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コモディイイダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社コモディイイダ
Comodi-iida Co.,LTD.
種類 株式会社
本社所在地

日本の旗 日本
114-8501
東京都北区滝野川七丁目27番7号[1]

[2]
北緯35度44分34.6秒 東経139度43分23.2秒 / 北緯35.742944度 東経139.723111度 / 35.742944; 139.723111座標: 北緯35度44分34.6秒 東経139度43分23.2秒 / 北緯35.742944度 東経139.723111度 / 35.742944; 139.723111
設立 1948年昭和23年)1月27日[1]
(創業1919年
業種 小売業
法人番号 1011501001600 ウィキデータを編集
事業内容 食料品衣料品家庭用品の販売
代表者 飯田武男(代表取締役社長
資本金 3億6,000万円
売上高
  • 935億5000万円
(2023年8月期)
従業員数
  • 約6490名
外部リンク https://www.comodi-iida.co.jp/
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コモディイイダ滝野川店

株式会社コモディイイダ: Comodi-iida Co.,LTD.)は、東京都北区滝野川七丁目に本部を置き、関東地方で食品スーパーマーケットを展開している日本の企業。旧社名は、株式会社飯田百貨店。CGCグループ加盟[広報 1]

生鮮食品を中心に取り扱うスーパーマーケットを東京都、埼玉県千葉県茨城県に展開している。売上構成比は衣料・日用雑貨が1割弱で、ほとんどが食料品である[3]

歴史・概要

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福井県大野町出身の飯田信助が飯田吉蔵の養子となって上京し[4]北豊島郡滝野川町田端91で[5][6]1924年大正13年)に「八百信」として青果店を開いた[7]のが始まりである。 この田端銀座通りにあった店舗は薄利多売の商法が評価されて昭和初期には門前市をなすと評価されるほど繁盛し[4]、小石川区柳町24にも支店を出すようになっていた[7]

1935年(昭和10年)1月3日に東京市王子区上十条町38番地を本店として資本金4000円で「合資会社飯田百貨店」を設立して法人化し[8]、食品全般と日用雑貨の販売を開始した[1]

その後、1937年(昭和12年)1月15日には東京市滝野川区田端町90番地を本店として資本金5万円で「(初代)株式会社飯田百貨店」を設立し[9]1938年(昭和13年)6月15日に「合資会社飯田百貨店」を解散し、東京市王子区上十条町38番地を本店として資本金5万円で「株式会社飯田雜貨店」を設立した[10]

しかし、1943年(昭和18年)に企業整備令により解散し[11]、休業することとなった[12]

1946年(昭和21年)に北区滝野川にて[1]飯田信助商店」として営業を再開し[13]1948年(昭和23年)1月27日[1]資本金17万8000円で「(2代目)株式会社飯田百貨店」に改組して法人化した[14]

1953年(昭和28年)8月に飯田商事株式会社を設立して[15]1962年(昭和37年)にセルフサービスを導入し[13]1970年(昭和45年)9月にグループの飯田商事株式会社を合併した[12][14]

青果や鮮魚などの生鮮食品を各店舗の担当者が卸売市場で直接買い付けて自社の自動車で店舗へ納入するなど、仲卸に頼らない直接仕入れを行い、仕入れを抑えることで競争力を維持する戦略を採用し、生鮮部門を全て直営で展開[16]。 また、無借金経営で店舗の多くを自社物件としており、店舗の上層階に社員寮を整備して、自宅通勤者と既婚者以外を入居させるなど、通勤負担や賃料負担を抑制する頃日経営で店舗を増やした[16]

1997年(平成9年)に「株式会社コモディイイダ」に社名を変更した[広報 2]

沿革

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営業中の店舗

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2024年4月時点で、以下の1都3県に計86店舗出店している[18]

閉店した店舗

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東京都

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  • 赤羽台店(東京都北区赤羽台1-6A-19[1]、1970年(昭和45年)10月開店[1]
    • 売場面積326m2[1]
  • 貫井町店(東京都練馬区貫井1-22-30[19]、1959年(昭和34年)9月開店[1]
    • 売場面積1,550m2[1] → 約1,960m2[19]
  • 前野町店(東京都板橋区前野町3-15-3[広報 5]
    • →パステル東京デザートファクトリー・パステル関東地区本部[要出典]
  • 東村山店(東京都東村山市久米川町5-36-1[広報 5]、?開店 - 2023年3月15日閉店[要出典]
  • 竹の塚東店(東京都足立区竹ノ塚2-9-17、?開店 - 2023年[要出典]8月20日閉店[広報 6]

埼玉県

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千葉県

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茨城県

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駅伝部・アスリートクラブ

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1973年(昭和48年)に当時の陸上競技経験者の有志が集まり飯田百貨店陸上部として結成。平成期に入り活動を縮小したが、2009年(平成21年)にコモディイイダ陸上競技部に改名し実業団登録、本格的に活動を再開させた。2011年(平成23年)度から長距離以外の選手の加入も増えたことから、全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)出場を競技の最大目的として活動する「駅伝部」と、それ以外の競技及びメンバーによる「アスリートクラブ」に分割した[広報 7]

