レナ

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レナ(RENA)とは、日本の家庭用ゲーム機・ゲームソフト製造企業である任天堂が発売する、「愛撫と憎悪の物語」のシミュレーションRPGファイアーエムブレム』シリーズに登場するシスターの事である。レナさんと、"さん"付けで呼ぶのが正しい。

彼女は、古典派RPG『ファイナルファンタジー』シリーズなどにも登場している。シスターとは回復系の魔法使いの事であり、司祭・白魔術士・白魔道士などと呼ばれる事もあるが、概ね大体同じ意味である。

主な登場作品[編集]

レナさん(左)
ファイアーエムブレム シリーズ
ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』(1990年/ファミリーコンピューター)・『ファイアーエムブレム 紋章の謎』(1994年/スーパーファミコン)・『ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣』(2008年/ニンテンドーDS)に、レナさんは登場する。
同シリーズのレナさんについては後述する。
ファイナルファンタジー シリーズ
レナさんは、古典派RPG『ファイナルファンタジー』シリーズの『5』を始めとする数作品に実名で登場。その登場歴はシリーズトップクラスである。『5』ではの王女様。白い頭巾や衣服を身にまとった『ファイアーエムブレム』とほぼ同じ格好で出演している。
ひぐらしのく頃に
竜宮レナこと竜宮礼奈というヒロインのひとりとして活躍している。鉈が主要武器。レナさんはマケドニアに君臨する前は雛見沢にいたとされ、そこで狂信的におやしろさまを信じ数々の伝説を残したとされる。このときにレナさん死亡説も流れるが、同時にオーム復活説も流れ、レナさんのもとにはマスコミが殺到したという。レナさんの僧侶になった理由として「雛見沢での経験が前線にでたとき軍で生かされるため」だそうだ。
スターオーシャン
スターオーシャン セカンドストーリー』では、レナ・ランフォードという回復役として登場する。ヒロインであり、もう一人の主人公である。体術(拳)を得意とするが基本打たれ弱い。アニメやリメイク漫画で強調され守られヒロインに。主人公クロード・C・ケニー の他、幼馴染のアレン、ディアス・フラックと無自覚に男を弄ぶことから隠れビッチと呼ばれることもあるとか。好物はショートケーキらしい。また『スターオーシャンEX』(アニメ)にも登場する。
舞-乙HiME 0 -S.ifr-
舞-乙HiME 0 -S.ifr-』では、レナ・セイヤーズという自らの強すぎる力を恐れ悩む史上最強のオトメとして登場した。彼女が真の力を解放したときの姿は実はこれ。当然、オトメの力はア〜ン♥♥したことのないうふふしか使えない力なので、ジュリアンとの関係はお察し下さい

レナさんの人物像[編集]

『ファイアーエムブレム』シリーズのレナさんは、マケドニア王国の貴族出身のシスターとして表向き登場するが、その正体はマケドニアの工作員である。シスターとしての彼女は、慈悲深く心優しい性格から聖女とも呼ばれている。この慈悲深く心優しい性格は、彼女の本心であり演技ではない。

彼女が辺境のデビルマウンテンにいたのも偶然ではなく、マルス様に近寄る為であった。山賊集団サムシアンに捕らえられたのはハプニングだったようであるが、山賊一味の盗賊を魅惑して手中に収めて彼と共に脱出し、結果的に、最も怪しまれない最善の方法でマルス軍に合流する事ができた。

熱心な赤十字奉仕者[編集]

スイス連邦の研究機関の調査により、2005年の12月にレッドクリスタルが十字社の紋章であることが判明。レナさんも赤いクリスタルを持っていた事から、レナさんが赤十字社の熱心な支持者であることが判明し、関係者の間で大きな話題となった。

驚異的な身体能力[編集]

マケドニアや黒の組織の工作員として多忙な毎日を過ごす彼女にも、やはり休む間が必要である。そこで彼女が会得しているのが、昏睡状態を装う仮病の能力である。彼女は間を置いて入院する事で休息をとっているわけだが、病院の院長やFBI捜査官の目をも欺く能力はさすがの一言に尽きる。

驚異的な経営能力[編集]

