MOTHER
MOTHER(オカン)とはマッドサイエンティスト糸井が原案・構成の元任天堂が開発したギャルゲー。タイトルの文字通り、6人と1体のヒロイン+αの他に主人公の実の母とも恋も含めた禁断の恋も体験出来る趣向を凝らした日本初の「多趣味型恋愛ゲーム」である。
キャッチコピーは「エンディングまで萌えるんじゃない!」「怪作保証」、キャッチコピー通り後のゲーム業界に衝撃と影響を残した怪作である。
概要[編集]
マッドサイエンティスト糸井曰く「ユーザーが好きそうな嗜好を出来るだけ詰め込んでみた」と自身満々で語る。その趣向を凝らした内容は当時のユーザーから絶賛されコアな信者を生み出したが、難点はヒロインを奪おうとするライバル「ギーグ」の猛攻の激しさと、エンディングまでの道のりまでが果てしなく難しくて遠いと言われた。
これを受けて数年後には今作の流れを汲みつつ新たに改良を加えた続編「MOTHER2 ギーグの逆襲」が発売された、同時発売で本編にエロの要素を加えた20禁版「MOTHER2 ギーグの淫獄」が発売された、なお20禁に指定された理由はあまりにも内容が濃過ぎるかららしいが信者からは絶賛の嵐で、より濃い狂信的「マザー信者」を生み出すこととなった。
この数年後に3作目「MOTHER3 豚王♂の最期」が発売予定だったがよくある「大人の事情」とやらで開発中止に。
お話[編集]
物語は父の単身赴任の都合で主人公は母と双子の妹達と一緒に「オバタリアン」という小さな片田舎に引越す。この町から全ての物語が始まり、次の年の夏が終わるまでヒロイン内一人と恋を成就する淡い恋の物語である。 主人公は「オバタリアン」の他にもある町でもあるイベントをこなしつつライバルの隣人の少年「ギーグ」からヒロインを奪われないようにいなければいけない。
季節ごとにイベントがあり、誕生日とクリスマスに贈賄をすれば好感度が上がるが、購入資金は自ら稼がなければいけない。隣町にある工場などさまざまな場所でアルバイトすれば賄賂資金が稼げる(しかし時期によってはアルバイト出来ない事もある)
主人公と友達とライバル[編集]
- 主人公(名前は自由に決めれるがデフォルトは『ニンテン』)
- 主人公、赤い帽子がトレードマークの男の子。持病で喘息を患っているがコレをうまく使えばヒロインの好感度を上げる事が出来る。
- ギーグ
- 主人公の恋のライバルであの手この手で主人公の邪魔をする。ちなみにヒロインがお好みでない方にも用意周到な仕掛けがあり本編中に一度きりしか発生しないイベントでギーグと検閲により削除
- ロイド
- 隣町の小学校に通う眼鏡をかけた気弱な少年。しかし主人公の事をしっかりと見ており、困った事を相談すれば的確なアドバイスをくれる。
- テディ
- 「バレンタイン」という都会にいる暴走族「ブラックブラッド団(ブラブラ団)」のボス。喧嘩イベントをクリアすれば心強い味方になる。ちなみにテディとも検閲により削除
- 吉村教授
- アドベント砂漠にある古代遺跡を発掘しに日本からはるばるやってきた大学教授。遺跡発掘のバイトをすれば賃金の他にいらない出土品をこっそりくれる奇特なおじさん。出土品は売れば良い値がする。
ヒロイン[編集]
ヒロインは全員で6人と1体。最初の一ヶ月の内に行動し出会えるだけ出会い、その次の月から一人選び恋を成就する。
- アナ
- 「スノーマン」という山間部の村に住む教会の娘。しっかりしてるけど実は寂しがり屋。
- ピッピ
- 2人目のヒロインで主人公が住むオバタリアンに住む女の子。お転婆で主人公をよく遊びに誘う。主人公に用事がある時は「ねぇ!○○遊ぼう!」と誘う。
- ミミー
- 主人公の双子の妹の片割れ。ミミーの性格は大人しくて主人公に付きまとい懐いてくる。主人公の事を「お兄ちゃん」と呼ぶ。
- ミニー
