高鍋町
宮崎県児湯郡の町
高鍋町(たかなべちょう)は、宮崎県の中央部の海岸沿いにある町[1]。児湯郡に属する。宮崎県内で最も面積が小さい自治体である[1]。
たかなべちょう 高鍋町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 宮崎県 | ||||
郡 | 児湯郡 | ||||
市町村コード | 45401-0 | ||||
法人番号 | 9000020454010 | ||||
面積 |
43.80km2 | ||||
総人口 |
19,021人 [編集] (推計人口、2024年12月1日) | ||||
人口密度 | 434人/km2 | ||||
隣接自治体 | 西都市、児湯郡木城町、川南町、新富町 | ||||
町の木 | モクセイ | ||||
町の花 | ナデシコ | ||||
町民の日 | 10月1日 | ||||
高鍋町役場 | |||||
町長 | 黒木敏之 | ||||
所在地 |
〒884-8655 宮崎県児湯郡高鍋町大字上江8437 北緯32度07分41秒 東経131度30分12秒 / 北緯32.128度 東経131.50333度座標: 北緯32度07分41秒 東経131度30分12秒 / 北緯32.128度 東経131.50333度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
江戸時代に秋月氏の治める高鍋藩の城下町として栄え、全寮制の藩校・明倫堂で人材育成に力を注いだ教育の藩であった[1]。古くは「財部」と呼び、江戸時代に「高鍋」と改称された[1]。
近代以降も児湯地方の中心として発展し続け、県や国の出先機関、高校、大学などさまざまな施設が集中している。
地理
編集宮崎平野の北部に位置し、中央を小丸川が流れ、日向灘に注ぐ。沖積平野と、洪積台地のみであり、全体的に平坦。
隣接する自治体
編集地名
編集歴史
編集町政
編集国政・県政
編集国政
編集衆議院小選挙区選挙では宮崎2区(延岡・日向・西都・児湯郡・西臼杵郡・東臼杵郡)に属する。近年選出の議員は以下のとおり。
- 2021年10月 (第49回衆議院議員総選挙)
宮崎県議会
編集→詳細は「宮崎県議会」を参照
本町と都農町、川南町、新富町、木城町で選挙区(西米良村を除く児湯郡)をなす。定数は3人。近年選出の議員は以下のとおり。
- 2023年4月
- 坂口博美(自民)
- 図師博規(無所属)
- 山下寿(自民)
公共機関
編集県の行政機関
編集- 高鍋県税・総務事務所
- 児湯福祉事務所
- 高鍋保健所
- 児湯農林振興局
- 宮崎県高鍋総合庁舎
- 高鍋土木事務所
- 高鍋警察署
国の行政機関
編集経済
編集産業
編集主な企業
編集- 南九州化学工業株式会社
- 高鍋信用金庫
- 黒木本店
- 宝酒造 高鍋工場(黒壁蔵)
- 増田工務店
- 勝田被服株式会社
- 宮崎キヤノン株式会社
姉妹都市・提携都市
編集地域
編集健康
編集- 平均年齢
人口
編集高鍋町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 高鍋町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 高鍋町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
高鍋町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
教育
編集小学校
編集中学校
編集高等学校
編集学校教育以外の施設
編集- 宮崎県立農業大学校(農業者研修教育施設)
交通
編集鉄道
編集高鍋駅には普通列車・特急列車ともに停車する。宮崎市の中心駅である宮崎駅へは特急で約20分、普通で約30分。
バス
編集- 宮崎交通 - 高鍋町と周辺の宮崎市・新富町・木城町・西都市を結ぶ一般路線を運行する。北高鍋に高鍋バスセンターがある。
- 三和交通 - 高鍋町・川南町・都農町を結ぶ路線を運行する(2023年10月1日より従来の宮崎交通バスの代替)。
