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本村伸子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
本村 伸子
もとむら のぶこ
生年月日 (1972-10-20) 1972年10月20日(52歳)
出生地 愛知県豊田市
出身校 龍谷大学大学院文学研究科
国史学専攻修士課程修了
前職 国会議員秘書
現職 愛知県常任委員
愛知県原発ゼロ対策部長
所属政党 日本共産党
称号 修士(文学)
公式サイト もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)

選挙区 比例東海ブロック
当選回数 4回
在任期間 2014年12月19日[1] - 現職
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本村 伸子(もとむら のぶこ、1972年10月20日 - )は、日本政治家日本共産党所属の衆議院議員(4期)。

来歴

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愛知県豊田市生まれ。父親は日本共産党愛知県委員会の書記長や労働部長を務めた本村映一[2][注 1]。父・映一は長崎市の出身で5歳のときに被爆した[5]東京教育大学在学中に知り合った女性と結婚。相手が愛知県出身だったことから、卒業後豊田市に移り、足助町立足助中学校(現・豊田市立足助中学校)や豊田市立松平中学校などで10年間数学を教えた[6]。本村伸子は「被爆二世として生まれたことは私が政治に携わってきた原点」と述べている[7]

豊田市立青木小学校豊田市立猿投台中学校愛知県立刈谷高等学校卒業[8]ゴスペラーズ酒井雄二は高校時代の同級生にあたる。1998年3月龍谷大学大学院文学研究科国史学専攻修士課程修了[9]修士(文学)学位を取得した[10]。同年4月、新日本婦人の会愛知県本部に勤務。同年7月の第18回参議院議員通常選挙で元愛知県議会議員の八田広子が初当選。声がかかり、同年10月から6年間、八田の公設秘書を務めた[11][12]

2004年から2007年まで八田広子事務所長。

2005年9月第44回衆議院議員総選挙において愛知11区から出馬するも落選。

2013年7月第23回参議院議員通常選挙において愛知県選挙区から出馬するも落選。

2014年12月第47回衆議院議員総選挙比例東海ブロックの単独1位で立候補。共産党は同ブロックで2議席を獲得し、初当選を果たした[13]

2017年10月第48回衆議院議員総選挙に比例東海ブロックの単独1位で立候補。共産党は同ブロックで1議席を獲得し、再選[14]

2020年1月第28回党大会で党中央委員に選出され、第1回中央委員会総会で幹部会委員に選出された[15]

2021年10月第49回衆議院議員総選挙に比例東海ブロックの単独1位で立候補。共産党は同ブロックで1議席を獲得し、3選[16]

2024年10月第50回衆議院議員総選挙に比例東海ブロックの単独1位で立候補。共産党は同ブロックで1議席を獲得し、4選[17]

政策

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出演

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所属議員連盟

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選挙歴

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当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
第44回衆議院議員総選挙 2005年09月11日 32 愛知県第11区 日本共産党 1万5468票 6.09% 1 2/3 /
第45回衆議院議員総選挙 2009年08月30日 36 愛知県第3区 日本共産党 2万1611票 14.06% 1 3/4 /
第22回参議院議員通常選挙 2010年07月11日 37 愛知県選挙区 日本共産党 19万3710票 6.04% 3 5/7 /
第23回参議院議員通常選挙 2013年07月21日 40 愛知県選挙区 日本共産党 27万1278票 9.09% 3 4/10 /
第47回衆議院議員総選挙 2014年12月14日 42 比例東海ブロック 日本共産党 ーー票 ーー 21 / 1/2
第48回衆議院議員総選挙 2017年10月22日 45 比例東海ブロック 日本共産党 ーー票 ーー 21 / 1/1
第49回衆議院議員総選挙 2021年10月31日 49 比例東海ブロック 日本共産党 ーー票 ーー 21 / 1/1
第50回衆議院議員総選挙 2024年10月27日 52 比例東海ブロック 日本共産党 ーー票 ーー 21 / 1/1

脚注

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注釈

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  1. ^ 父親の本村映一は1984年の岡崎市長選挙、1999年の瀬戸市長選挙、2000年の豊田市長選挙などに立候補しているが、いずれも落選した[3][4]

出典

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  1. ^ 平成26年12月19日中央選挙管理会告示第30号(平成二十六年十二月十四日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
  2. ^ “共産・八田氏に他陣営注目”. 朝日新聞. (2007年6月14日). https://www.asahi.com/senkyo2007/localnews/aichi/TKY200706190346.html 2015年10月29日閲覧。 
  3. ^ “瀬戸市長選(1999年4月25日)”. 中日新聞. (1999年4月25日). https://www.chunichi.co.jp/article/70780 2020年9月6日閲覧。 
  4. ^ “豊田市長選(2000年2月6日)”. 中日新聞. (2000年2月6日). https://www.chunichi.co.jp/article/6272 2020年9月6日閲覧。 
  5. ^ “原爆病院など訪問 長崎 党議員、被爆者見舞う”. しんぶん赤旗. (2015年8月9日). https://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-08-09/2015080915_01_1.html 2015年10月29日閲覧。 
  6. ^ 新三河タイムス』2000年2月3日、1面、「関心事はやはり投票率 豊田市長選 鈴木~本村両候補とも独自ペース」。
  7. ^ もとむら伸子メルマガ ('14/2/12) 【のびのび便り】vol.55”. www2u.biglobe.ne.jp. 2024年11月27日閲覧。
  8. ^ プロフィール | もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)”. motomura-nobuko.jp. 2024年11月27日閲覧。
  9. ^ 議員一覧 本村伸子君 衆議院
  10. ^ 龍谷大学学位規程第2条第2項。
  11. ^ もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)”. motomura-nobuko.jp. 2024年11月27日閲覧。
  12. ^ 日本共産党 本村伸子 衆議院議員”. みわちゃんねる突撃永田町!! (2016年3月30日). 2019年8月25日閲覧。
  13. ^ 東海ブロック(比例区) - 開票速報”. 2014衆院選. 朝日新聞社. 2021年11月18日閲覧。
  14. ^ 東海ブロック(比例区)-開票速報-2017衆議院選挙”. 2017衆院選:朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2021年12月9日閲覧。
  15. ^ 中央委員会の機構と人事(第29回党大会)|党紹介│日本共産党中央委員会”. 日本共産党. 2024年11月27日閲覧。
  16. ^ 【2021年 衆院選】東海ブロック(比例区)開票速報”. 衆議院選挙(2021年総選挙)特設サイト. 朝日新聞社. 2021年11月18日閲覧。
  17. ^ 日本放送協会. “日本共産党 東海ブロック 比例代表候補者 衆議院選挙2024 -衆院選- NHK”. www.nhk.or.jp. 2024年11月27日閲覧。
  18. ^ a b c d e f 2014衆院選 毎日新聞候補者アンケート
  19. ^ a b c d e f g h i j k l m n 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2017衆院選:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2024年11月27日閲覧。
  20. ^ 衆議院選挙2017/10/22タバコ対策の公開アンケート”. 「子どもに無煙環境を」推進協議会 (2017年10月24日). 2020年11月24日閲覧。
  21. ^ ニチファミ!『加藤浩次vs政治家~政治のオモシロイところ集めました~』 - とれたてフジテレビ”. web.archive.org (2018年3月23日). 2024年11月27日閲覧。
  22. ^ 子どもの貧困対策/超党派議連が発足”. www.jcp.or.jp. 2024年11月27日閲覧。

外部リンク

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