花咲くいろは 第2話 「復讐するは、まかないにあり」
「Yes!! 刈り取る」
とりあえずやってみちゃうか
「誰かに期待しても傷つくだけだ」
授業参観にも来てくれない母親に対する失望……それが緒花の考え方に大きな影響を与えています。
前回も母を反面教師にしていることを語っていました。
「……だったら最初から何も期待しなければいい」
この考え方が緒花の対人関係にも影響を与えています。
それにしてもちびっ子緒花が可愛すぎる。
ということで他人の力は借りず自分の力で頑張ってみることに。
朝5時に起きて草刈り。民子よりも早く起きました。
今日は間違ってノビルを刈ることもしません。
あの母親の教えでここまで前向きになれるというのは凄いことです。
愛生さんの下で仲居の勉強をすることに。
なんだか緒花が下につくことを嫌がっているのですが。
どうやら教え下手というか引っ込み思案な性格で指導役には向いていない感じです。
緒花に対して目を合わせることができないのも嫌っているからというよりも対人関係に問題を抱えている感じが。
日常はこれでもネット上では虎なのかもしれませんが
愛生さんが誰かに呼ばれて行ってしまったら、「他人に頼らず、自分を信じる」と座右の銘で勝手に行動してしまう緒花。
勝手に小説家の部屋を掃除してしまいます。
没にした原稿も勝手に捨ててしまうし。
これがトラブルの元になるわけですね。
今度は没になった食材を使って勝手にご飯の支度を。
でもこれは民子が失敗した料理なので反感を買うことに。
よかれと思ってやったことでも、民子からは当てつけと思われてしまいます。
「氏ね」出ました! 3度目です。
お互いの考え方の違いが二人の間に溝を作ってしまいます。
案の定、原稿を捨てたことを小説家に怒られます。
いまだに紙に書く小説家って……
PCで書いて複数の場所に保存するのがデフォです。
わたしはHD、USBメモリー、ネット上の3カ所に保存しています。
書いたものが消えると悲劇なので。
それにしても顔をつぶされることの多いヒロインだ。
咎められたのは捨てられた没原稿ではなくて書いていた原稿でした。
どうやら難癖をつけている感じです。
宿代をチャラにするつもりなのか。
「無駄な頑張りは邪魔になるだけだ」
そう女将から言われる緒花。
とりあえずやってみる、頑張ってみるという緒花の姿勢を否定されます。
頑張りたいのに頑張ったらそれを怒られる……そうなるとどうしたらいいのかわからなくなってしまいます。
原稿を捜そうとする緒花の積極的な姿勢もやるなと言われてしまうし。
これでもグレない緒花は立派です。、
従業員からもそんな緒花の姿勢を空気読めない、協調性がない、回りが見えていないと言われてしまうし。
そんなうるさいことを言う奴に対して思わず出てしまう緒花の言葉。
「氏ね」
同じ言葉を口にすることによって民子の気持ちがわかるようになるのか。
周りを期待しないという考え方から仲間を信じることができるように成長してゆくことができるのでしょうか。
自分が空回りしていることに苛立つ緒花。
他人に期待しないと言うことを決めた緒花。
この熱いメッセージに加えて母が嫌いなブロッコリーを満載!
「氏ねは止めようよ。本当に私が死んだらどうすんの」
母に対してブロッコリーで気持ちをぶつけたように、民子にも正面から気持ちを伝える緒花。
ナコさんにも「逃げるのやめようよ!」と
きちんと教えて! と本音をぶつけます。
言いたいことはきちんと言ってと、本音をぶつけてもらうことを要求します。
とりあえずやってみる。その信念に従って、言葉を受け止めてもらえなかったら今度は体で気持ちをぶつけて押し倒します。
それにしてもこの行動力は凄いです。
普通なら語った言葉を受け止めてもらえなかったらそこで諦めてしまうのですが。
「ほうれんそう」「里芋」という嫌いなものを聞き出すことに成功します。
翌日、ゴミを捨てる場所を間違っていたことを教えてもらう緒花。
おかげで昨日の小説家のゴミをゲットすることが。
「緒花の柔らかく敏感なその部分に……」
エロ小説家だったか!! 何が直木賞だ。
緒花をネタにしていたから緒花の顔を見たら逃げていたのか。
開き直る小説家。緒花に身の危険が。まさかのエロゲ展開が来るのか。作風からして流石にそれはないと思うのですが……
ED良い曲です。スフィアなのか。
今のところ今期EDでは一番好きです。
愛生さん以外のメンバーも登場するのでしょうか。
次回は「ホビロン」
ホビロンってなんだよ。ということでググッたら、孵りかけのアヒルの卵でした。
孵りかけということで成長過程にあるということの比喩なのか。
こうして気持ちをぶつけることによって間にあった距離や溝を埋めることができるように。
緒花が動くことによって良い方向に歯車が動くようになってゆきます。
それでお互いがよりいっそう頑張ることができるようになってきていました。
緒花、民子、菜子の成長が描かれてゆくことになりそうです。
見終わってみると「復讐するは、まかないにあり」というサブタイも絶妙です。
復讐が友情築くことのきっかけになるなんて。緒花だからできるやり方です。
1話では緒花ウザイと思っていたのですが、2話でそのまっすぐな気持ちを見ることができて評価が急上昇しています。
緒花と板前の間にもフラグが立っていたし。
民子はあの板前が好きみたいなので、三角関係フラグも立ちました。tt級が来そうな予感です。
例の小説。気力のある人は解読を。
わたしは疲れたので寝ます……
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