コンテンツにスキップ

Free Software Foundation of India

半保護されたページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Free Software Foundation of India
略称 FSFI
設立 2001年7月20日 (23年前) (2001-07-20)
種類 非営利団体
本部 ケーララ州ティルヴァナンタプラム
提携 フリーソフトウェア財団
ウェブサイト www.fsf.org.in
テンプレートを表示

Free Software Foundation of India(略称FSFI)は米国に基盤を持つフリーソフトウェア財団(Free Software Foundation、略称FSF)のインドにおける姉妹団体である。2001年7月20日ケーララ州・州都ティルヴァナンタプラム非営利団体として設立された[1][2]。FSFIは、インドにおけるフリーソフトウェアの利用、開発の促進を主張する。この中には、人々にフリーソフトウェアについての啓蒙を行う、フリーソフトウェアがインドのような開発途上国経済をどのように助けるのか、といったテーマが含まれる。FSFIは非フリーソフトウェアを解決手段とは見なさず、問題を解決することの障害であると見なす。インドでは、フリーソフトウェアは時折、現地にちなんだ言葉で、swatantra software英語版サンスクリットで「自由なソフトウェア」)と呼ばれる。

2004年、FSF創設者リチャード・ストールマンと当時のインド大統領A・P・J・アブドゥル・カラーム博士が会談を持ち[3][4]、その後アブドゥルは、インドの計算機科学者や専門家に研究開発におけるフリーソフトウェアオープンソースソフトウェアの利用を強く勧めるようになった[5][6]

ロゴ

FSFIのロゴの左半分は、インド国旗にもあしらわれている有名なアショーカ法輪(アショーカ・チャクラ、Ashoka Chakra)に似ており、一方右半分は、CDをイメージしている。両者のシンボルの組み合わせは、政治自由ソフトウェア的自由の間の類似性に注意を引くことを意図しており、FSF、そしてFSFIは後者を促進する役目を持つ。

アショーカ法輪は、加えて、ヒンドゥー教におけるの象徴を長らく表しており、マハトマ・ガンディー糸車charkha、チャルカ)との類似性についても語られる。それ故この文脈においては、大英帝国の支配下からインドの自由を得るに至ったインド独立運動を象徴する。

組織構成

FSFIの組織構成は以下の通り[7]

理事会

作業グループ

ウェブページ管理者

  • Anivar Aravind
  • Alpesh Gajbe
  • Praveen A
  • Sayamindu Dasgupta
  • Sunil Mohan Adapa

脚注

  1. ^ Why We Exist”. Free Software Foundation of India. 2011年4月7日閲覧。
  2. ^ The What, Why and When of Free Software in India”. www.linuxjournal.com (2005年11月18日). 2011年4月7日閲覧。
  3. ^ Kalam, Stallman discuss open source software”. www.hindu.com (2004年2月1日). 2011年4月7日閲覧。
  4. ^ Stallman Goes to India”. スラッシュドット (2004年2月2日). 2011年4月7日閲覧。
  5. ^ Indian President Advises Open Source Approach”. スラッシュドット (2004年7月2日). 2011年4月7日閲覧。
  6. ^ Opt for open source codes for better software security: Kalam”. www.hindu.com (2004年7月2日). 2011年4月7日閲覧。
  7. ^ Who's Who”. Free Software Foundation of India. 2011年4月7日閲覧。

関連項目

外部リンク