餓狼伝説

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餓狼伝説』(がろうでんせつ)とは、SNK1991年カプコンの『ストリートファイター』の対抗作品としてアーケードで発表した対戦型格闘ゲームである。海外名は『Fatal Fury』(略称はFF)。

概要[編集]

テリー&アンディのボガード兄弟と日本人ムエタイ選手ジョー・ヒガシがサウスタウンの夜の大統領にして格闘大会「ザ・キング・オブ・ファイターズ」主催者であるギース・ハワードを倒すために戦うゲーム。『龍虎の拳』や『サムライスピリッツ』より先に発売されていることは常識である。

登場人物[編集]

プレイヤーキャラクター[編集]

テリー・ボガード
本作の主人公で、シリーズ皆勤賞。養父ジェフ・ボガードを暗殺したギースの打倒に立ち上がる。詳細は本人の項目を参照。
主人公の基本である波動ホニャララに昇竜ナンチャラっぽい技に加え、竜巻ウンタララっぽい技が2つそろっている。
アンディ・ボガード
準主役で、テリーの義弟(シリーズ初期は実弟)。「骨法」なる日本の武術を使うせいか、日本かぶれのアメリカンと誤認されている。『ストリートファイター』でのケンに該当する人物。本人はストイックな人物だが、不知火舞というセクシーな許嫁がいる。準主役なのに、『CAPCOM VS. SNK』シリーズや『KOF2003』には登場していない。
その大きな特徴は、初心者愛用かつ初心者殺しとして名高い残影拳のタメ時間の少なさと、それ以降の大きな壁となる防御力の少なさである。特に、パワー系キャラクターとの相性の悪さはすさまじく、小パンチor小キックで技の出がかりを潰されたり、必殺技をすかされた後の連続攻撃を食らうだけで、体力の半分近くが削れる恐ろしさ。特にライデンとの戦いにおいて、下手にジャンプ攻撃をして相手の強キックなんぞがぶち当たると、体力の3分の1が持っていかれるハメになる。
ジョー・ヒガシ
第三の主役で、後にボガード兄弟と親友となる男。現役のムエタイチャンプだが、日の丸ハチマキにトランクス(特に修羅パンツが好み)一丁といった色物な格好をしている。本作では自分のせいでやさぐれたホア・ジャイを更生させるが、それ以降の本編ではだんだん影が薄くなっていった。アンディを差し置いて『CAPCOM VS. SNK』シリーズや『KOF2003』に登場している。
実は主人公兄弟を差し置いて、強キャラの名をほしいままにしていたりもする。彼の基本必殺技はほぼテリーと一緒なのだけれど、主人公がガタイがよくて&モーションの書き込みいっぱいあってと色々と補正がついた結果、どうしてもモッサリした攻撃表示になってしまっているのに対し、主人公(脇役)の彼は、攻撃モーションの書き込みが少ないというだけで、そんな評価に直結する。『ストⅡ』以降常識となったキャンセルの全盛時代は、それが当たり前の話だった。実際、モーションがシンプルかつスピーディーに表示され、隙が少ない基本技に範囲が広い必殺技と、実に使い勝手のいいキャラクターになっている。
のだけれども、まぁ、その分性格がアレになっている。しかも、次回作以降、徐々にひどくなっていく。
最終的に、彼はその名前ではなく「ケツ」の二文字でプレイヤー側に認識される存在となる。

序盤の敵キャラクター[編集]

