写真1●愛犬向けサービスの発表会に登壇したNTTドコモ M2Mビジネス部長の高原幸一氏(左)と同サービスを先行利用したタレントの道端アンジェリカさん
写真1●愛犬向けサービスの発表会に登壇したNTTドコモ M2Mビジネス部長の高原幸一氏(左)と同サービスを先行利用したタレントの道端アンジェリカさん
[画像のクリックで拡大表示]

 NTTドコモは2014年2月13日、M2Mの活用サービスとして愛犬の見守りや健康管理のためのサービス「ペットフィット」を発表、3月から提供を開始する予定である(写真1)。このサービスの提供に合わせて3G通信機能を備えた愛犬用の専用端末を提供、ドコモ取扱店やドコモオンラインショップで販売する。

 専用端末は犬の首輪などに取り付ける「ペットフィットタグ01」(以下タグ)と、同タグと連携して利用する「ペットフィットステーション01」(以下ステーション)で構成する(写真2)。いずれも製造はNECで、タグはW-CDMA(800MHz帯および2GHz帯)の3G通信機能、Bluetooth Low Energy(BLE)による短距離無線通信に対応するほか、GPSや各種センサーを内蔵。愛犬の活動量や位置情報などを取得し、クラウド側に送信・蓄積する。またIPX4等級の防水性能を備える。重量は約29gで利用対象は生後7カ月以上、体重1kg以上の犬。

写真2●愛犬に取り付ける「ペットフィットタグ01」
写真2●屋内などにおいてタグと連携する「ペットフィットステーション01」
写真2●「ペットフィット」で利用する端末。左は愛犬に取り付ける「ペットフィットタグ01」、右は屋内などにおいてタグと連携する「ペットフィットステーション01」
[画像のクリックで拡大表示]

 送信する情報は、愛犬の運動状況(歩いている、走っている、寝ている、休んでいるといった状況を数値化したもの)や周辺の温度。これらのデータを活用した獣医師の監修によるコメントを得るなど、愛犬の健康管理サービスも利用できる。