あまり知られていないが、彼女は経営者および指揮官としては超一流であり、某ゲームの指揮官スキルで言えばイシュタルと同程度の☆☆☆☆☆である。性格・容姿もクリソツだとおもうのは某利用者だけではないような希ガスる。その証拠に、英雄両戦争後破産した教会を乗っ取って修道院兼魔道研究所として再建し、あまつさえ孤児院まで併設している。この魔道研究所は独立行政法人マケドニア大学の前進である。一方で、彼女の手法には某元大阪府知事並みに強引な側面もあることから教会関係者を中心に批判の声もある。[1]

レナさんにまつわる伝説[編集]

マケドニアの工作員としてマルス様に接近した彼女は、マルス様と密通したと見られており、これは専門家の間でもほぼ既定の事実となっている。ローマ建国神話に登場するレア・シルヴィアとマルス様との交遊話も、このマルス様とレナさんとの密通したエピソードがモデルになっていると見られており、この事については、レムスというレナさんとマルス様を合わせた様な子供の名前からも明らかである。マルスの主な登場作品#ローマ神話シリーズも参照。

ロシア連邦には、この伝説の舞台とされる川がある。それがレナ川である。このレナ川は地球の寒極として知られる東シベリアを流れており、冬には氷結することで知られている。当時の地球の気候はかなり温暖だったのであろう。

レナさんの主な対人関係[編集]

