魔法
魔法(まほう)とは、科学的・合理的な説明を付すことのできない現象を人為的に発生させる技術である。
魔法研究史[編集]
神話・伝説の時代[編集]
魔法は太古より存在しているとされるが、その起源は神話や伝説のヴェールに包まれていていまだ神秘の謎に満ちている(だから面白いのだが)。眠っている原石の一方、ガセネタも多く熟練した研究者でないと迷子になり、ミイラ取りがミイラになるともいわれるほどである。世界各地域のそれぞれの神話では超常的な力を持つ人物が登場するが、それらは超能力や呪術と区別がつかないことも多い。
やがて後世の魔法使いやオカルティストたちは、自らと神話・伝説上の人物とのつながりを捏造し見出しはじめた。エジプトの女神イシスやアーサー王伝説の魔術師マーリンなどがそれである。伝説上の人物が書いたように見せかけた、後世になって作られた偽書もしばしば現れた。一部の過激なカルトは古代アトランティス文明などの超古代文明から受け継がれたものだと主張するものまで現れた。
有史[編集]
エジプト、バビロニアなどのオリエントからもたらされた魔法は研究熱心なギリシアで花開いた。ギリシア人学者は万物の元素を「水だ!」「火だ!」「土だ!」「いやいやアトム(鉄腕アトムにあらず)だ!」と侃々諤々の議論のすえ、「地」「水」「火」「風」の「四大元素」にすることに落ち着いた。これが魔法の分類に大きな影響を与えている。ローマ帝国ではギリシアの学問を受け継いで先進的な研究が行われたが、ローマ帝国がキリスト教を国教にするにあたり、キリスト教徒の圧力でその研究成果の一切が破棄され、魔導師や民間の魔法使いは追放され迫害された。
ローマ帝国の魔力はその後もわずかに残存した結界によってしばらくは継続して残っていたが徐々に衰え、ついには蛮族の呪術に圧倒され、ローマ帝国東西分割の要因のひとつになった。
その後も各地で魔法研究の萌芽が見られたが、魔法研究には膨大な生け贄と投資が必要なため、多くの国家や王朝の首脳は魔法研究をコストパフォーマンスの点からためらい、ローマ帝国以外に本格的な研究調査を行った組織は見られなかった。
その後、魔法研究には長い空白が見られ、文学的・思想的な影響が散見されたにとどまる。実際の研究を公式に行ったとされる機関は確認されていない。私的な研究やオカルティズムの流れを汲む研究は広く行われているが、これらは厳密には呪術に属するとされる。
現代へ[編集]
19世紀後半頃の英国から剣と魔法のファンタジー文学が世界中に広まり、魔法が再評価されるようになった。第二次大戦後、RPGなどのゲームでさらに信者を獲得したが、ゲームでは呪文や必殺技をプログラムに組み込むために、もともと目に見えない魔力を、魔法攻撃力、魔法防御力、MP(マジックポイント)、などに数値化し何%などの確率を導入している。
現代の魔法信者は幼児と、中二病が大半を占め、少子化と、成人になっても精神的に子供のままでいる期間(モラトリアム)の長期化が相まって中二病の割合はますます増えてきている。
近年、製薬会社や軍需企業などの巨大企業が研究を開始したという報告があるが、公式には確認されていない。ヨーロッパに本社を置く巨大製薬企業が魔法使いの採用を行っていたが、その企業は後にバイオハザードを起こして倒産した(アンブレラ社)。米国政府は魔法の研究をキリスト教の精神に反するとして非公式に弾圧しているとされる。
魔法観の移り変わり[編集]
魔法観は移り変わりを見せている。
- 古代においては、魔法の威力などは術者のうちに内在する能力に依存するのが常であった。術者はおのれの魔法力と、呪文のもつ言霊の力に共振して最大限の力を引き出すのである。
