出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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(かぜ)とは、透明で軽く自由な存在である。地球上の未来が予測できない最大の原因であり、カオス理論の主成分。そして桶屋の死活問題でもある。

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形態・特徴[編集]

風は軽く透明であり一定の形を取らない流体である。あまりにも軽いため、日本列島をはさんで太平洋から日本海まで低気圧に吸い込まれたりしている。風が吹くと言われるが実際には吸われていることの方が多い。透明度はほぼ100%であり人間には流れが目視不可能であるため、思いも寄らぬタイミングで人間たちの間を通り抜けていくこともあるので思わぬメクレルが記録されることもある。風はあまりにも透明で軽いため、かなり存在感の無いものとして扱われ、理想状態では完全に無視される

時に見せる風の強い影響

無視されるほど軽いが時に強く吹き付けることがあり、そのような時には計測された速度記録などは逆に無視されることになる。また台風や竜巻の時には特に荒ぶった挙動を見せ、特急を脱線させ、乗用車を横転させ、送電線を引き千切って停電を引き起こし、時に小学校を休校にする等と多大な影響力があり、いくら天地創造のときに神が創らなかったからといって、理想状態では風を無視するとしてしまうのはどうかと思うぐらいの存在感を見せる。

自由気ままな存在で無軌道に動き回るため誰にも捕らえられず、風の動きを横から利用して発電をしようという風力発電の計画が持ち出されることもあるが、その不確実性から上手くはいっておらず、長嶋茂雄に采配を期待するぐらい無駄な計画となっている。そのように自由な振る舞いを見せる風であるが、歌手に引き寄せられる特性があるようで、特にロックンローラーと西川貴教が歌うときには絶えず真正面から襲い掛かっていくところが観測されている。

カオス理論[編集]

軽くて透明なために無視すらされる風であるが、軽いが故に前述の項で示したように猛烈な勢いで流れることがあるため強い力で対象に襲い掛かかり、また透明であるために力がかかるタイミングが分からないことから、地球上の事象に人間には予測不可能で多大な影響を与えてしまうことになってしまい、未来は複雑で予想が出来ないものとなってしまっている。例えば天気予報が予報であり予定でないのも、風の影響が強い。こういった事象の複雑性や予測不可能性などはカオス理論や複雑系と呼ばれるが、例として挙げられるものには大抵風を一度挟むことからも、風がカオス理論の代表、カオス力学の主成分であることが分かる。

例えばカオス理論では『バタフライ効果』と『風が吹けば桶屋が儲かる』が有名であるが、前者は蝶々が風を起こすのが始まりであり後者はそのもの風が始まりである。つまり風さえ起こしてしまえばなんでも起こってしまうと言えるし、何かの原因を説明するときに風さえ挟んでしまえば何とでもこじつけられるとも言える。つまり風が止んでも桶屋は儲かる風が吹いても桶屋が儲からない。いわば風は自然の乱数発生器である。

生物性[編集]

風は無生物であると考えられているが、生物的な振る舞いをみせることがある。少なくとも息をし、一部英邁な新聞記者はその息吹を事前に感じとれる。

時折、風は人にささやいてあらぬ方向へ運命を誘導する。

よく人語を解するらしく、風から便りをもらう人もいる。おしゃべりが好きだが話す内容は出鱈目で、風の話す噂は信憑性が薄いと評判であるが稀に中年女性が信じてしまい広く流布されこともあり、また特に何事かを風が評すると企業や経済に被害が出ることも多く風評被害と呼ばれて現代の重大な問題となっている。

風は好色。

好色であり人間の女性に情欲を抱くこともある。道行く女性のスカートをめくることも多く、また日本昭和期の多くの子供は風の子供であったと伝えられる。他人の恋愛事情にも過敏で、男女が運命的な出会いをしたときにはその間を通り抜けて何とか邪魔しようと画策しているが、透明なので誰も気にしないと言う無駄な努力になってしまっている。

なお、上記は未成熟な風に関しての記述であり、大きく育った場合の振る舞いに関しては台風を参照のこと。

関連項目[編集]