戸塚 (新宿区)
戸塚(とつか)は、東京都新宿区の北部に位置する地区で、旧豊多摩郡戸塚町を端とする。現行行政地名は戸塚町一丁目のみ。住居表示未実施地域。
戸塚町 | |
---|---|
町丁 | |
北緯35度42分35秒 東経139度43分19秒 / 北緯35.709694度 東経139.722017度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 新宿区 |
地域 | 淀橋地域 |
人口情報(2023年(令和5年)1月1日現在[1]) | |
人口 | 236 人 |
世帯数 | 172 世帯 |
面積([2]) | |
0.067373569 km² | |
人口密度 | 3502.86 人/km² |
郵便番号 | 169-0071[3] |
市外局番 | 03(東京MA)[4] |
ナンバープレート | 練馬 |
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概要
編集JR山手線の高田馬場駅を挟んで、西は神田川に架かる小滝橋から東は早稲田大学早稲田キャンパスまで約2.6km、南は諏訪通りから北は神田川まで約0.9kmと、東西に長い地区で、現在の以下の地域に当たる。
この地区の町名はもともと新宿区戸塚町(とつかまち)一丁目~四丁目のみであったが、1975年の住居表示実施により上記の町丁に変更された(現況は後述)。ただし、現在でも戸塚警察署が存在するなど、この一帯の地名として現在も戸塚の名が残っている。「コミュニティ とつか」というこの地域の情報紙も年4回発行されている。
早稲田大学や小学校、中学校、専門学校などが立ち並び、古くから学生街として知られる。また、福祉のまちとしても知られ、多くの福祉団体が点在している。日本点字図書館など全国的な活動を行っている団体や、アムネスティ・インターナショナル日本支部、国境なき医師団、ピースボートなどの国際的な活動を行っている団体の事務所がある。その他、この地域の東側には、最古の富士塚が存在していて、水稲荷大社では毎年7月下旬の土日に「高田富士祭り」と称して盛大にお祭りが行われる。
現存町名
編集上記の住居表示実施により地名が変更されて以降は戸塚町一丁目のみが残る。早大南門通りの東沿いに位置し、概ね早大通りを境に南北に分断されている。北側町域は大部分が大隈庭園とリーガロイヤルホテル東京により占められ、住宅はごくわずかである。南側町域は早稲田キャンパスと早稲田中高の間の住宅街である。
主な施設
編集道路
編集町域の北端(リーガロイヤルホテル東京)が新目白通りに接する。南側町域は主要道路に接しておらず、早稲田通りの馬場下町交差点~地下鉄早稲田駅前交差点が町域より南側を通る。
公共交通
編集町域内の公共交通機関はリーガロイヤルホテル東京前に都営バスの早稲田降車場があるほか、早大南門通りを都営バス学02系統の早大正門行きが通過するのみである。その他徒歩圏内で利用な可能なのは都営バスの早大正門停留所(早大通り)、東京メトロ東西線の早稲田駅(早稲田通り)など。
世帯数と人口
編集2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
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1995年(平成7年)[5] | 160
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2000年(平成12年)[6] | 227
|
2005年(平成17年)[7] | 209
|
2010年(平成22年)[8] | 232
|
2015年(平成27年)[9] | 226
|
2020年(令和2年)[10] | 226
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[5] | 78
|
2000年(平成12年)[6] | 135
|
2005年(平成17年)[7] | 125
|
2010年(平成22年)[8] | 147
|
2015年(平成27年)[9] | 171
|
2020年(令和2年)[10] | 175
|
学区
編集区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2018年8月時点)[11]。
- 区域 : 全域
- 小学校 : 新宿区立戸塚第一小学校
- 中学校 : 新宿区立西早稲田中学校
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[12]。
- 事業所数 : 42事業所
- 従業員数 : 994人
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[13] | 54
|
2021年(令和3年)[12] | 42
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[13] | 1,043
|
2021年(令和3年)[12] | 994
|
戸塚の名を冠す施設
編集- 西早稲田町域
- 高田馬場町域
- 戸塚第二小学校
- 戸塚第二幼稚園
- 戸塚地域センター
- 戸塚特別出張所
- 戸塚第三小学校
- 戸塚第三幼稚園
- 戸塚公園 - 早稲田通りに「戸塚公園入口」交差点がある。
その他
編集日本郵便
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ a b “住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別) 令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2023年12月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年2月4日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “戸塚町の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “通学区域”. 新宿区 (2018年8月13日). 2024年2月4日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。