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笠原多見子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
笠原 多見子
かさはら たみこ
生年月日 (1965-04-30) 1965年4月30日(59歳)
出生地 岐阜県岐阜市
出身校 東京国際大学教養学部
前職 衆議院議員
所属政党自由民主党→)
民主党→)
国民の生活が第一→)
日本未来の党→)
無所属
親族 父・笠原潤一(元参議院議員
公式サイト 笠原 多見子ブログ

選挙区 比例東海ブロック
当選回数 1回
在任期間 2009年 - 2012年11月16日

選挙区 岐阜市
当選回数 3回
在任期間 1999年 - 2009年8月17日
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笠原 多見子 (かさはら たみこ、1965年4月30日 - )は、日本政治家。元参議院議員笠原潤一の次女。

衆議院議員(1期)、岐阜県議会議員(3期)を歴任した。

来歴

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1965年岐阜県岐阜市に生まれる。1989年東京国際大学教養学部卒業。

1999年自由民主党公認で岐阜県議会議員選挙に出馬し、初当選。以後3期連続当選。

2005年第44回衆議院議員総選挙では岐阜県連が自民党の意向に反して野田聖子の支援に回る中、党公認候補の佐藤ゆかりを支援した。

2009年8月14日、第45回衆議院議員総選挙民主党岐阜1区総支部代表の柴橋正直を支援するため、自民党に離党届を提出。8月17日、岐阜県議会議員を辞職。8月30日、民主党公認で比例単独34位で出馬し、初当選した。

2011年2月17日民主党政権交代に責任を持つ会の幹事長に就任。

2011年6月2日の衆議院本会議で行われた菅内閣不信任決議案の採決では、党の反対方針に反して棄権した[1][2][3][4]。民主党は6月13日の役員会で党員資格停止3カ月の処分とする方針を決定し[5][6]、6月25日の常任幹事会で正式決定した[7]。同年8月の民主党代表選挙には、党員資格停止中のため、投票できなかった。

2012年消費増税をめぐる政局では、野田内閣による消費増税法案の閣議決定に抗議して政調会長補佐や党総務副委員長の辞表を提出し[8][9]、4月23日の党役員会で受理された[10]。6月26日の衆議院本会議で行われた消費増税法案の採決では、党の賛成方針に反して反対票を投じた[11][12]。7月2日には山岡賢次らを介して離党届が提出された[13][14][15]。民主党は7月3日の常任幹事会で離党届を受理せず除籍処分とする方針を決定し[16][17][18][19][20]、7月9日の常任幹事会で正式決定した[21][22][23]

同年7月11日、国民の生活が第一の結党に参加した[24]。同年12月、第46回衆議院議員総選挙岐阜1区から日本未来の党公認で出馬するも落選、比例復活もならず議席を失った。

