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広島刑務所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
正面

広島刑務所(ひろしまけいむしょ)は、法務省広島矯正管区に属する刑務所。通称「広刑(ひろけい)」。日本第5の規模を誇る。

下部機関として尾道刑務支所、有井作業場、呉拘置支所、福山拘置支所、三次拘置支所を持つ。

所在地

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収容分類級

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収容定員

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  • 1,800人

沿革

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以前の正面
1930年ごろの広島市の地図。広島刑務所が確認できる。
1945年被爆後の吉島から北方向を望む。手前左に広島刑務所が見える。
  • 1869年(明治2年)8月 舟入村(現在の中区河原町)に徒罪場を設置
  • 1888年(明治21年)3月 現在地(吉島)に広島県監獄として移設
  • 1890年(明治23年)10月 広島監獄署と改称
  • 1903年(明治36年)4月 広島監獄署を広島監獄と改称
  • 1905年(明治38年)6月 芸予地震により第14工場が全壊、死者2人(職員1・受刑者1)、重傷者4人軽傷者20人(全員受刑者)を出す。他一部施設が部分損壊した。
  • 1922年(大正11年)10月 広島監獄を広島刑務所と改称
  • 1945年(昭和20年)8月6日 原爆投下により職員8名、受刑者15名が死亡した。
  • 2003年(平成15年)改修工事を開始。
  • 2012年(平成24年)1月11日 受刑者の中国籍の男1人が脱獄。2日後に逮捕された(広島刑務所中国人受刑者脱獄事件)。
  • 2022年(令和4年)19年続いた改修工事を終了。定員を従来の1.5倍の1600人に増加させる[1]

組織

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所長の下に4部の組織を持つ。

  • 総務部(庶務、会計、用度)
  • 処遇部(処遇、作業)
  • 分類教育部(教育、考査、審査・保護)
  • 医務部(医療、保健)

尾道刑務支所

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  • 当施設は60歳以上の高齢受刑者のみを収容。再犯者も多数収容されている。
  • 認知症が進んだり、中には寝たきりになった者も少なくない。そのため、刑務官が介護している場合がある。
  • これらのことを配慮してか、独居房の壁には受刑者が暴動を起こしてケガしない様に、クッションが敷かれている。
  • また、受刑者の失禁対策としてカーペットを敷いている。
  • 他の刑務所と同じく刑務作業があるが、ここでも受刑者の失禁に備え、紙おむつが常備されている。
  • 高齢者ということもあり、食事も咀嚼困難な者に配慮し、食材を刻んだいわゆる「刻み食」が用意されている。

著名な受刑者

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特記事項

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脚注

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  1. ^ 広島刑務所、19年間の改築工事終了 定員は改築前の1・5倍 | 中国新聞デジタル”. 広島刑務所、19年間の改築工事終了 定員は改築前の1・5倍 | 中国新聞デジタル. 2022年9月8日閲覧。

関連項目

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外部リンク 

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座標: 北緯34度22分39.4秒 東経132度26分47.8秒 / 北緯34.377611度 東経132.446611度 / 34.377611; 132.446611