- 中世になってキリスト教が主流の位置を占めると、キリスト教は魔法を「悪魔と契約した術」として危険視するようになった。魔法は外在する力によるとされたわけである。魔法の威力は、ソロモン72柱など召喚した悪魔のランクの高さに比例するとされた(もっとも、引き出すためには術者自身の能力も必要とされたわけであるが)。これらの名残は「召喚魔法」と呼ばれるものに残されている。ゲーテ『ファウスト』からキュゥべえまで受け継がれているというワケである。聖人のは「奇跡」とされるなどダブルスタンダードきわまりないのであるが、ともかくも魔法は邪術扱いされたのだった。中世よりもずっとあとになっても、「魔法を使っていた」と疑いがかけられれば、魔女裁判で粛清されましたとなるのだから穏やかでない。極端なものになると、インキュバス(男性)、サキュバス(女性)との
性交も疑われたという。 - さすがにバーベキュー(火炙り)は非人道的だという抗議デモとキリスト教の権威の衰えによって教会が折れて、19世紀には魔法物語が書けるようになり、それらのファンタジーでは悪魔を介さずに直接発動できるようになっている。再び魔法は内在する力だと捉えられるようになったのである。古代の魔法観が「復権」したといってもいい。
魔法省[編集]
いくつかの国家に設置されている魔法行政を司る官庁。闇の帝王(重度の中二病患者)の復活により、大半の魔法使い(邪気眼使い)が死食い人(リア充)によって殺害された。だが、ハリー・ポッター(童貞)の活躍により、元の政治体制に戻ることが出来た。
日本国においては、宮内庁が相当するとされる。かつては日本式魔法(陰陽道のことか?)が存在したが、敗戦時にGHQによってその存在が抹消された。
宗教との関連[編集]
キリスト教は魔法や呪術を明確に否定する立場をとっている。しかしその一方でキリストが行ったとされる「奇跡」が魔法であったとする説もある。 イスラム教は魔方陣による魔法を研究したが、魔法本来の研究よりも美術様式や数学としての魔方陣に価値を置いており、その成果はアラベスク様式として美術的に賞賛されている。ちなみに、魔方陣と魔法陣は別物である。「なんで魔法の項に魔方陣のことが書かれてるんだ?」と疑問に思った読者はなかなか鋭い。
魔法の道具[編集]
魔法の威力を増大させるアイテムである。
- 魔法書、魔導書(グリモワール)
- 魔法を使うための手段や呪文などが記されている本である。たいてい大きく分厚く重厚で、羊皮紙で作られていることが多い。言語はローマ~中世頃に使われていた学術言語ラテン語が一般的であるが、架空という設定にしている作品では何らかの魔法言語になってるものも多い。装飾で豪華になる。
- 杖(ワンド、スタッフ)
- 使われている作品によって材質はさまざまである。一番古式ゆかしいものとしては、天然木、それも神聖な霊樹で、先がややCのように曲がっている杖が挙げられる。ほか、金属製のものとかもある。装飾で豪華になる。中には某少女のステッキの様に、それ自身が意思を持つものも見られる。
- 魔法のほうき
- 空を飛ぶための道具である。見た目はただのほうきにしか見えない・・・が魔力を持っているらしい。かつては魔女の持ち物であったが、ハリー・ポッター君も使っていました。大長編ドラえもん『のび太の魔界大冒険』ではこれをつかって「ホーキング」なるものをやっていた。車椅子の天才物理学者ホーキング……
- 魔法のじゅうたん
- 中東限定のアイテム。ほうきと違って、多人数も運ぶことができるが、それだけ魔力も消費する。ペルシア(イラン)が名産地で、拝火教の祖にして偉大なる魔術師ゾロアスターが発明したともいう。
- 魔法のランプ
- これも中東限定のアイテム。こするとランプの精が出てくる。ランプの「精」とはいっても、出てくるのはジンという人間離れした大男である。このジンは酒のジンを飲むと無敵になるため、酒のジンの名前はここから生まれたという。
召喚魔法の伝統を受け継いだ西洋近代儀式魔術では、ほかにも山羊の頭蓋骨であるとか、アセイミ(ナイフ)とか、おどろおどろしいさまざまな道具が入り用になってくるがここでは省く。