2015年4月、岐阜県議会議員選挙に無所属で出馬するも最下位落選。

脚注

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  1. ^ “【内閣不信任案】賛成2人、欠席・棄権は小沢氏ら17人 民主・与党系無所属議員”. 産経新聞. (2011年6月2日). オリジナルの2011年6月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110604185138/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110602/plc11060217490030-n1.htm 
  2. ^ “欠席や棄権等、田中真紀子・三宅雪子氏ら15人”. 読売新聞. (2011年6月2日). オリジナルの2011年6月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110606092014/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110602-00000845-yom-pol 
  3. ^ “民主から賛成は松木・横粂氏、棄権は15人 不信任案”. 朝日新聞. (2011年6月2日). オリジナルの2011年6月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110603215801/http://www.asahi.com/politics/update/0602/TKY201106020451.html 
  4. ^ “内閣不信任案:賛成、欠席・棄権した民主党議員”. 毎日新聞. (2011年6月2日). オリジナルの2011年6月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110603064747/http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110603k0000m010083000c.html 
  5. ^ “民主党:小沢元代表ら8人に党員資格停止3カ月”. 毎日新聞. (2011年6月13日). オリジナルの2011年6月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110615074251/http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110614k0000m010068000c.html 
  6. ^ “小沢氏も党員資格停止3カ月 不信任欠席で民主・役員会”. 産経新聞. (2011年6月14日). オリジナルの2011年6月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110617172814/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110614/stt11061408040004-n1.htm 
  7. ^ “小沢氏は「おとがめなし」 民主、造反議員を処分”. 朝日新聞. (2011年6月24日). オリジナルの2011年6月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110624222956/http://www.asahi.com/politics/update/0624/TKY201106240610.html 
  8. ^ “副大臣・政務官計4人辞表 民主幹部2人や政調10人も”. 朝日新聞. (2012年3月30日). オリジナルの2012年3月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120330134942/http://www.asahi.com/politics/update/0330/TKY201203300520.html 
  9. ^ “消費増税:小沢系、集団で辞表提出”. 毎日新聞. (2012年3月30日). オリジナルの2012年3月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120331190636/http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120331k0000m010099000c.html 
  10. ^ “<民主党>「小沢系」の辞表受理”. 毎日新聞. (2012年4月23日). オリジナルの2012年4月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120426085016/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120423-00000110-mai-pol 
  11. ^ “反対・棄権・欠席した民主党衆院議員の顔ぶれ”. 読売新聞. (2012年6月26日). オリジナルの2012年6月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120629063641/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00001155-yom-pol 
  12. ^ “<消費増税法案>民主57人反対 事実上の分裂状態に”. 毎日新聞. (2012年6月26日). オリジナルの2012年6月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120629055717/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00000109-mai-pol 
  13. ^ “【民主分裂】谷亮子氏、姫井由美子氏、青木愛氏…山岡賢次民主副代表提出の離党届議員 一部は離党否定”. 産経新聞. (2012年7月2日). オリジナルの2012年7月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120702121257/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120702/stt12070213160009-n1.htm 
  14. ^ “<民主分裂>小沢元代表ら50人離党届 階、辻氏は離党せず”. 毎日新聞. (2012年7月2日). オリジナルの2012年7月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120704082643/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120702-00000030-mai-pol 
  15. ^ “離党届を提出した衆参議員一覧…小沢ガールズも”. 読売新聞. (2012年7月2日). オリジナルの2012年7月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120705002041/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120702-00000620-yom-pol 
  16. ^ “【民主分裂】一体改革関連法案をめぐる民主党の処分・措置等一覧(敬称略)”. 産経新聞. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120704214346/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120703/plc12070321090021-n1.htm 
  17. ^ “【民主分裂】離党届提出の衆院37人を除名 鳩山元首相は党員資格停止6カ月”. 産経新聞. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120703102153/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120703/plc12070315420018-n1.htm 
  18. ^ “小沢氏ら37人除籍=民主処分、鳩山氏は資格停止6カ月―離党組減り衆参49人”. Yahoo!ニュース. 時事通信. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120706051520/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120703-00000085-jij-pol 
  19. ^ “民主党:小沢元代表ら衆院37人除名、鳩山氏党員資格停止”. 毎日新聞. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120705212346/http://mainichi.jp/select/news/20120703k0000e010209000c.html 
  20. ^ “小沢氏ら37人除名処分へ 鳩山氏は党員資格停止6カ月”. 朝日新聞. (2012年7月4日). オリジナルの2013年4月24日時点におけるアーカイブ。. https://archive.fo/FdGKU 
  21. ^ “鳩山氏は資格停止3カ月=小沢氏らの除籍決定―民主”. Yahoo!ニュース. 時事通信. (2012年7月9日). オリジナルの2012年7月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120712005450/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120709-00000114-jij-pol 
  22. ^ “鳩山元首相、党員資格停止3カ月に短縮 小沢元代表ら37人除籍処分は原案通り 民主党臨時常任幹事会”. 産経新聞. (2012年7月9日). オリジナルの2012年7月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120709140751/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120709/stt12070921200005-n1.htm 
  23. ^ “民主:鳩山元首相の処分半減 増税法案反対で”. 毎日新聞. (2012年7月9日). オリジナルの2012年8月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120807002014/http://mainichi.jp/select/news/20120710k0000m010062000c.html 
  24. ^ 新党の参加議員 - 時事ドットコム 2012年7月11日

関連項目

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外部リンク

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