浜田敬子
はまだ けいこ 浜田 敬子 | |
---|---|
生誕 |
1966年10月29日(58歳) 日本・山口県徳山市(現・周南市夜市)[1] |
出身校 | 上智大学法学部国際関係法学科卒業 |
職業 |
ジャーナリスト コメンテーター |
団体 |
元Business Insider Japan統括編集長 元AERA編集長 |
著名な実績 |
著書『働く女子と罪悪感―「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる』 著書『男性中心企業の終焉』 |
テレビ番組 |
『羽鳥慎一モーニングショー』 『あさチャン!』 『サンデーモーニング』 『News23』 |
配偶者 | 既婚(事実婚) |
子供 | 1人 |
公式サイト | Keiko Hamada / journalist |
映像外部リンク | |
---|---|
TBSテレビ Official YouTube Channel | |
【男女格差】日本は世界156か国中120位TBS【サンデーモーニング】黒板解説 - YouTube | |
TikTokめぐる米中対立 黒板解説【サンデーモーニング】 - YouTube |
浜田 敬子(はまだ けいこ、1966年10月29日 - )は、日本のジャーナリスト、コメンテーター。元Business Insider Japan統括編集長、元AERA編集長。山口県徳山市(現・周南市夜市)出身、上智大学法学部国際関係法学科卒業。
来歴
[編集]山口県徳山市(現・周南市夜市)生まれ[1]。山口県立徳山高等学校[2]ではバドミントン部に所属した[1]。1989年(平成元年)上智大学法学部国際関係法学科卒業後、朝日新聞社入社。記者として前橋支局、仙台支局を経て、週刊朝日編集部、AERA編集部に配属。2004年(平成16年)同副編集長、2013年(平成25年)に同編集長代理、2014年(平成26年)に女性初の編集長に就任[3][4]。2016年(平成28年)5月からは朝日新聞社総合プロデュース室プロデューサーへ就任する[5]。2017年(平成29年)同社を退社し、4月より世界17カ国に展開するオンライン経済メディア「ビジネスインサイダージャパン(株式会社メディアジーン運営)」統括編集長に就任[5]。
2018年(平成30年)自身の職業体験を基にした初の書き下ろし著書となる「働く女子と罪悪感『こうあるべき』から離れたら、もっと仕事は楽しくなる」を集英社から出版した[6][7]。2019年(令和元年)退職しフリーランスに。業務委託としてビジネスインサイダージャパン統括編集長を経てエグゼクティブ・アドバイザーに就任[8]。その後、リクルートワークス研究所が発行する『Works』編集長に就任。 一般社団法人デジタル・ジャーナリスト育成機構(D-JEDI)を金川雄策(Yahoo! JAPAN)、熊田安伸(SlowNews)、滝川麻衣子(スクーCCO)、古田大輔(ジャーナリスト )と共に設立し代表理事に就任。テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』やTBSテレビ『あさチャン!』『サンデーモーニング』『News23』などのコメンテーターとしても幅広く活躍する[9]。
略歴
[編集]- 1989年:朝日新聞社に入社。その後、新聞記者として前橋支局に2年、仙台支局に2年勤務[10][11]
- 1993年:週刊朝日編集部に配属。週刊誌編集を学ぶ[10][11]
- 1996年:結婚[11]
- 1999年:AERA編集部に配属。3ヶ月のニューヨーク出張、記者としての視野が広がる[10][11]
- 2004年:AERA副編集長、価値観の相違で離婚[11]
- 2005年:二度目の結婚(事実婚・再婚)[10][11][12]
- 2006年:長女誕生、育休。在宅生活で鬱状態に。ママ友に励まされる[10][11]
- 2007年:10ヶ月の産育休を経て復職[11]
- 2014年:1年半編集長代理を務めた後、AERA編集長に就任。出版不況のなか、大特集主義に舵を切るなど改革を断行[10][11]
- 2016年:社の新事業を模索する部署・朝日新聞社総合プロデュース室へ異動。プロデューサーに就任[10][11]
- 2017年:オンライン経済メディア「Business Insider Japan」統括編集長に就任[10][11]
- 2019年:朝日新聞を退職しフリーランスに[10][11]
- 2020年:ビジネスインサイダージャパン統括編集長を退任[13][11]
- 2021年:ビジネスインサイダージャパン エグゼクティブ・アドバイザーに就任[14][15]
- 2022年:『Works』編集長(リクルートワークス研究所)に就任[16]
著書
[編集]単著
[編集]- 『働く女子と罪悪感―「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる』(集英社、2018年11月26日) ISBN 978-4087880083
- 『男性中心企業の終焉』(文藝春秋、2022年10月20日) ISBN 978-4166613830
共著
[編集]- 『デザインノート : 最新デザインの表現と思考のプロセスを追う』(清川あさみ;えぐちりか;つちやまり;田中千絵;杉本雅代;大谷有希;辰野しずか;佐藤可士和;浜田敬子;工藤強勝;塩川いづみ、誠文堂新光社、2016年1月26日) ISBN 978-4416516690
- 『足をどかしてくれませんか。―メディアは女たちの声を届けているか』(小島慶子、山本恵子、白河桃子、治部れんげ、浜田敬子、竹下郁子、李美淑、田中東子、亜紀書房、2019年12月24日) ISBN 978-4750516257
- 『文藝春秋オピニオン 2023年の論点100』(文藝春秋、2022年11月7日) ISBN 978-4160070554