- 主人公の双子の妹の片割れ。ミニーの性格はサバサバしてツンケンした態度を取るが、2人きりになると懐いたり、喘息の症状が出ると心配してつきっきりになるほど主人公の事を心配している。主人公の事を「お兄ぃ」と呼ぶ。
- クイーン・マリー(マリア )
- 夜になったら主人公の家に出没する亡霊、美人で清楚な顔立ちだが主人公にどこか似ている。その正体は主人公の曾祖母で、主人公達が引越した家は曾祖父のジョージの家。
- イヴ
- 工作好きの曾祖父ジョージが制作した真っ赤なボディのアンドロイド。家の地下の物置で発見する。同じ真っ赤なボディのR何とかXXに無残にも破壊されてしまうのが悲しいくらいの強さを誇る。残骸化した後、胸からメロディーが流れるのが儚さを醸し出している。
- キャロル
- 主人公の母親でイタズラ盛りの主人公を優しく包み込む。あるイベントをクリアすると・・・
町[編集]
他の町へ行くには電車の他に徒歩など利用し移動する。
オバタリアン[編集]
主人公が引越した町で小さな田舎町で昔はNHK産業で栄えたが今は廃れて赤字財政で破産の危機に瀕している。プレイ中さまざまな跡地を巡る事が出来る。
- 南の墓場
- マザーズデイの南に広がる墓場。木々が枯れたおどろおどろしい場所で町有数の心霊スポット。季節が夏の時は限定イベントが発生する。
- カナリア村
- カナリアが暮らす山林。昼はバードウォッチング愛好家があふれている。
- シュークリーム動物園
マザーズデイの北にある動物園。しかし今に閉鎖してもおかしくない赤字経営。
- 東の洞窟
- ピンク色の岩がある昔は騒がれ、観光客が溢れたが今は観光客が0の状態。
サンクスギビング[編集]
ひらけた工業団地。
- ティンクル小学校
- ロイドが通う小学校。 しかし生徒数が年々減少して廃校の危機。
- スイートリトル工場
- ケーキやお菓子を製造している工場だが、賞味期限切れの材料を使いなおかつ隠蔽工作していた事が明るみになり、現在は保健所に立ち入り検査が行われて居る。 検査が終わればここでバイトが出来る。
- ダンカン工場
- サンクスギビングの北にある工場、携帯電話の組み立て工場。ここでもバイトが出来る。
- ビートたけしがいて、「ダンカンこの野郎!!」と怒鳴られることがある。
- サンタクロース駅
- サンクスギビングの北にある駅。赤字ローカル線。
レインディア[編集]
高層ビルがある都会の街。しかし物価が高い。バイトをするにはこことバレンタインにあるハローワークで手続きしなければいけない。
ハロウィーン[編集]
廃村。
スノーマン[編集]
山間部の村、ここにアナの実家の教会がある。冬の間は雪が降る。BGMが良い。
アドベント砂漠[編集]
何もない砂漠だったが古代遺跡が発見され今話題になっている場所。遺跡発掘に日本からやってきた吉村教授という人がいる。
- 古代遺跡
- 吉村教授が発掘している遺跡、ハローワークに遺跡作業人の求人募集が出る。
イースター[編集]
金持ちの別荘地で有名な場所。ここにある別荘販売専門の不動産屋「ガリクソン」でも求人募集が出る。あとガラガラ。
湿地帯[編集]
渡り鳥の中継地点で有名な湿地帯。
バレンタイン[編集]
都会。ここにもハローワークがある。ここではショピングモール「マジカント」が栄えている。
ホーリーローリーマウンテン[編集]
ハイキング高原と登山が堪能できる観光地、天然温泉が売りのホテル「HOTELマザーシップ」が有名。オンリーロンリ―グローリーとは関係がない。
その他[編集]
- 発売後、久美沙織という物書き家によってノベライズ化され発売された。
- 本作のサントラCDは全曲オール・ドイツレコーディングが行われて発売された。
関連項目[編集]

このゲーム「MOTHER」には、致命的なバグ・不具合が含まれています。このままでは発売できませんし、仮に発売しても非難の嵐となるでしょう。発売を延期してでもデバッグに参加して下さる開発者を求めています。 (Portal:スタブ)