武部新
武部 新(たけべ あらた、1970年〈昭和45年〉7月20日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(5期)、文部科学副大臣。
武部 新 たけべ あらた | |
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生年月日 | 1970年7月20日(54歳) |
出生地 | 日本 北海道斜里郡斜里町[1] |
出身校 |
早稲田大学法学部[1] シカゴ大学公共政策大学院修士課程[1] |
前職 |
日本興業銀行(現・みずほフィナンシャルグループ)行員[1] 武部勤衆議院議員秘書[1] |
所属政党 | 自由民主党(二階派) |
称号 | 学士(法学)(早稲田大学・1994年) |
親族 |
父・武部勤(第32代農林水産大臣) 義兄・藤田幹雄(元衆議院議員) |
公式サイト | HOME - 武部あらた公式サイト |
選挙区 | 北海道12区 |
当選回数 | 5回 |
在任期間 | 2012年12月16日 - 現職 |
農林水産副大臣(第1次岸田内閣・第2次岸田内閣)、環境大臣政務官兼内閣府大臣政務官(第3次安倍第3次改造内閣・第4次安倍内閣)、衆議院法務委員長、自由民主党農林部会長、同党野菜果樹畑作物等対策委員長、同党国会対策副委員長、同党副幹事長を歴任した[1][2][3]。
父は自由民主党幹事長や農林水産大臣を歴任した武部勤[4]、義理の妹はタレントの田丸麻紀[5]、義兄は衆議院議員を務めた藤田幹雄、義父は一橋大学名誉教授の藤田伍一[6]。
来歴・人物
編集北海道斜里郡斜里町出身。北海道札幌南高等学校、早稲田大学法学部(国際機構法ゼミ)卒業後、日本興業銀行に就職[7]。
2000年に同社を退社後、シカゴ大学に留学し、2003年にシカゴ大学の公共政策大学院修士課程を修了している。同年より父・武部勤の秘書を務めた[7]。
父が引退した2012年の第46回衆議院議員総選挙で、自民党道連の公募を経て(実質的に父の地盤を引き継ぐ形で)北海道12区から出馬[8][9]。第45回衆議院議員総選挙で父を破った松木謙公を破り初当選[4]。
2014年の第47回衆議院議員総選挙で再選。
2017年8月、第3次安倍第3次改造内閣にて環境大臣政務官兼内閣府大臣政務官に就任[10]。同年の第48回衆議院議員総選挙でも3選となった。
2021年10月、第1次岸田内閣にて農林水産副大臣に就任[11]。
2021年10月31日の第49回衆議院議員総選挙で、立憲民主党公認の元網走市議会議員の川原田英世、日本共産党公認の菅原誠を破り、4選[12]。
2024年9月27日に行われた自民党総裁選挙において小林鷹之の推薦人に名を連ねた[13]。1回目の投票では小林に投じ[14]、決選投票については、北海道新聞の取材に対し、投票先を公表しなかった[14]。
同年10月3日、第1次石破内閣において文部科学副大臣に就任[15]。
2024年10月31日の第50回衆議院議員総選挙で5選[16]。
不祥事
編集2012年(平成24年)の第46回衆議院議員総選挙では、同年12月22日に武部新の後援会副幹事長であった稚内港湾施設株式会社代表取締役専務が、公職選挙法違反(運動員買収)の容疑で逮捕された[17][18]。
政策
編集所属団体・議員連盟
編集著書
編集- 『突破口!―「祖国日本」、復活のヒント 政治活動40年国会活動25年記念対談集』(武部勤との共著)経済界 2011年7月 ISBN 4766785029
選挙歴
編集当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
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当 | 第46回衆議院議員総選挙 | 2012年12月16日 | 42 | 北海道12区 | 自由民主党 | 9万1208票 | 50.33% | 1 | 1/4 | / |
当 | 第47回衆議院議員総選挙 | 2014年12月14日 | 44 | 北海道12区 | 自由民主党 | 9万2357票 | 53.43% | 1 | 1/3 | / |
当 | 第48回衆議院議員総選挙 | 2017年10月22日 | 47 | 北海道12区 | 自由民主党 | 9万5200票 | 54.14% | 1 | 1/3 | / |
当 | 第49回衆議院議員総選挙 | 2021年10月31日 | 51 | 北海道12区 | 自由民主党 | 9万7634票 | 58.43% | 1 | 1/3 | / |
当 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 54 | 北海道12区 | 自由民主党 | 7万8645票 | 52.34% | 1 | 1/2 | / |
脚注
編集- ^ a b c d e f “武部あらた プロフィール”. 武部あらた公式サイト. 2024年2月5日閲覧。
- ^ “武部 新(たけべ あらた) 農林水産副大臣”. 首相官邸ホームページ. 内閣官房内閣広報室. 2022年8月30日閲覧。
