長門二見駅
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長門二見駅 | |
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駅舎(2012年5月) | |
ながとふたみ Nagato-Futami | |
◄滝部 (4.8 km) (3.6 km) 宇賀本郷► | |
山口県下関市豊北町大字神田上字上二見7273-6 | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陰本線 |
キロ程 | 639.9 km(京都起点) |
電報略号 | フタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
13人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)8月16日[1] |
備考 | 無人駅[2] |
長門二見駅(ながとふたみえき)は、山口県下関市豊北町大字神田上字上二見にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。
歴史
[編集]大正期に山陰本線最後の連結区間として、この地域の鉄道敷設が行われた。当時、日本海沿いに敷設される予定であった本線だが、地域の要望や予算等により、滝部駅と特牛駅の2駅が内陸にあるような経路となった。そのため本線は当駅周辺で、ほぼ90度方向転換する。
- 1925年(大正14年)8月16日:鉄道省小串線(現・山陰本線)小串駅 - 滝部駅間延伸時に開設[3]。客貨取扱開始[1]。
- 1933年(昭和8年)2月24日:小串線が山陰本線に編入、同線所属となる。
- 1955年(昭和30年)4月1日:豊北町成立に伴い、所在地表示が山口県豊浦郡豊北町大字神田上字上二見となる。
- 1961年(昭和36年)8月1日:貨物取扱廃止[1]。
- 1962年(昭和37年)10月10日:当駅構内で小児の置石による旅客列車機関車の脱線事故が発生[4]。
- 1986年(昭和61年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となる[1]。
- 2005年(平成17年)2月13日:下関市(第2次)成立に伴い、所在地表示が現行のものとなる。
- 2010年(平成22年)8月7日:ホーム上の待合室が不審火により全焼[5]。
- 2023年(令和5年)
- 2024年(令和6年)
駅構造
[編集]長門鉄道部管理[10]の無人駅。自動券売機等の設備は無い。ホームは崖の中腹にあり、駅舎からは地下道経由で階段を上る。ホーム上に待合室がある。駅舎とホーム間に通過線がある。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側 | ■山陰本線 | 下り | 小串・下関方面 |
反対側 | 上り | 滝部・長門市方面 |
※案内上ののりば番号は設定されていない。
利用状況
[編集]近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。2022年の年間利用客数は4671人である[11]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 117 |
2000 | 114 |
2001 | 78 |
2002 | 68 |
2003 | 77 |
2004 | 69 |
2005 | 72 |
2006 | 72 |
2007 | 71 |
2008 | 63 |
2009 | 56 |
2010 | 51 |
2011 | 45 |
2012 | 47 |
2013 | 42 |
2014 | 34 |
2015 | 25 |
2016 | 18 |
2017 | 16 |
2018 | 15 |
2019 | 16 |
2020 | 14 |
2021 | 16 |
2022 | 13 |
駅周辺
[編集]下関市豊北町の南西部に位置する。山口県道39号粟野二見線が山陰本線に並行して駅前を通っている。当駅の南側で大きくカーブし、国道191号と並行して海沿いに進む。駅前には商店が少しある。
※土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム・土井ヶ浜海水浴場のある土井ヶ浜へは当駅よりバスで行くことが出来る。
バス路線
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、317頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b “「通報」●芸備線甲立駅ほか18駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1986年3月29日)
- ^ a b 「鐵道省告示第151号」『官報』1925年8月11日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 日本国有鉄道中国支社 編『中国支社30年史』日本国有鉄道中国支社、1966年10月31日、192頁。doi:10.11501/8798368 。2023年5月11日閲覧。
- ^ “駅待合室を全焼 長門二見” 読売新聞 (読売新聞西部本社): p39. (2010年8月8日 朝刊)
- ^ “JR山陰本線 鉄橋の橋脚傾き一部区間で運休”. NHK NEWS WEB. 日本放送協会. 2023年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月24日閲覧。
- ^ “長期運転見合わせについて”. 西日本旅客鉄道株式会社. 2024年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月24日閲覧。
- ^ “山陰線 長門市駅~小串駅間運転取りやめに伴う代行バスの時刻等のお知らせについて”. 西日本旅客鉄道株式会社. 2024年2月24日閲覧。
- ^ “山陰線の部分運転再開日および運行ダイヤ等について”. 西日本旅客鉄道. 2024年6月29日閲覧。
- ^ データで見るJR西日本2021 - 西日本旅客鉄道 p.94
- ^ 山口県統計年鑑 - 山口県
- ^ “二見夫婦岩”. 下関観光ガイドブック「海峡出会い旅」WEB版. 下関市. 2022年7月8日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 長門二見駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道