駅伝部は2019年(令和元年)11月3日に開催された第60回東日本実業団対抗駅伝競走大会において12位に入り[24]2020年(令和2年)1月1日のニューイヤー駅伝に初出場を果たした。2020年、2021年の東日本大会でも12位、2022年の東日本大会は11位、2023年の東日本大会は8位で、5年連続のニューイヤー駅伝出場を達成している。2024年1月のニューイヤー駅伝では30位に入り、過去最高順位を記録した。[要出典]

女子部員は全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)への出場を目指し2021年から全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会(プリンセス駅伝)に出場している。プリンセス駅伝において2021年は21位[25]、2022年は26位[26]、2023年は30位[27]で、クイーンズ駅伝への出場は未だ果たせずにいる。[要出典]

関連会社

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  • 株式会社新鮮組本部 - 持ち帰り手作り弁当店チェーンを展開していた「ニコデリカ」が始めたコンビニエンスストアのフランチャイズチェーン[28]

関連項目

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脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l 『流通会社年鑑 1978年版』 日本経済新聞社、1977年10月25日。pp217
  2. ^ 『流通会社年鑑 1976年版』 日本経済新聞社、1975年10月13日。pp157
  3. ^ 株式会社コモディイイダの新卒採用・企業情報|リクナビ2022”. リクナビ2022. リクルート (2021年2月15日). 2021年6月24日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ a b c 『郡外在住大野郷友録』 大野新報社、1933年6月30日。pp249
  5. ^ a b 『帝国商工録 昭和7年 東京府版』 帝国商工会、1932年11月15日。pp224
  6. ^ 『職業別電話名簿 第20版 甲篇』 日本商工通信社、1930年11月5日。pp1461
  7. ^ a b c d 『帝国商工録 昭和8年度版 東京府版・神奈川県版』 帝国商工会、1933年10月20日。pp244
  8. ^ a b “商業登記”. 官報 第2494号 (大蔵省印刷局) (1935年4月30日).pp17
  9. ^ a b “商業登記”. 官報 第3091号 (大蔵省印刷局) (1937年4月24日).pp809
  10. ^ a b “商業登記”. 官報 第3585号 (大蔵省印刷局) (1938年12月15日).pp36-37
  11. ^ a b 『産経会社年鑑 第9版』 産業経済新聞社、1970年12月31日。pp312
  12. ^ a b c d 『全国繊維企業要覧 昭和45年版』 信用交換所大阪本社、1973年9月1日。pp32
  13. ^ a b c d 倉本初夫 『あなたも幹部社員になれる 新入社員一年間の勉強法』 商業界、1968年2月20日。pp336
  14. ^ a b c d 『会社年鑑 1971年版』 日本経済新聞社、1971年5月25日。pp1205
  15. ^ a b 『帝国銀行・会社要録 第47版』 帝国興信所、1966年11月10日。pp1058
  16. ^ a b 『東京の中堅流通100社』 日本経済新聞社、1985年5月24日。 pp30-31
  17. ^ 『全国食品スーパー名鑑 1973年版』 食品新聞社、1973年1月20日。pp260
  18. ^ 店舗のご案内”. コモディイイダ. 2021年4月11日閲覧。
  19. ^ a b 『首都圏ビッグストアマップ・ストア名鑑 1984年版』 日本マーケティング教育センター、1983年8月20日。pp32
  20. ^ a b 『流通会社年鑑 1985年版』 日本経済新聞社、1984年11月8日。pp116
  21. ^ 『全国商業通覧 第3回 1985年版 東日本 1』 通商産業調査会、1985年3月。pp1023
  22. ^ a b “後継招致、専門店街が音頭 結城駅前「しるくろーど」 核店撤退、2ヵ月で再出発”. 日本経済新聞(日本経済新聞社). (2004年12月4日) .
  23. ^ 結城駅北口 コモディイイダ閉店 茨城新聞 2019年2月28日[1][リンク切れ]
  24. ^ 第60回 東日本実業団対抗駅伝競走大会結果東日本実業団陸上競技連盟
  25. ^ 資生堂が3区から独走で初優勝!岩谷産業ら4チームが初の全日本切符獲得/プリンセス駅伝月陸Online
  26. ^ パナソニックが残り300mで逆転! 初優勝で全日本大会出場権獲得/プリンセス駅伝月陸Online
  27. ^ プリンセス駅伝2023TBS
  28. ^ 『ダイヤモンド商店百科 1987』 ダイヤモンド・フリードマン社、1987年3月30日。 pp45

広報資料・プレスリリースなど一次資料

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  1. ^ あなたの街のCGC加盟店 株式会社コモディイイダ 新河岸店(CGCジャパン) 2012年5月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 会社情報”. コモディイイダ (2010年6月25日). 2011年4月7日閲覧。
  3. ^ 株式会社 新鮮組本部と資本業務提携
  4. ^ コモディイイダで「楽天ポイントカード」と「楽天Edy」が利用可能に|楽天ペイメント株式会社のプレスリリース
  5. ^ a b c d e f 店舗一覧”. コモディイイダ. 1999年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月25日閲覧。
  6. ^ 竹の塚東店 コモディイイダ
  7. ^ 沿革コモディイイダ駅伝部

外部リンク

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