，それにこの星空。わたしが持っているのはこれくらいのもの，わたしがアララギくんにあげられるのはこれくらいのもの。これくらいで全部」
「まあ，厳密に言えば毒舌や暴言があるけれど」

過去に襲われた経験から，アララギを拒絶して失うことが怖いと語るひたぎさん。

「でもね，これまでのわたしの人生はあんまり幸福とはいえないものだったけれど，不幸だからこそ，アララギくんの気をひけたというならそれでよかったと思うの。それくらいわたしはアララギくんに参ってしまっている。だから絶対に何とかするから，少しだけそれは待って欲しい。だから現時点でわたしがアララギくんにあげられることは，今のところこの星空が最後」

子供のころ家族3人でここに来たことがあると。
この場所はひたぎの宝物でした。

「キスをしましょう，アララギくん」

こうしてこの日は特別な日になります。

そして星空を背景にしたEDに。
EDの歌詞はこの星空とリンクしていたんですね。

TV版最終回でしたが，いい最終回でした。
アララギ，ひたぎ，ひたぎ父の3人しか登場せず，ほとんどが会話のみで構成されていました。

アララギくんに自分があげられるものすべてを見せるのが，ひたぎさんの目的でした。
それを考えると，駿河と話していて，ひたぎの家に着くのが遅くなったとき，ひたぎが「思っていたより早かった」と言っていた訳，父親が同伴だった理由がわかります。

自分が得ることができるものではなく，与えられるもののことを考えているところから，ひたぎさんの愛の深さがわかります。

過去のトラウマゆえに，今はこれ以上あげられるものはなくても，そのトラウマがないキスを催促するひたぎさんが可愛すぎました。最初はキスをしますと，命令形でしたが，キスをしましょうと言い換えているところが良いです。いいツンデレです。

まだWeb配信情報が明らかになっていないようですが，つづきのあと3話も楽しみです。