コンテンツにスキップ

国際宝飾展

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

国際宝飾展(こくさいほうしょくてん)は、年に一度、東京で行われる宝飾品展示会IJT(International Jewellery Tokyo)ともいわれる。宝飾関係者向けの展示会であり、商談を目的としている。会場は東京国際展示場

またイベントとして、「日本ジュエリーベストドレッサー賞」、「ブライダルジュエリープリンセス」(2007年 - 2011年)、「クリスマスジュエリープリンセス」(2015年 - )の両授賞式が併催されていた。

概要

[編集]

第1回は1990年で、以来毎年1月に東京国際展示場(ビッグサイト)で開催されている。宝飾展としては日本最大で、規模は出展側が世界36か国から約1600社、バイヤー側は約38,000名が来場とされている[1]。入場には招待券か来賓証が必要で、当日券は販売されていない。主催はRX Japan日本ジュエリー協会

また5月には神戸国際展示場にて、同種の展示会である神戸国際宝飾展 (IJK) が開催されている。

日本ジュエリーベストドレッサー賞

[編集]

日本ジュエリーベストドレッサー賞は、日本ジュエリー協会主催の著名人に贈られる賞[2][3]。過去一年を通じて「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」「今後もさらにジュエリーを身に付けて欲しい人」を選考、表彰するとされる。賞は世代別で、男性部門もある。授賞式は7月にTOKYO JEWELRYFESのレセプション・パーティーにて行われる。

第20回(2009年)の際には、20周年記念イベントとして、歴代受賞者の来場セレモニーも行われた。

歴代受賞者

[編集]
年度 10代部門 20代部門 30代部門 40代部門 50代部門 60代以上部門 男性部門
第1回 1990年 紺野美沙子 池上季実子 村山勝美 芳村真理
第2回 1991年 安田成美 古手川祐子 沢田研二 岩下志麻
第3回 1992年 今井美樹 島田陽子 阿川泰子 若尾文子 岡田真澄
第4回 1993年 牧瀬里穂 名取裕子 篠ひろ子 佐久間良子 山城新伍
第5回 1994年 松雪泰子 樋口可南子 小池百合子 野際陽子 カールスモーキー石井
第6回 1995年 石田ゆり子 黒木瞳 和田アキ子 三田佳子 鹿賀丈史
第7回 1996年 飯島直子 石川さゆり 田丸美寿々 浅丘ルリ子
第8回 1997年 梅宮アンナ かたせ梨乃 小林幸子 中村玉緒 森英恵
第9回 1998年 鶴田真由 川島なお美 小柳ルミ子 島倉千代子 朝丘雪路 小林旭
第10回 1999年 ともさかりえ 松嶋菜々子 高島礼子 天童よしみ 五月みどり 雪村いづみ 佐々木主浩
第11回 2000年 加藤あい 安室奈美恵 財前直見 安藤優子 瀬川瑛子 市原悦子 高橋由伸
第12回 2001年 深田恭子 本上まなみ 中村江里子 林真理子 木の実ナナ デヴィ・スカルノ 西城秀樹
第13回 2002年 上原多香子 米倉涼子 川原亜矢子 萬田久子 由美かおる 白川由美 新庄剛志
第14回 2003年 上戸彩 菊川怜 小島奈津子 浅田美代子 松坂慶子 黒柳徹子 氷川きよし
第15回 2004年 後藤真希 伊東美咲 水野真紀 黒木瞳 桃井かおり 十朱幸代 坂口憲二
第16回 2005年 松浦亜弥 長谷川京子 天海祐希 大竹しのぶ 秋吉久美子 野際陽子 中村獅童
第17回 2006年 BoA 小雪 深津絵里 大地真央 小池百合子 八千草薫 清原和博
第18回 2007年 長澤まさみ 倖田來未 篠原涼子 YOU 阿川佐和子 岩下志麻 速水もこみち
第19回 2008年 堀北真希 加藤ローサ 中谷美紀 江角マキコ 風吹ジュン 阿木燿子 谷原章介
第20回 2009年 成海璃子 広末涼子 滝川クリステル 真矢みき 夏木マリ 森山良子 松山ケンイチ
第21回 2010年 福田沙紀 ベッキー 観月ありさ 大塚寧々 戸田恵子 髙橋真梨子 佐藤隆太
第22回 2011年 前田敦子 黒木メイサ 木村佳乃 草刈民代 高畑淳子 八代亜紀 伊藤英明
第23回 2012年 武井咲 大島優子 米倉涼子 檀れい 余貴美子 浅丘ルリ子 佐藤浩市
第24回 2013年 川島海荷 剛力彩芽 松嶋菜々子 永作博美 高橋惠子 由紀さおり 東山紀之
第25回 2014年 川口春奈 吉高由里子 吉瀬美智子 鈴木保奈美 浅野温子 竹下景子 市原隼人
第26回 2015年 橋本環奈 桐谷美玲 深田恭子 宮沢りえ 片平なぎさ 伊藤蘭 哀川翔
第27回 2016年 小松菜奈 井上真央 松下奈緒 吉田羊 沢口靖子 和田アキ子 DAIGO
第28回 2017年 中条あやみ 西内まりや 柴咲コウ 石田ゆり子 賀来千香子 桃井かおり 三浦春馬
第29回 2018年 岡田結実 菜々緒 上戸彩 遼河はるひ 浅野ゆう子 大竹しのぶ 福士蒼汰
第30回 2019年 浜辺美波 吉岡里帆 橋本マナミ 常盤貴子 紫吹淳 森昌子 舘ひろし
第31回 2020年 Kōki, 有村架純 木村文乃 藤原紀香 松下由樹 原田美枝子 田中圭
第32回 2021年 森七菜 新木優子 戸田恵梨香 小池栄子 斉藤由貴 田中美佐子 横浜流星
第33回 2022年 芦田愛菜 広瀬アリス 佐々木希 アンミカ 真矢ミキ 宮崎美子 北村匠海
第34回 2023年 ラウール 永野芽郁 田中みな実 松嶋菜々子 永作博美 大地真央
第35回 2024年 橋本環奈 白石麻衣 MEGUMI 篠原涼子

