十日戎に行ってきました(2025年の目標)

行ってきたのは昨日の残り福。休みなこともあって結構にぎわってました。こっちのほうが正月三が日の初詣よりもこっちがより本気です。

京都ゑびす神社

今年の笹はこんな感じ。去年と見比べたらちょっと違ったね。どっちにしても神頼みバージョンではありますが。

なんにしても今年も自営業夫婦でそれぞれの想いを抱きつつここにこれてよかったよかった。

年々ゆるい感じのエントリになっていますが、せめて目標だけでもちょっと書いておきます。

仕事関連

去年後半は「年末までが大忙しだけれど、それをこえたら」とか思ってたんですけれど、今の心情としては「あれ?忙しさが減らない?・・・」みたいな感じ。ぜいたくな悩みとしてほんとありがたい話ではあるけれど、実際問題として時間が足りなくならないようにがんばらないとですね。

「がんばる」とはいっても、身を粉にしてもしてたら元も子もないので、なんとかいいバランスを保って進んでいければと思います。うむ、神社でもそんなお願い(「健康で進めていけますように」的な)してました。

音楽関連

これ、毎年書いてることだいたい同じなので、いつも通りってことで。

ちょっと練習時間が減ってきているのでなんか対策をしたいところですが、まあ日々の過ごし方が刻々と変わってきてます(去年は「生活リズムの変化が落ち着いてきた」とか書いてたけれど、そんなことは全然なかった)からねえ、いい着地点を見つけたい。

その他

たまに腰を痛めたりしているので、運動不足なところはもう一度見直していけたらなあ、と。さすがにジムにいってた頃の貯金が無くなったんじゃないかなと思う今日この頃ですし。

40台後半戦まっただ中なのでカラダ資本が一番大事。という気持ちで過ごしたいです。

開発やって、音楽やって、推し活(アニメとかマンガとかライブとか)もして、家族とものんびり過ごして、有意義だったりダラダラしたり、そんな日々を過ごしていたらなあということで、今年もよろしくお願いします。

2024年のまとめ

今年の年末はわりとのんびり、ひさしぶりに自宅で年越しする感じで。

開発関係

ついに10期目が始まりました。ありがたいことに日々忙しく開発しております。

副業のほうも少し転々としましたが、今はさらに別のところでお手伝いさせてもらってます。

2257: 副業メモ – itokの日記(2024.3.29)

2442: 副業メモ – itokの日記(2024.9.30)

勉強会も復活してきて、5回発表してました。

勉強会 – いとーけーのページ

ひさしぶりにiOSDCにも参加してきて、こちらでもいつか発表できたらいいですよねえ。

iOSDC 2024に行ってきました – いとーけーのページ(2024.8.25)

音楽関係

自分のとこも含めて5回。ひさしぶりのエキストラ演奏会もありましたねえ。こうやってみると増えてきたなあ。

墨染交響楽団第31回定期演奏会でした – いとーけーのページ(2024.2.25)

京都市民管弦楽団第109回定期演奏会でした – いとーけーのページ(2024.5.29)

近畿フィルハーモニー管弦楽団第37回定期演奏会でした – いとーけーのページ(2024.7.8)

大宮リリックアンサンブル 第6回演奏会でした – いとーけーのページ(2024.9.9)

京都市民管弦楽団第110回定期演奏会でした – いとーけーのページ(2024.10.21)

読書とか

このブログに載ってるだけで14冊。

本 – いとーけーのページ

こっちもそこそこ書いてる気がするので、ラノベとかも合わせると30冊弱ってところか。月に2〜3冊読んでますね

本・雑誌 カテゴリーの記事一覧 – itokの日記

マンガ・アニメ カテゴリーの記事一覧 – itokの日記

そのほか

映画は4回、そんなものか感はあるけれど、意外と行けてなかったかもですね。

キャンプはGWに1回いけたのでよかった。またGWだけでも行けるといいけれど、子たちの状況はどうなっていくのやら。

献血9回、先日3ヶ月ぶりの9回目にいってきたところですが、なんやかんやで去年よりは増えてた。毎年10回目標という意気込みで。

今年増えたといえばライブでしょうか。去年のライブ初心者から今年は3回いってきました。しかもどれも関西圏ちゃうし。いろいろなれてきたし、またこれくらい行けたらいいな。

2404: ナナヲアカリ PINK – itokの日記(2024.8.23)

2432: ナナヲアカリ BLUE – itokの日記(2024.9.20)