マルス様
アリティア王国の王子様。前述の通りレナさんと密通されたと見られている。マケドニア王国が、暗黒・英雄両戦争後とも処分が寛大なものだったのは、ひとえにレナさんのマルス様への工作活動の成果であると言っても過言ではない。
マチス
レナさんの実兄。スターナイトマチスといえば彼の事を指す。ミシェイルのとばっちりを受け、前線にかり出されていた所をレナさんに説得されて仲間になる。思考、判断力はレナさんとは雲泥の差があり、ろくでもない人柄。それこそぶっとびもんの言動を起す。リメイク版ではジョブチェンジしたレナさんの反撃で殺されるという身体を張った一発ネタを披露したりもする。
立ち居振る舞いはさすがは貴族というべきか、武器レベルが高く、蛮族のように有り余る体力がないため、セレブな銀の武器を優雅に扱う。その戦い振りは、まさに貴族特有の浮いた空気を演出していた。暗黒戦争、英雄戦争共にグラディウスを片手に戦ったとも記述がある。リメイク版では長所である武器レベルを失った代わりに無駄にタフになった。
オレルアン狼騎士と交友関係があり、常に従者として、いい男ニューハーフエターナル☆ワンアローを従えてたといわれる。ちなみにターバン童貞やピンクの童顔とはあまり仲は良く無かったといわれる。そのオレルアン騎士をマルス様が経験値稼ぎの為に打ち取った時期から、マルス様に対して不信感を覚える様になったといわれる。
自身の神々しい行いには薄々勘付いているらしく、レナさんに許しを請うこともあったといわれている。だが、腐っても貴族。その言動全てには裏があり、実質マケドニアを裏で操っているとも、グルニアの評論家は語っていたらしい。
最終的にはレナさんの工作活動はもう不必要であり、強いていえば用済みで邪魔になった為、英雄戦争後、何年か立った後、突然レナを呼び出し「レナ……お前は今、どこにいるんだ。死ぬ前に、一度でいいからお前に会いたかったな。」と言いつつレナさんの胸にてつのやりを刺して殺害したとされているが、レナさんの生死は不明であり、実際にマチスが犯行を起したかという記述も見つかっては居ない。
ジュリアン
山賊集団サムシアンからレナさんが脱出する際、手駒として利用された盗賊の男。
暗黒戦争編ではマルス様に、彼をシスター拉致犯にすると脅されてサービス勤務させられ、英雄戦争編ではレナさん護衛義務違反で脅されて再びサービス勤務させられ、結局一度もサラリーを貰う事はなかった。マルス様とレナさんが裏で結ばれているのも知らず、二人に利用されただけの、ロミオとジュリエットのロミオ並の哀れな男である。
ジュリアンは、デビルマウンテンでの一件以降レナさんへの並々ならぬ感情を持っていたが、彼がようやくその感情を発散するに至ったのは、英雄戦争も末期に差し掛かった頃であった。彼が暗黒戦争後から英雄戦争末期までの間、レナさんに求婚のすることができなかった大きな理由は、ジュリアンには以前からの(別の)愛人がいて、愛人との関係を清算することに躊躇したからである。ジュリアンはレナさんとの関係をその愛人には隠そうとしていたようであるが、その愛人は既に感づいており、愛人が鬱積した不満を爆発させてジュリアンと大喧嘩になったのが、オルベルン城下の戦場(『紋章の謎』第2部第5章)である。
なお、「ジュリアンが盗賊だった過去を後ろめたさを感じ」たからと某伝記では記されているが、そんな謙虚な男が山賊仲間を裏切ってシスターを拉致するなどという蛮行を行うはずもないことから、この某伝記はジュリアンを美化するために意図的な改描がなされており、現在ではその内容は信用できないとするのが一般的である。
ちなみに、マルス様の宝箱を開けることのできる特技は、清貧だったマルス様が自らの手で宝箱の中身を回収したいとの意向を受け、ジュリアンから直々伝授されたものである。無論、盾で宝箱を開けているわけではない。
リカード
ジュリアンの弟子の盗賊(男性)。著書は『経済学および課税の原理』など。
ジュリアンはレナさんに対する面目上,全力で否定しているが、リカードの「おしたいしてますよ、アニキ♥」との発言からも、二人の関係は明々白々である。暗黒戦争においてオレルアン城にて監禁されるという、盗賊にあるまじき醜態をさらしたにもかかわらず、ジュリアンは弟子のリカードを許している事から、二人の関係は相当深いものであると見られている。
ナバール
山賊集団サムシアンに在籍していた傭兵(剣士)。
レナさん=クラリーネ,ナバール=ルトガーの相関関係で考えると、彼もレナさんに利用されたと見られていており、山賊集団サムシアンに捉えられた際にレナさんに身の危険が及ばなかった事から見ると、やはり何らかの工作を受けていた可能性が高いと見られている。
フィーナとの馴れ初めは、ジュリアンに鞍替えされた事を知ったナバールが、暗黒戦争後ショックで放浪し、たまたまラマーンの盗賊の護衛として働いていたところを、そこでたまたま出会ったのがきっかけであるとされている。
豪快で仁義あふれる兄貴的な印象のあるオグマに対して、ナバールは寡黙でクールな男として見られる事が多いが、レナさんやシーダの工作に篭絡されたり、フィーナに手を出した経歴からもわかるように、単なる変態である。
ミシェイル
言わずと知れたマケドニアの王。公式発表では、レナさんに求婚したが振られ、レナさんはマケドニアから逃亡したとされているがこれは全くの出来レースである。当時のレナさんは若干16歳にしてミシェイルの懐刀として、夕張市並みのマケドニア財政を再建させるなどの成果を挙げていた。そのレナがマケドニアを単身奔出した理由は、言うまでもなくアリティアやアカネイアへの工作活動を行わせるためである。さらには、国内の反ミシェイル勢力がレナさんを煽ってミシェイルを振らせたことにして、反ミシェイル勢力を一網打尽にするためであった。そのとばっちりを受けたのが我らがマチスである。
ミシェイル自身は極度のシスコンであり、ミネルバおよびマリア以外の女性はアウトオブ眼中であった。
ガトーレナ
量産型工作員。ただし大量生産すると、外部から凄い力が加わって時が止まる

レナさんファン[編集]

レナさんには熱烈なファンも多く、かの親愛なる革命の父ウラジーミル・イリイチ・レーニン同志もその一人である。(レーニンとはペンネームであり、「レナ川の人」という意味である)

また、彼女はFE初期の古くから御宅家の一族から支持されており、1990年の『暗黒竜と光の剣』当時における登場キャラクター人気投票で、既に1位を獲得している。[2]

脚注[編集]

  1. ^ 「近代的」教会経営法とその問題点 1945年4月1日発行 民明書房
  2. ^ ファイアーエムブレム百科 1990年5月20日発行 (株)小学館

関連項目[編集]