「Microsoft Copilot」は、「Windows」で便利に使えるAIツールの一つであり、デスクトップやウェブブラウザーから簡単にアクセスできる。しかし、「Linux」にはCopilotの公式アプリが提供されていない。そこで、LinuxでCopilotを使用するための2つの方法を紹介する。
オプション1:「Chrome」ブラウザーに対応したCopilotの拡張機能を使用する
1.「Chromium」ベースのブラウザーを開く
まず、Chromiumベースのウェブブラウザーを開き、「Chromeウェブストア」で非公式のCopilot拡張機能のページを表示する。
このCopilot拡張機能を「Opera」にインストールする。
提供:Jack Wallen/ZDNET
2.拡張機能をインストールする
この拡張機能ページで、「Chromeに追加」(「Opera」など他のChromiumベースのブラウザーを使用している場合、「Chrome」の部分はそのブラウザーの名前になる)をクリックする。これで、拡張機能がインストールされる。
拡張機能をツールバーに固定する必要はないが、固定すれば間違いなく使いやすくなる。
提供:Jack Wallen/ZDNET
3.拡張機能をツールバーに固定する
使用中のブラウザーで可能であれば、ツールバーにある「拡張機能」アイコンをクリックし、ドロップダウンからCopilot拡張機能の横にあるピン型のアイコンをクリックしよう。これで、ブラウザーのツールバーからCopilot拡張機能を簡単に利用できるようになる。
4.Microsoftアカウントにログインする
Copilot拡張機能をクリックすると、Copilotのウィンドウが表示されるので、まだMicrosoftアカウントにログインしていない場合はログインする。
さっそくCopilotを使ってみよう。
提供:Jack Wallen/ZDNET
5.Copilotを使用する
Copilotのポップアップウィンドウで、この人工知能(AI)サービスをいつでも使用できる。使い終えたら、このウィンドウを閉じればいい。
オプション2:Copilotのウェブアプリを使用する
1.いつも使っているブラウザーを起動する
既定のブラウザーを開いて、「copilot.microsoft.com」にアクセスする。
「Linux」でCopilotをアプリとしてインストールできる。
提供:Jack Wallen/ZDNET
2.Copilotをアプリとして保存する
Copilotが読み込まれたら、ブラウザーのメニューをクリックし、「キャスト、保存、共有」から「ページをアプリとしてインストール」をクリックする。使用するブラウザーによっては、メニューの名前が異なっているかもしれない。筆者はChromiumベースのブラウザーで説明している。
アプリには好きな名前を付けることができる。
提供:Jack Wallen/ZDNET
3.アプリに名前を付ける
ポップアップが表示されたら、アプリに名前を付けて、「インストール」をクリックする。
筆者は拡張機能の方が好みだが、このオプションならブラウザーを開くことなくCopilotにアクセスできる。
提供:Jack Wallen/ZDNET
4.デスクトップメニューでCopilotをクリックする
デスクトップメニューをクリックすると、Copilotの項目が表示されるはずだ。その項目をクリックすると、ブラウザーのツールバーなどの機能がないシンプルな1つのウィンドウでCopilotが表示される。そのため、デスクトップ上でネイティブアプリのように使用できる。
提供:ZDNET
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。