米国ニューヨークで開催中の学生技術コンテスト「Imagine Cup 2011」で米国時間7月9日、ソフトウェアデザイン部門と組み込み開発部門の1回戦が開催された。
1回戦の結果は同日深夜に発表された。1回戦を突破し、2回戦に進むのは、ソフトウェアデザイン部門がブラジル、チリ、中国、クロアチア、チェコ共和国、フィンランド、インド、アイルランド、ヨルダン、マレーシア、モロッコ、ニュージーランド、ルーマニア、ロシア、スロバキア、スロベニア、ウクライナ、米国(英表記時のアルファベット順)の18チーム。組み込み開発部門がブラジル、中国、コロンビア、エジプト、フランス、インド、インドネシア、ポーランド、ルーマニア、ロシア、シンガポール、スペイン、台湾、英国、米国の15チームとなった。
ソフトウェアデザイン部門の日本代表「MI3」と組み込み開発部門の日本代表「Sun Donation」は、ともに1回戦で敗退。2回戦へと進むことは叶わなかった。
1回戦はソフトウェアデザイン部門が英語でのプレゼンと質疑応答。組み込み開発部門がプレゼンと展示ブースでのデモで行われた。
両チームの代表は「本番の出来はこれまで最高。悔いはない。これからの生活の中で、今回の経験を生かしたい」(MI3リーダーの今井祐介氏)「自分たちがやってきたことは出し切るだけ出した」(Sun Donationリーダーの西脇春名氏)とそれぞれコメントした。
また、日本チームの指導を行ってきたマイクロソフト アカデミックテクノロジー推進部 部長の伊藤信博氏は「若いうちに世界の壁を感じることも大事だが、もう一歩、喜びを感じさせたかった。これからも色々と挑戦して欲しいので、その力になることをしてあげたい。まずは次の日の朝にはすっきりした気持ちになっているはず。次の一歩を迎える声を聞いてみたい」と悔しさに目を潤ませながら語った。
2回戦は両部門とも10日に開催される。ここでファイナリストが選ばれ、12日にはファイナルが開催される予定。
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