- 『いいね! ボタンを押す前に―ジェンダーから見るネット空間とメディア』(李美淑、小島慶子、治部れんげ、白河桃子、田中東子、浜田敬子、林香里、山本恵子、亜紀書房、2023年1月25日) ISBN 978-4750517810
出演
[編集]テレビ
[編集]ラジオ
[編集]- 『テンカイズ』(TBSラジオ)- プレゼンター[18]
- 『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)
- 『田村淳のNewsCLUB』(文化放送)
- 『アシタノカレッジ』(TBSラジオ)
ウェブ
[編集]- 『デモクラシータイムス』(YouTubeチャンネル)
- 『日経テレ東大学』(YouTubeチャンネル)
- 『NewsPicks』(YouTubeチャンネル)
- 『ポリタスTV』(YouTubeチャンネル)
- 『PIVOT』(YouTubeチャンネル)
書籍
[編集]- 『さよなら!ハラスメント : 自分と社会を変える11の知恵』(小島慶子・著、晶文社、2019年2月26日) ISBN 978-4794970688
- 『佐藤可士和の対話ノート』(佐藤可士和・著、誠文堂新光社、2021年1月9日) ISBN 978-4416620502
- 『失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック』(新聞労連ジェンダー表現ガイドブック編集チーム 著、小学館、2022年3月22日) ISBN 978-4093115100
- 『日本の人的資本経営が危ない 強みを活かした変革の戦略』(佐々木聡・著、日経BP、2023年2月16日) ISBN 978-4296115891
雑誌
[編集]- 『AERA』(朝日新聞出版)
- 『新聞研究』(日本新聞協会)
- 『週刊東洋経済』(東洋経済新報社)
- 『エコノミスト』(毎日新聞出版)
- 『週刊文春』(文芸春秋)
- 『広報会議』(宣伝会議)
- 『Works』(リクルートワークス研究所)
- 『Artes mundi』(名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター)
- 『先端教育』(先端教育機構出版部)
- 『茨城県母性衛生学会誌』(茨城県母性衛生学会事務局)
- 『日本労働研究雑誌』(労働政策研究・研修機構)
- 『ひろばユニオン』(労働者学習センター)
脚注
[編集]- ^ a b c “「わくわくする方へ」 徳山高出身の浜田さんが講演 オンライン経済メディアで活躍”. 日刊新周南 (2020年10月29日). 2022年12月14日閲覧。
- ^ “徳高出身、浜田敬子さん オンラインメディアで活躍 25日・チャリティ講演会”. 周南・下松・光の地域のニュースを届ける新聞社|新周南新聞社. 2022年3月15日閲覧。
- ^ “働く女性の“罪悪感”には世代差がある【ビジネスインサイダージャパン統括編集長 浜田敬子さん】”. 講談社mi-mollet (2019年1月30日). 2019年7月10日閲覧。2019年12月30日の版を2022年1月13日閲覧。
- ^ “「気力と体力を一定に保つことが大切」編集者・浜田敬子さんが語る、いい仕事をし続けるための秘訣”. アイラシイ (2019年3月8日). 2019年7月10日閲覧。
- ^ a b 文春オンライン「浜田 敬子 プロフィール」
- ^ “浜田敬子「入社3日で音を上げ欠勤、ダメ記者だった」”. 日経doors (2018年11月26日). 2019年7月10日閲覧。
- ^ 「働く女子と罪悪感」国立国会図書館サーチ。2022年1月12日閲覧。
- ^ 新体制のお知らせ|Business Insider Japan
- ^ 【TBSラジオ】浜田敬子 | パーソナリティ一覧 | TBSラジオ ときめくときを。
- ^ a b c d e f g h i 【doda】キャリアの”貯金”を|アエラ編集長 浜田敬子 |女性の転職
- ^ a b c d e f g h i j k l m 元AERA編集長 浜田敬子さんに聞く女性がライフイベントを乗り越えて長く働くには?
- ^ https://www.daily.co.jp/gossip/2024/01/23/0017251794.shtml
- ^ “浜田 敬子[ジャーナリスト/前Business Insider Japan統括編集長](記事一覧)”. www.businessinsider.jp. 2021年1月7日閲覧。
- ^ “新体制のお知らせ|Business Insider Japan”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2021年3月11日閲覧。
- ^ “スタッフ”. BUSINESS INSIDER JAPAN. 2021年3月11日閲覧。
- ^ Co.,Ltd, (C) Recruit Holdings. “浜田 敬子|研究所員紹介|リクルートワークス研究所”. www.works-i.com. 2023年1月27日閲覧。
- ^ 【毎日新聞】浜田敬子:女性初の「AERA」編集長を経験 超多忙な時代を支えてくれた両親に感謝 「徹子の部屋」で
- ^ TBSラジオ「テンカイズ」
参考文献
[編集]- 浜田敬子 プロフィール HMV&BOOKS Online. 最終閲覧日:2019年7月8日。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Keiko Hamada / journalist
- 機関誌Works
- 浜田敬子 (@hamakoto) - X(旧Twitter)
- 浜田敬子 (keiko.hamada.165) - Facebook