2485: ナナヲアカリ BLUE & PINK – itokの日記(2024.11.12)

あ、アニメ・マンガ系の展示もいっぱいいきました。京まふはもちろん、だけど、リコリコ、フリーレン、ぼっち、ダンジョン飯、オーバーロード、が全部今年だったような。盛りだくさんだな。

ちなみに、今年のベストバイは多分これ。

2505: ブラックフライデー – itokの日記(2024.12.2)

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そんなこんなで今年もお疲れさまでした〜来年もよろしくお願いします〜

献血日記(153)

3ヶ月もあいてしまった・・・年末ぎりぎり滑り込み。ってその前も2ヶ月あいてたらしいから、今年の後半5ヶ月で2回しかいけなかったのか。

献血ルーム四条|京都府赤十字血液センター|日本赤十字社

街中はすっかり年末モードですけれど、血の確保は年中無休ですからね、と。

年末だけれど、ルームには人がたくさんいたし、飛び込みで400mlしていく人もいたのでいい感じ。

3ヶ月ぶりでマンガもどこまで読んでたのか忘れてしまったところからのスタート。寒いからしっかりと温かい飲み物を飲んで血流をよくしてからの採血。

いつもとは違ってちょっと午前中後半の予約でしたが、お昼休みほぼ使いきっちゃうけれど、これはこれでいいのかもしれない。

ひさしぶりの歯ブラシとコーヒー。

血はいつも足りていないので、可能なら予約した上で、みなさんも是非どうぞ。

京都府赤十字血液センター|日本赤十字社

今年は9回か。前半の勢いなら余裕で10回こえてたのにね、と。来年は10回行きたい(ってなんの目標よ

「バッハ (作曲家・人と作品シリーズ)」を読みました

大物きました!パパ。

読み始めて思ったわけですが、バッハさん、本人が直接残したものって楽譜以外にはすごく少なくて、教会とか学校に残された記録が頼りになっていたり、しかも17-18世紀って江戸時代だし、他の音楽家以上に古い歴史上の人物の足跡をたどるっていう印象が強かったです。いついつどこどこでこんなことしたんじゃないかといった推測とか、そういうのばかり。ちょっとニュアンス違うかもですが、今まで読んできた作曲家は近代史から現代史という感じですが、バッハは近世史ということなんだなあ、と。

なにしろ、譜面もすべてが出版されているわけじゃない(というかほとんどされていなかった)から本人の直筆譜かまわりの弟子親族の筆写しか残っていないわけですし、それすらも残っていない記録にしかない失われた譜面(遺産相続とか、その後に売却されたり)もたくさんあるようで。

あとバッハ一族ひとが多すぎる。分類上、親族にみんな番号振られてましてね。我らがセバティアン(みんなバッハなので文中ではセバティアン)は24番でした。

そんなわけで本文中には日常的なエピソードのようなものはほとんど無くて、バッハの人となりとか、どういう思いで曲を、みたいなのは感じ取りにくかったわけで、とはいえ膨大な資料の前にあるたった一冊の本を読んだだけですけれど、その向こうにある広大なバッハの海をちょっとだけ垣間見た気がしました。ある意味これが歴史ロマンということなのかもしれない(知らんけど

愛妻家っていうエピソードをよく耳にする気がするのも、他に人柄的なもの(大勢に影響しない範囲で)が見当たらないからかもしれないですね。ちなみに、前妻との間に7人、後妻との間に13人の子どもができました。

そうそう、メンデルスゾーンさんが、マタイ受難曲を復活上演したことで再評価され、研究が再開されたっていうくらいで、バッハ研究自体も歴史が長くて・・・と書いていたら支離滅裂になってきたので、気になる人は手に取ってみてくださいな、と。

オケではなかなか巡り合わないですけれど、弦楽アンサンブルでは三度目のご対面。今までよりはちょっとだけ近づけた気がするし、またよろしくお願いします、ってことで。

「シューマン (作曲家・人と作品シリーズ)」を読みました

今シーズンの作曲家はこちら。先日芥川さんも読みましたけれど、シューマンはいつものシリーズで。

クラーラ(クララ)とのラブラブ話はなんとなく知っていたものの、もともとはクラーラのほうが有名な音楽家(ピアノ奏者)過ぎて父親から猛反対、結婚するために裁判までしたなんてね、それは大変。あとでちゃんと義父と仲直りできたからよかったけれど。