- ^ “国会議員情報 武部 新(たけべ あらた)”. 時事ドットコム (時事通信社) 2022年8月30日閲覧。
- ^ a b “自民・武部新氏、父の地盤固め初当選”. 読売新聞オンライン (読売新聞東京本社). (2012年12月17日). オリジナルの2017年10月2日時点におけるアーカイブ。 2015年6月10日閲覧。
- ^ “田丸麻紀がスタミナ注射打って披露宴/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2024年10月21日). 2024年10月21日閲覧。
- ^ “『父の講演会』”. 元衆議院議員 藤田みきおブログ. 2024年10月21日閲覧。
- ^ a b “プロフィール”. 武部新公式サイト 2015年6月10日閲覧。
- ^ “12区新支部長決まる”. 自由民主党 北海道支部連合会. 2022年12月6日閲覧。
- ^ “自民「世襲禁止」骨抜き 公募で続々「地盤引き継ぎ」”. J-CAST ニュース (2012年10月16日). 2022年12月6日閲覧。
- ^ “改造内閣 副大臣と政務官の顔触れ”. 毎日新聞 (2017年8月7日). 2017年8月7日閲覧。
- ^ “デジタル副大臣に小林史明氏 農水副大臣には武部、中村氏”. 毎日新聞 (2021年10月6日). 2021年10月11日閲覧。
- ^ “衆議院選挙2021 北海道(札幌・函館など)開票速報・選挙結果”. 衆議院選挙2021特設サイト. NHK. 2021年11月1日閲覧。
- ^ “小林鷹之氏の推薦人一覧 自民党総裁選2024”. 日本経済新聞 (2024年9月12日). 2024年9月30日閲覧。
- ^ a b “決選投票は高市氏4人、石破氏3人 自民総裁選、道内議員はどう動いた”. 北海道新聞 (2024年9月27日). 2024年10月1日閲覧。
- ^ “文科副大臣に武部新氏 衆院選控え、自民の大半は再任”. 北海道新聞デジタル (北海道新聞社). (2024年10月3日). オリジナルの2024年10月3日時点におけるアーカイブ。 2024年10月3日閲覧。
- ^ “【開票速報】北海道12区 自民 前・武部新さん 当選”. HTB北海道ニュース. 2024年10月28日閲覧。
- ^ 2012年12月23日北海道新聞朝刊「武部氏支持者を逮捕 衆院道12区 買収容疑、稚内の三セク専務」 [1] 2012年12月24日閲覧
- ^ 2012年12月23日札幌テレビ放送ストレイトニュース「選挙違反・・・武部氏「驚いている」 [2] 2012年12月24日閲覧
- ^ 毎日新聞2012年衆院選アンケート
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
- ^ “特定秘密保護法 国会議員の投票行動”. 東京新聞. 2014年12月13日閲覧。
- ^ a b c d e 毎日新聞2014衆院選候補者アンケート
- ^ “2021年7月号_6面”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2021年6月25日) 2021年7月11日閲覧。
- ^ a b c 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年
- ^ “自民若手の「党風一新」、代表世話人に武部新氏”. 産経新聞 (2021年10月9日). 2021年10月11日閲覧。
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- 武部新 (takebearata) - Facebook
- 武部新 (@takebearata) - X(旧Twitter)
- 武部新 (@takebearata) - Instagram
- 武部新 (@dyzd3okp9cur) - TikTok
- 武部新 - YouTubeチャンネル
公職 | ||
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先代 阿部俊子 今枝宗一郎 |
文部科学副大臣 今枝宗一郎→野中厚と共同 2024年 - |
次代 現職 |
先代 葉梨康弘 宮内秀樹 |
農林水産副大臣 中村裕之と共同 2021年 - 2022年 |
次代 勝俣孝明 野中厚 |
先代 比嘉奈津美 井林辰憲 |
環境大臣政務官 笹川博義と共同 2017年 - 2018年 |
次代 勝俣孝明 菅家一郎 |
先代 武村展英 豊田俊郎 長坂康正 島田三郎 井野俊郎 田野瀬太道 井原巧 根本幸典 井林辰憲 宮澤博行 |
内閣府大臣政務官 村井英樹 山下雄平 長坂康正 小林史明 山下貴司 新妻秀規 平木大作 簗和生 福田達夫と共同 2017年 - 2018年 |
次代 長尾敬 舞立昇治 安藤裕 古賀友一郎 白須賀貴樹 石川昭政 阿達雅志 菅家一郎 山田宏 |
議会 | ||
先代 伊藤忠彦 |
衆議院法務委員長 2023年 - 2024年 |
次代 熊田裕通 |