葛駅
奈良県御所市にある近畿日本鉄道の駅
葛駅(くずえき)は、奈良県御所市戸毛にある、近畿日本鉄道(近鉄)吉野線の駅。駅番号はF47。
葛駅 | |
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駅舎 | |
くず Kuzu | |
◄F46 市尾 (1.9 km) (1.6 km) 吉野口 F48► | |
所在地 | 奈良県御所市戸毛981-3 |
駅番号 | F47 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | F 吉野線 |
キロ程 |
7.9km(橿原神宮前起点) 大阪阿部野橋から47.6 km |
電報略号 | クツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
199人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)12月5日 |
備考 | 無人駅 |
歴史
編集年表
編集- 1923年(大正12年)12月5日:吉野鉄道の吉野口 - 橿原神宮前(初代)間開通時に開業[1]。
- 1929年(昭和4年)8月1日:大阪電気軌道が吉野鉄道を合併、大阪電気軌道吉野線の駅となる[1]。
- 1941年(昭和16年)3月15日:大阪電気軌道と参宮急行電鉄の合併により、新発足した関西急行鉄道の駅となる[1]。
- 1944年(昭和19年)6月1日:戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併、近畿日本鉄道吉野線の駅となる[1]。
- 2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始[2]。
- 2011年(平成23年)10月1日:終日無人駅となる。
駅名の由来
編集1958年(昭和33年)南葛城郡のほぼ全域が御所市となったが、それまで当地は南葛城郡葛村で、役場の最寄り駅であったことから。葛村という名前についても当初葛城村となるはずであったが、直前に南葛城郡内に葛城村が誕生したため葛村となった。
なお、吉野口駅も南和鉄道時代の1896年(明治29年)から1903年(明治36年)まで、葛駅を名乗っていた。但し現在の近鉄葛駅とは同時に存在していない。
駅構造
編集単式1面1線のホームを持つ地平駅で、吉野方面行きと大阪阿部野橋方面行きの双方の列車が同じホームに発着する。ホーム有効長は4両分。駅舎はホームの橿原寄りに設けられている。トイレは改札内にあり、男女別の水洗式。
橿原神宮前駅管理の終日無人駅で、自動改札機は導入されておらず、PiTaPa・ICOCAは専用の簡易改札機による対応となっている。
当駅乗降人員
編集近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[3]。
- 2022年11月8日:288人
- 2022年11月8日:269人
- 2021年11月9日:272人
- 2018年11月13日:381人
- 2015年11月10日:377人
- 2012年11月13日:454人
- 2010年11月9日:510人
- 2008年11月18日:655人
- 2005年11月8日:816人
利用状況
編集- 葛駅の利用状況の変遷は下表の通り。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す[4]。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(葛駅)
年度 | 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 | 乗降人員調査結果 人/日 |
特記事項 | ||||
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通勤定期 | 通学定期 | 定期外 | 合 計 | 調査日 | 調査結果 | ||
1982年(昭和57年) | ←←←← | 11月16日 | 1,633 | ||||
1983年(昭和58年) | ←←←← | 11月8日 | 1,600 | ||||
1984年(昭和59年) | ←←←← | 11月6日 | 1,573 | ||||
1985年(昭和60年) | ←←←← | 11月12日 | 1,894 | ||||
1986年(昭和61年) | ←←←← | 11月11日 | 1,449 | ||||
1987年(昭和62年) | ←←←← | 11月10日 | 1,501 | ||||
1988年(昭和63年) | ←←←← | 11月8日 | 1,361 | ||||
1989年(平成元年) | ←←←← | 11月14日 | 1,354 | ||||
1990年(平成2年) | ←←←← | 11月6日 | 1,373 | ||||
1991年(平成3年) | ←←←← | ||||||
1992年(平成4年) | ←←←← | 11月10日 | 1,223 | ||||
1993年(平成5年) | ←←←← | ||||||
1994年(平成6年) | ←←←← | ||||||
1995年(平成7年) | ←←←← | 12月5日 | 1,153 | ||||
1996年(平成8年) | ←←←← | ||||||
1997年(平成9年) | ←←←← | ||||||
1998年(平成10年) | ←←←← | ||||||
1999年(平成11年) | ←←←← | ||||||
2000年(平成12年) | ←←←← | ||||||
2001年(平成13年) | ←←←← | ||||||
2002年(平成14年) | ←←←← | ||||||
2003年(平成15年) | ←←←← | ||||||
2004年(平成16年) | ←←←← | ||||||
2005年(平成17年) | 95,550 | ←←←← | 42,275 | 137,825 | 11月8日 | 816 | |
2006年(平成18年) | 88,740 | ←←←← | 39,057 | 127,797 | |||
2007年(平成19年) | 95,490 | ←←←← | 36,613 | 132,103 | |||
2008年(平成20年) | 83,040 | ←←←← | 35,326 | 118,366 | 11月18日 | 655 | |
2009年(平成21年) | 74,850 | ←←←← | 34,541 | 109,391 | |||
2010年(平成22年) | 68,250 | ←←←← | 34,615 | 102,865 | 11月9日 | 510 | |
2011年(平成23年) | 63,960 | ←←←← | 31,658 | 95,618 | |||
2012年(平成24年) | 58,230 | ←←←← | 30,161 | 88,391 | 11月13日 | 454 | |
2013年(平成25年) | 52,440 | ←←←← | 29,879 | 82,319 | |||
2014年(平成26年) | 46,470 | ←←←← | 29,489 | 75,959 | |||
2015年(平成27年) | 45,510 | ←←←← | 29,657 | 75,167 | 11月10日 | 377 | |
2016年(平成28年) | 45,690 | ←←←← | 27,663 | 73,353 | |||
2017年(平成29年) | 43,020 | ←←←← | 26,645 | 69,665 | |||
2018年(平成30年) | 46,200 | ←←←← | 27,339 | 73,539 | 11月13日 | 381 | |
2019年(令和元年) | 47,010 | ←←←← | 25,656 | 72,666 | |||
2020年(令和2年) | ←←←← | ||||||
2021年(令和3年) | ←←←← | 11月9日 | 272 | ||||
2022年(平成4年) | ←←←← | 11月8日 | 269 | ||||
2023年(平成5年) | ←←←← | 11月7日 | 289 |
駅周辺
編集バス路線
編集駅前に停留所はないが、駅から数分歩くと「葛公民館前」という停留所があり、下記のバス路線が発着する。
御所市コミュニティバス(ひまわり号) 東コース
その他
編集隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、26-27頁。ISBN 978-4-02-340133-4。
- ^ 『平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日 。2016年3月6日閲覧。
- ^ 駅別乗降人員 吉野線 - 近畿日本鉄道
- ^ 奈良県統計年鑑
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報|葛 - 近畿日本鉄道