メンデルスゾーンとかリストとか、そういえばそっちの評伝読んでた時にもシューマン出てきたよねえ、という同時代の作曲家つながりのある中、例の人物はなかなかでてこないなあと思っていたら、終盤にやってきました若きブラームス。ブラームス以外の三人は生まれもほぼ同時期だけれど、ブラームスは20年以上年下だから仕方ないですが。そして、意図していないブラームス vs ワーグナーの構図(これもいろんなところで読んだな)。

精神的な起伏が激しめで、すごい多産の時もあれば、そうでない時も、、、という感じですし、最終的には精神病んじゃって、クラーラにもほとんど会えずにって感じでちょっとつらい最後でした。

作曲家として残っていますが、文才もあった(という親は出版業界)ようでそれで音楽評論とかいっぱい書いて、そうそう↑のブラームスの件とかもそうですよね。多く歌曲もそういうところからでているかと思うと、また知らない一面を垣間見たかな、と。

さて、ケルンの大聖堂まだできてなかったんか〜と思いながら、ライン弾きますかね。

そういや、この時代のみなさんのエピソードに出てくるワーグナーさんについてはまだ読んでないなあ。オケでやる機会が、、、ということなんですけれど、そのうちあるかな。

関西モバイルアプリ研究会A #6にいってきました – グラフを描こう

関モバのほうはひさしぶり。京都開催なので私は近くて便利でした。

関西モバイルアプリ研究会A #6 – connpass

勇んでiOS枠で手を挙げたのに、コードほとんど関係ない話をしてしまったけれど、まあそういうふうにOSを特定しないワイルドカード枠的なものがあってもいいよね、という話も。

なんていうか、ずっといろんなグラフやグラフ的なモノを描いてきたのでそんなノウハウをちょっと共有してネタにできればと思ったわけですが、あまりグラフ描いたことある人いなかったかも。そういうもんか。

白背景のスライドで、薄いトーンのグラフ画像を貼ると投影したらなにもわからなかったのでこういう時はダークモードのスクショにしたほうがよかったですね。今後の教訓に。

 

スライドの合間にFlutterをっていう話をしてたら、Flutter話題で話しかけられてきたり、やっぱりConcurrencyはみんな興味あるところで、そしてSwift 6はまだまだ全然なにもしてないや〜と。

AI使って変数名を考えてもらう話とか、iPadOS 18のタブバーがつらい話とか、ReactNativeなかなかやるな、とかとかとか。

こじんまりした勉強会でしたけれど、その分いっぱいいろんな人とわいわい話せたかも。

次の勉強会は来年になるかな。またなんかネタ考えておくかなあ・・・

なにはともあれ、みなさまおつかれさまでした。幹事の方々いつも本当にありがとうございました。

「脳と音楽」を読みました

SNSを流れてきたので気になって手に取ってみました。

で、これこそ私がほしかった本でした、ほんとに。

もともと科学(数学)と音楽の話は結構好きで、こちらとかなにかと参考にしたりすることもあるのですけれど、

そこにさらに脳(音楽の認識者としての人間)を加えて、なぜ人間は音楽を感じるのか、に踏み込んだ一冊となっております。

数学的に音階を組み立てることはもちろんできるのだけれど、ではなぜ全音が今の間隔で、オクターブの音の数を5ではなく7にしたのか、そのあたりも耳の構造から読み解いていろいろ腑に落ちた。

もちろん、すべてが脳内の電気信号に変わることで信号として処理される、といってしまうとそれはそれで味気ないところではありますが、そうはいっても脳の動きはとても複雑なので、さすがに音楽を聴いたことによる感動までは解明できていないといいますか(なんか、ある意味安心)

私ももともと物理を専攻していたので、大学オケ仲間と「音と物理でもっと音楽のことを解明できるんじゃないの」みたいな戯言をいってたなあと(ほんとに言ってただけですが)思いながら、それがいまここにあるのでは、という興奮さめやらぬ感じで読んでました。

音と脳の関係、音階の成り立ち、音楽の成り立ち、なぜ音楽に心動かされるのか、そして最後には音楽とはなにか、言葉と音楽は何が違うのかをケージやリゲティなどの前衛的な作品を引き合いに出しながら締めくくっていて、自分的にはなるほどなあと。ほんと「なるほど」ばかりだった。

とりあえず、音波(空気の振動)と音(音波を耳と脳で処理した結果の感覚)は違うよっていうことだけここに書いておきます。あと、緊張と緩和大事。これはしばらくネタとしてしゃべってそう。