リチャード・マイヤ
カポエラ使いにして、レストラン「パオパオカフェ」店長。天井に掴まってジタバタする技を頻繁に使う。『ストリートファイター』の李や『龍虎の拳』の藤堂竜白に該当する人物。
本編では初代のみの登場だったので、後に『KOF MAXIMUM IMPACT』シリーズで復活した。
マイケル・マックス
テリー達の飛び道具より高性能な「トルネードアッパー」を使うが、ジャンプが出来ない元プロボクサー。代わりに格闘ゲームで現在まで主流になるバックステップを初めて取り入れた。アクセル・ホークが『餓狼伝説スペシャル』に登場する際に「トルネードアッパー」を譲ったためにますます復活の機会が遠くなった。
ボンボン餓狼ではビリーに殺害されるという酷い役回り。しかも彼のみ未だにアーケード作品で正規にプレイヤーデビューしていない。
ダック・キング
テリーのライバルにして友人でもある格闘ダンサー。ウルトラセブンみたいな髪型。デラレーズ三巨頭の一人でもある。
ボンボン餓狼ではテリーのライバル設定は消え失せ、なぜか助さん格さんポジションになった。
タン・フー・ルー
ジェフの師匠で、ボガード兄弟の育ての親。『ストリートファイター』の元とは真逆な温厚で正義感の強い老人格闘家だが、本作では一定のダメージを与えると筋肉ムキムキの巨漢になる(ただし、さらにダメージを与えると元に戻る)。

ギース一味[編集]

ホア・ジャイ
準々決勝の対戦相手。ジョーの前任のムエタイチャンプだが、ジョーに負けたことが原因でグレて酒びたりになりギースに拾われる。
本編では更生したため出番が無くなったが、『KOF XIII』では再びグレた状態で再登場する。ついでにボンボン餓狼ではビリーに暗殺されている。
ライデン
準決勝の対戦相手。いきなり青汁を噴射する。リングネームだけは和風なオーストラリアプロレスラーライデノヴィッチやライコフと言う本名でなく、そもそもこれも本名でない。続編の『2』および『スペシャル』では更生してビッグベア名義で出場するが、をこく構えから噴射して相手へ衝突する「ジャイアントボム」や、また超必殺技をコマンド投げでなく屁のガスを口から噴射する火炎放射「ファイアーブレス」にしたためにクレームを付けられて再び表舞台を追われる。
ビリー・カーン
決勝戦の対戦相手。ギースを神と崇める棒術使いで、棒の手紙を送りつけることが大好き。本作では裸オーバーオールの格好をしているが、妹のリリィに嫌がられたので続編ではユニオンジャックのタンクトップや禁煙マークのライダースーツを着用している。また本作では棒を投げつけて身動きがとれなくなる雑魚だったが、『2』以降では最終鬼畜兵器と化した。
ギース・ハワード
本作の最終ボス。詳しくは本人の項目を参照。
本編では『1』の時点で死亡してないことになったが、ボンボン餓狼では『1』の時点で確実に転落死している。

続編[編集]

  • 餓狼伝説2 - この作品で不知火舞キム・カッファンが初登場した。
    • 餓狼伝説スペシャル - 『2』のバージョンアップ版。
  • 餓狼伝説3 - この作品でブルー・マリー山崎竜二が初登場した。
    • リアルバウト餓狼伝説 - 『3』のアレンジ改良版。ネオジオでは3作も発売された。
  • 餓狼伝説 Wild Ambition - 本作の3Dリメイク作品。この作品の続編は製作されないのだろうか!?
  • 餓狼 Mark of the Wolves - シリーズ最終作。テリー以外のキャラクターは総入れ替えとなった。

コミカライズ版[編集]

  • ボンボン餓狼 - 作者は細井雄二戦車で砲撃してくるローレンスに対しテリーが「男なら拳(こぶし)ひとつで勝負せんかい!」と叫び、第一部でマイケルとホアとギースが死んだはずなのに続編ではこの3名がクラウザー一派の手で蘇生したり、キム・カッファンとチン・シンザンが大悪党の漫画。
  • 暗黒の覇王街 - 作者は石川賢。テリーとアンディとジョーと舞とベアが、ギースと結託した中国の蛮族と対決するバトル漫画。

関連項目[編集]

このゲーム「餓狼伝説」には、致命的なバグ・不具合が含まれています。このままでは発売できませんし、仮に発売しても非難の嵐となるでしょう。発売を延期してでもデバッグに参加して下さる開発者を求めています。 (Portal:スタブ)