- 海老原総合病院 - 高鍋BC - 高鍋駅 - トロントロン - 都農 - 道の駅つの - 都農町立病院
- 高鍋町内巡回バス - 町内各地を運行する。
- 美登観光バス - 福岡市・八代市への高速バス「みとシティライナー」を運行
道路
編集- 高速道路
- E10 東九州自動車道 : (27) 高鍋インターチェンジ
- 一般国道
- 都道府県道
遠隔地との連絡
編集観光
編集名所
編集旧跡
編集文化施設
編集スポーツ・レジャー施設
編集- 高鍋町営野球場
- 高鍋町総合体育館
- 高鍋町テニス場
- 高鍋町弓道場
- 高鍋町健康づくりセンター
- 高鍋町勤労者体育センター
- 高鍋町スポーツセンター
- 高鍋温泉 めいりんの湯
- 小丸河畔運動公園
祭事・催事
編集- 神社夏祭礼(7月)(各神社で毎週末に実施)
- 荒神さん夏祭り - 勇壮な太鼓屋台(神輿)が町内を練り歩き、四つ角で屋台の倒しあいが行なわれる。威勢のいい太鼓のリズムと担ぎ手の熱気と迫力は、高鍋町の夏の風物詩である。
- 高鍋城灯篭まつり(2005年度開催より名称変更・以前は「舞鶴城灯篭祭り」) - 11月の第3土曜前後に、高鍋町の舞鶴公園一帯で実施されるイベント。高鍋藩由来の「明倫堂」の教えに「灯りをともす」をコンセプトに、園内・県内で唯一残る水を張った城掘沿いに設置された約3000基の石灯籠や有志ボランティアで作られた竹灯篭などに灯りが入ると幻想的な世界が広がる。物産展や屋台、ステージイベントなども行なわれている。
- 高鍋まちなか元気市(高鍋まちなか商業活性化協議会・東児湯五町連携協議会が中心となり、2011年12月より毎月行われている物産イベントである。イベント会場には焼き台が設置されており、高鍋の地場産品や高鍋天然牡蠣等をその場で焼いて食べる事ができる。)
- 宮崎県内でも屈指の餃子の街。
特産品
編集- お茶
- 高鍋天然牡蠣
- キャベツ
高鍋町出身の有名人
編集- 今井美樹(歌手)
- 谷道夫(ボーカルグループ「デュークエイセス」リーダー)
- 石井十次(日本最初の孤児院の創設者)
- 小沢治三郎(太平洋戦争時の海軍軍人・最後の連合艦隊司令長官)
- 安田尚義(歴史学者・歌人)
- 鈴木馬左也(第3代住友総理事)
- 三好退蔵(大審院長・初代検事総長・初代司法次官)
- 秋月左都夫(外交官、読売新聞社社長)
- 緑魔子(女優)
- かみちぃ(お笑い芸人・ジェラードン)
- 岩岡保宏(元プロ野球選手)
- 金城興福(元関脇力士)
- 萱嶋高(旧陸軍中将・宮崎市長)
- 岩下克樹(テレビ宮崎アナウンサー)
- 咲妃みゆ(元宝塚歌劇団雪組トップ娘役)
- 上條勝久(元建設大学校長、元参議院議員)
- 河野扶(洋画家)
- やす(お笑い芸人・ずん)
- 岩村兼善(海軍主計少将、貴族院勅選議員)
- GADORO(ラッパー)
- 黒岩司(俳優)
高鍋町にゆかりのある有名人
編集高鍋町が舞台またはロケ地となった作品
編集脚注
編集- ^ a b c d 3-19.宮崎県高鍋町(宮崎県児湯郡高鍋町) 環境省、2024年12月1日閲覧。
- ^ “資料1-3 市町村別平均津波高一覧表<満潮位>”. 内閣府防災情報のページ (2012年8月29日). 2024年2月16日閲覧。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、102頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 広報たかなべ(平成29年3月17日号). 高鍋町
- ^ 町議会議員一覧(定数14名) - 高鍋町。2023年5月3日閲覧。
- ^ 東京五輪スケートボード銅メダル スカイ・ブラウン(高鍋町出身)に宮崎県の「県民栄誉賞」と「高鍋町民栄誉賞」贈呈 2024年6月13日 宮崎放送閲覧。
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- 高鍋商工会議所
- 高鍋町観光協会
- 広報たかなべ
- 高鍋町に関連する地理データ - オープンストリートマップ
- ウィキトラベルには、高鍋町に関する旅行ガイドがあります。
- 地図 - Google マップ