音楽関係者はぜひ読んでみてください。特に理系な人ならはまるのでは。

映画「道行き」を観てきました

自主映画コンペのぴあフィルムフェスティバル、京都開催において、2019年にグランプリだった中尾監督の最新作が関西初上映ということで行ってきました。

『おばけ』中尾広道監督の最新作『道行き』。「第46回ぴあフィルムフェスティバル2024」でお披露目決定!|ニュース|PFF(ぴあフィルムフェスティバル)公式サイト

2024年:ぴあフィルムフェスティバル in 京都2024 公式サイト

「中尾監督」と書いたもののぶっちゃけむずがゆい気分でやっぱり「ひろみちくん」といわざるをえないというかなんというか。まあ、従兄弟なんでしかたない。同い年だし。

「どんな映画だった?」ときかれると難しいですが、自伝的な感じで、古民家に移り住んだ主人公がまわりの人と会話をしながら、過去と現在が交差して、、、みたいな。

なんか冒頭からひろみちワールド全開だなって。ほわ〜としながらあっという間に時間は過ぎていきました。

過去作との違いはなんといっても監督が主演をしていないことではないでしょうか。今回は「監督・脚本・編集」だったかな(過去作は「監督・脚本・編集・撮影・主演」とかでしたからね)。PFF側のプロデューサがついてがっつりやったみたいです。

上映後のアフタートークも笑いありで楽しくて、いやあ、いい時間を過ごしました。

ちなみに、プロデューサがついたってことは、全国上映を目指してるってこと、だそうで、来年には全国の劇場で上映される、かもとのこと。是非ともいろんな方に足を運んでもらいたいですね。自分もまた観に行こうっと。

「名曲の曲名」を読みました

読んだのはちょっと前なんですが、なにしろ発売日前に著者本人(茂木さん)から買いまして、感想は発売日以降にしようかな、っていうことで。

本のタイトル通り、クラシックの楽曲のタイトルに秘められたいろんなお話という感じ。それを通していろんな名曲が紹介されたり、ちょっとしたエピソードがちりばめられていたり。

バッハのBWVって、連番でついてるわけじゃなかったのか、、、というのが実は初耳で、だから自分が目にするのはほぼ1000番台のものばかりだったんですねえ、と。

「展覧会の絵」なども確かに、標題ついてなかったら、なんかちょっと長い組曲だなあ、ってなってたかもですね。ラヴェルが編曲することもなく、埋もれていたかも。。。

文体も茂木さんの軽やかな口調で、ところどころにだじゃれ的なものが良く登場するんですが、それがまた先日指揮をしていただいた際の練習の風景とリンクして(ほんとにこういう感じで話をされていた)、本番直後の余韻反芻にもなりましたw(練習中でいうと練習番号を指定する際の「だいごろうのD」が衝撃的だったのも初回練習までで、その後「カトちゃんのK」「カトちゃんのP」とか「エイリアンのE、、、ってエイリアンはAか・・・」とか、そんな感じでしたしね)

ちなみに、本人から買ったという話で、サインもしてもらいました。「伊藤」だと普通すぎるのでアルファベットの「K」でお願いしました。

「日本の作曲家 芥川也寸志」を読みました

来年は生誕100年、芥川yearですからね。

運良く機会に恵まれて、来年の本番で2曲を演奏することになっているわけでして、そんなわけで読んでみました。

普通に映像が残っているほどの最近の人(といっても昭和ですが)、かつ日本人ということもあって、生い立ちは今まで読んできた他の作曲家よりも格段に親近感があるといいますか。

これを機にいくつか他の曲も聴いてみましたが、確かに現代音楽っぽい難解そうなものもありますが、そうではなくて普通にもっと演奏されてもよさそうな曲もちらほらと。世界的にみれば東洋の片隅の音楽家はあまり演奏される機会に恵まれないかもしれない(録音少ない)けれど、同じ国の作曲家としてはもっと僕らも演奏していけたらいいなと改めて思った今日この頃です。もちろん、芥川さんだけじゃなくて他の日本人作曲家の作品もそうですが。

ちなみにネットに転がっている映像をみた感想「普通に育ちのいいイケオジやん」ほんまに。まあ、文豪の子どもなんで育ちがいいのは当然か。

日本の音楽の発展に多大な影響をもたらせた音楽家の一人。他の人のも読んでみたいですね、というかいろんな曲を聴いてみようかなと。