主な魔法[編集]
現代に伝わるごく一般的な魔法の例として「手付かず」がある。これは焦りや動揺から何に対しても集中できない状態を指し、明日か明後日あたりにデートの約束がある場合によくかかる。文学的な呪文については、「呪文」も参照。
黒魔法[編集]
- ファイガ
- 炎属性の魔法では、もっとも強力である。消防法で一般人の使用は禁止されている。
- サンダガ
- 雷属性の魔法では、もっとも強力である。電力自由化により、電力会社はその電力を買い取ることを義務付けられている。
- ブリザガ
- 氷属性の魔法では、もっとも強力である。ただし、フロンガスを使用したものは法律により禁止されている。
- ウォタガ
- 水属性の魔法では、もっとも強力である。最近は弱酸性でマイナスイオンを帯びたものが人気がある。水素を過分に含んだものもあり、もっぱら女芸能人や富豪に用いられている。
- エアロガ
- 風属性の魔法では、もっとも強力である。女性に対して唱えるといつの間にか拘置所に移動している。
- バイオ
- 毒性が強いので、使用には毒劇物取扱者の免許が別に必要になる。稀に無意識に周囲に放つ者もいる。
- ドーテーボッシュー
- 魔法がこの後人生一度も使えなくなる
- フレア
- 黒魔法ではもっとも強力である。IAEAが査察に来る。
白魔法[編集]
- フルケア
- HP回復魔法ではもっとも強力であるが、悪化した財政を回復させることはできない。
- アレイズ
- 全ての借金を帳消しにした上で、過払い金の返還で回復もできる。大阪ミナミではつかえないときも。
- エスナ
- パーティの状態異常を回復する。ただし、性格の異常は回復されない。
- サイレス
- 敵を黙らせて魔法を使えなくする。ただし、乱用すると言論の自由の侵害で訴えられる。
- ウォバル
- オタ友達をつくり孤立化を防ぐ。このままだと簡単につぶれてしまう。
- ウォケア
- オタグループをつくり更なる孤立化を防ぐ。他のグループがいないとはしゃぐ。
- ザオリク
- どんな非リア充でも一時だけリア充に復活させる事ができる夢のような呪文。しかし一度でも使うとその後一生リア充にはなれない
- マホカンタ
- 自分に魔法反射バリアを張る。「…覚えておくのだな、これがマホカンタだ…!」リフレク、マカラカーンとは違います。メドローア、ベホマラーをはじめとするほとんどの魔法を使用者に返す。というか自己回復できない魔法使いが回復呪文反射すんなよ。しかし、凍てつく波動とフェルエリア・フォン・エターナリティには滅法弱い。
時空魔法[編集]
- バニッシュ
- 姿を消すことが出来る。常にこの状態の人もクラスに1人はいる。デスには滅法弱い。
- ヘイスガ
- ターンが回ってきやすくする。官製談合でターン配分を決める。
- スロウガ
- ターンが回ってきにくくする
- ストップ
- 通称ザ・ワールド。時間を止められる。主にSM等に用いられる。魔法の使えない厨房等が最も使ってみたい魔法の一つでもある。
- レビテト
- 修行しなくても空中浮揚ができるようになる。しかし、公衆の面前で実践すると「修行中」だと思われ、監視の目が厳しくなる。あの人ご用達。
- メテオ
- 時空を捻じ曲げこじ開け宇宙空間を呼び出し隕石を降らす、局地的な流星雨かマントルバンカーレベルの巨大隕石がくるかはお察しください。たまに、失敗して小さい流れ星が一つだけ降ってきたりする。
- またイチローの投げる球はこれと同等の力を持つといわれている。
禁断魔法[編集]
- 誰もかれも消えちまえ
- 野比のび太がどくさいイッチを使って発動した究極魔法。一瞬にして全人類を抹消することができる為、全魔法の中でも最大級の威力を誇っている。
- この人日本人です!
- 唱えるだけで外国人一人を母国に帰国不能にできる
- この人痴漢です!
- 唱えるだけで男性一人を社会から抹殺できる
- 心は女です!!