特別賞受賞者

[編集]

ブライダルジュエリープリンセス

[編集]

ブライダルジュエリープリンセスは日本ジュエリー協会主催による著名人に贈られる賞。2007年から2011年まで開催。「ブライダルジュエリーのイメージリーダーとして最もふさわしい著名人」を表彰する、とされている。表彰式においては、受賞者はウエディングドレス姿で登場する[4][5]

歴代受賞者

[編集]

クリスマスジュエリープリンセス賞

[編集]

クリスマスジュエリープリンセスは国際宝飾展において著名人に贈られる賞。2015年に設けられた。「クリスマスにジュエリーをプレゼントしたい女性著名人」を表彰する、とされている。

年度 女優部門 モデル部門 タレント部門 歌手部門 特別賞
第1回 2015年[6] 西内まりや - マギー - 橋本環奈
第2回 2016年[7] 土屋太鳳 トリンドル玲奈 河北麻友子 乃木坂46 加藤綾子
第3回 2017年[8] 川島海荷 藤田ニコル - miwa 指原莉乃

(部門・その他は順不同)

脚注

[編集]
  1. ^ 国際見本市とは何か(RX Japan)
  2. ^ “松坂大輔:Wシリーズ連覇を宣言 “世界一の輝き”でジュエリーベストドレッサー賞に”. 毎日jp (毎日新聞社). (2008年1月24日). https://web.archive.org/web/20080128173653/http://mainichi.jp/life/fashion/graph/20080124/ 2011年1月31日閲覧。 
  3. ^ “木村佳乃らが日本ジュエリーベストドレッサー賞”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2011年1月27日). http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news2/20110127-OYT8T00695.htm 2011年1月31日閲覧。 
  4. ^ “小林麻央:姉より先にお嫁に行けない? 安田美沙子と「ブライダルジュエリー プリンセス」に”. 毎日jp (毎日新聞社). (2008年1月25日). https://web.archive.org/web/20080128030630/http://mainichi.jp/life/graph/20080125/ 2011年1月31日閲覧。 
  5. ^ “大島優子&福田沙紀、ジュエリープリンセス”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2011年1月31日). https://web.archive.org/web/20110202152832/http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news2/20110131-OYT8T00892.htm 2011年1月31日閲覧。 
  6. ^ “西内まりや&マギー、吹石一恵に羨望「女性として尊敬」「透明感ある」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2015年9月29日). https://www.oricon.co.jp/news/2059955/full/ 2020年2月18日閲覧。 
  7. ^ “「クリスマスジュエリー賞」土屋太鳳&カトパン&乃木坂46ら受賞”. ORICON NEWS (oricon ME). (2016年10月27日). https://www.oricon.co.jp/news/2080571/full/ 2020年2月18日閲覧。 
  8. ^ “「Xmasジュエリー賞」川島海荷&miwa&ニコルら受賞 指原はドッキリ警戒…”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年10月26日). https://www.oricon.co.jp/news/2099572/full/ 2020年2月18日閲覧。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]