- 唱えるだけで女性一人を社会から抹殺できる
- みんなやってます
- 大半の日本人の精神を操作することが出来る
- 仕様
- 失敗しても無理矢理正すことが出来る。評価や信用はガタ落ちする。
- 絶対、大丈夫だよ
- 唱えると本当に何とかなる、100グラム100円の魔法使いも何とかなった。
- 働いたら負けかなと思ってる
- NEETにとって最強の魔法だが、これを使うと周りから白い目で見られる
- 来週から頑張ろう
- 大学生にとっての魔法の言葉、これを使えば楽して単位を落とすことができる
- あなたとは違うんです
- 自分を客観的に見つめ、先を見通す能力を得る
- なぜなら彼もまた特別な存在だからです
- 「彼」の所は他にもこの魔法の対象人物名や「彼女」等が入る。この魔法の対象人物は自分は特別な存在という中二病に似た妄想をする。
- バルス
- 一瞬で、かのラピュタ王を倒すことが出来る
- 大体分かった
- 相手の説明を一瞬で終わらせる事ができると同時に一部の人間の怒りを買う事ができる。
- 南無妙法蓮華経
- 一般人を創価学会に勧誘することができる。
- 先生に言うよ
- 相手にやすやすと謝らせることができる
- ※ただし使うのもやるのも生徒だけ
- 訴えますよ
- クレーマーや押し売り業者、しつこい商品の勧誘などをたちどころにSTOPすることができる
- 要出典
- 頭の固い人が使う魔法。自分にとって都合の悪い真実もこの魔法で「信憑性の薄い出来事」に変えることが出来る。[要出典]
- 過去お世話になった
- 予め恩を売っておくことで、自分の都合の悪いことに対する批判をかわすことができる。その代わりあらぬ噂がたつことがある
- この人私の子どもです!
- 外国にいる15歳未満を養子縁組さえすれば、子ども手当をもらうことができる。
- 家の都合です
- 子供がめんどくさい事柄で早退する時に使う言葉。
- 叔父さんの葬式です
- 「家の都合です」の上位呪文。 ただし、バレた時には逆効果になるのでお察し下さい)
- 見なかったことにする
- 正義という重圧を一瞬で回避することができる。同時にちっちぇーやつになれる。
- アフリカでは子供たちが飢餓で苦しんでいる
- 相手に罪悪感を与える魔法。寄付するといえば、お金をもらうことも出来る。
マジックワード[編集]
特定の効果を持たず、使用者の都合に応じて様々な効果を使い分けることが出来る、インターネットにも対応した現代の魔法。
- ゆとり
- 世の中の害悪全てを若者の責任にすることが出来る。ただし使用するごとに精神の老化が進む。
- 努力が足りない
- あらゆる出来事の責任を対象に押しつけることが出来る。努力次第/自己責任と同じ。
- ゲーム性
- 見識のない物でもゲームを語ることが出来るようになるための言葉である。
- ゲーム脳
- 事件の原因を語るのに大変便利な言葉である。
- ぽぽぽぽーん
- 2011年にACが日本全国に向けて発信した洗脳魔法である。 募金とは皆からお金を分けてもらい、大きな困難を粉砕する銭の元気玉のこと。
大の大人が探すため手がかりにしている魔法[編集]
ビスマス以後の原子核は安定原子は存在しないが、その中でも少しは安定する物質を探す魔法、学術的には魔法数と呼ばれる。
関連項目[編集]
- ドラゴンクエスト
- ファイナルファンタジー
- 魔法少女 - 現代社会で魔法を使える希少な存在
- 魔法戦隊マジレンジャー - 黄色の腰。
- 黄金の国ジパング - 魔法使いの国。強力な風魔法で蒙古軍を撤退させた。
- 初音島 - 魔法を使える人々が住んでいるとされる。
- ベルカ公国 - 現在では数少ない魔法の技術のある国
- 魔術 - 魔法が人には成せない奇蹟とすれば、魔術は人の技術や科学で作り上げた能力という事になる。
- 魔力
- 魔法使い
- マジック:ザ・ギャザリング
- 呪文
- ホグワーツ魔法魔術学校 - 魔法を習うならここ。
- 魔法省 - 魔法行政を司る官庁。
- PSI - 魔法の原形の力。
- 邪気眼使い - 自分が魔法を使える存在だとひそかに信じている。
- 妖精の尻尾 - 強大な魔導士が多数所属するギルド。
- 魔法瓶
- 3DCG
- 剣と魔法の世界
この項目「魔法」は、執筆者自身は結構気に入っていますが、どう見てもクソの山です、本当にありがとうございました。ダチョウ倶楽部に訴えられないうちにとっとととりかえることをお勧めします。 (Portal:スタブ)