立川署巡査長ストーキング射殺事件 警官が業務用の拳銃を用いて殺人(その2) 事件後5日経って「友野容疑者(巡査長)が殺害された女性の部屋の鍵を所持」と発表→鍵は被害者から盗んだ物か 権力の空白期に見る警察記者クラブの腐敗
2007-08-22 警官が業務用の拳銃を用いて殺人 「無理心中」と報道するな
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/08/post_cc46.html
の続き。
毎日が続報で、
二人の詳しい関係はわかってない
のに
女性が「招き入れた」
と書き飛ばしたことについては、上記記事で触れた。
これまで
なぜストーカー被害に遭っていた被害者が部屋の戸を開けたのか
が謎だったのだが、
拳銃で女性を殺害した友野容疑者が「合い鍵」を所持していた
ことがようやく
警察発表
された。
朝日より。
巡査長が被害者宅の合鍵を所持 発表は事件発覚から5日
2007年08月26日20時58分友野巡査長が佐藤さん宅のドアの合鍵を所持していた事実を警視庁は26日に発表した。2人が酷似する鍵を持っていることは21日の遺体発見直後には把握していたとみられ、発表に至るまで5日を要したことになる。
今回の事件の報道発表を担当する同庁の中村格警務部参事官は「26日の段階で判明し、捜査本部から報告があったので発表した。(時間を要した点は)捜査の段取りの話で、コメントする立場にない」と述べた。
どう考えても
警視庁が「重大な不祥事」を「出来るだけ隠蔽しよう」としている
としか思えない。
しかも、この鍵は
被害者の持っていた物を友野容疑者が盗んだ疑い
がある。
NHKより。(画像はクリックすると拡大します)
巡査長 女性から鍵盗んだ疑い警視庁の巡査長が女性を拳銃で殺害したあと自殺したとみられる事件で、巡査長は、あらかじめ持っていた女性のアパートの部屋の鍵を使って部屋に侵入し、犯行に及んだ疑いがあることがわかりました。鍵はもともと女性が業者から渡されていたものの1つとみられ、警視庁は、女性から盗んでいた疑いがあるとみて調べています。
警視庁立川警察署の巡査長、
友野秀和容疑者(40)は、飲食店従業員の佐藤陽子さん(32)にストーカー行為を繰り返した末、
拳銃で殺害し、自殺したとみられています。遺体で見つかった際、友野巡査長の制服のズボンのポケットからは佐藤さんのアパートの部屋の鍵が見つかり、
警視庁は、この鍵を使って部屋に侵入し、犯行に及んだ疑いがあるとみています。その後の調べで、友野巡査長が持っていた鍵は、事件前、佐藤さんが部屋の鍵を交換した際、業者から渡された複数の鍵のうちの1つとみられる
ことがわかりました。事件前、佐藤さんは、友野巡査長が無断で部屋に侵入したことを疑う内容のメールを友野巡査長に送っていました。
警視庁は、友野巡査長が佐藤さんから鍵を盗んでいた疑いがある
とみて調べを進めています。8月26日 19時33分
ストーカー巡査長から身を守るために、部屋の鍵を替えたのに、その鍵を盗まれていたとは。
要するに
1. 友野容疑者が被害者宅に不法侵入する(鍵を複製か)
2. 不法侵入されたことに気づいた被害者が鍵を替える
3. 友野容疑者が被害者宅を再訪、持っている鍵では開かないことに気づく
4. 友野容疑者が、被害者の隙を見て新しい鍵を盗む
という経過があったと推察される。
こんな噂が流れている。
【警官・女性射殺】 「ごめん ともちゃん 訴える」 ストーカー警官、“部屋侵入”の口封じで凶行…当日「今どこに?」と何度もメール★2スレッドより。
766 :名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 01:24:20 ID:BiHCxI5K0
どうやらこのキャバクラは立川署員署長も含めて常連らしい
謝罪会見開ける状態じゃないらしい。
本庁も苦慮して必死に被害者の不利になる証拠探しで
総動員体制だそうです。
マスコミ沈黙の件は圧力なのか夏休みとあって子供への影響を配慮してか
している786 :名無しさん@八周年:2007/08/25(土) 01:32:51 ID:Te2fHmkOO
>>766
上の方に、警察官は割引してもらえる店だとあったな。
この事件って、ある意味通り魔的な昔の女子大生強姦よりもタチ悪くないか?
そもそも
被害者は8/15付で勤務先を辞めており、殺害された時点では「元飲食店従業員」というのが正しい
のである。しかも、昼の仕事を持っていて、夜の方は
アルバイト程度
だったと伝えられている。
勤めていたのは、古き良き昭和のキャバレーチェーン、キャバレー王の福富太郎のハリウッドの一つ、
立川ハリウッド
だ。キャバクラではない。
基本料金はサイトにも明示してある。
メニュー 立川店お一人様 ¥5,250
〔ウイスキー・焼酎〕いずれか1本
又は瓶ビール2本か生ビール3杯
■7時迄の時
ご来店から〔120分〕 ●お好み料理1品
■7時以後の時
ご来店から〔60分〕 ●おつまみ1点エコノミーコース お一人様 ¥16,800 〔120分〕
〔ウイスキー・焼酎〕いずれか1本
又は瓶ビール4本か生ビール5杯
●お好み料理1品 ●ご指名料1名分・本指名料(7時まで)¥1,050
(7時以降)¥2,100
・場内指名料¥2,100・延長時間[30分]
月曜日〜木曜日 ¥2,100
金曜日〜土曜日 ¥2,630
■ショー上演時はショーチャージとして¥1,050申し受けます
■サービス料10%申し受けます
各種クレジットカードご利用できます
定休日●日曜日
容疑者が数百万円使った
という情報は警察から出ているとおぼしいのだが、ある噂では
立川店では警察関係者には「特別割引料金があった」
友野容疑者は、被害者の身辺調査に数十万円費やした
そうだから、もし、友野容疑者が
数百万円費やした(300万円と本人が吹聴したという証言あり)
としても
週に何回か通っていれば、店に支払う飲食代で消えてしまう程度の散財
なのだ。「水商売にはまる」というのは、そういう額の散財だし、300万円程度なら
太い客
という訳でもない。
店では、他の従業員にもストーキングをしていたという噂がある。
izaより。
行き過ぎたストーカー行為?巡査長も女性射殺後に拳銃で自殺08/22 09:34
警視庁の巡査長(40)が21日、東京都国分寺市のアパートで制服姿で拳銃自殺しているのが見つかった。部屋の住人でキャバレー勤務の知人女性(32)も拳銃で2発撃たれて死亡していた。巡査長が女性と無理心中したとみられる。この巡査長は女性が勤めていた立川市内のキャバレーに入り浸って度々女性を指名、ストーカーまがいの行動を取っていたことが関係者の話で明らかになった。
交番勤務の40歳独身巡査長が、キャバレーで知り合った女性を射殺し、自殺。警察の信頼を根底から揺るがす大失態に発展しそうだ。
21日午前10時40分ごろ、東京都国分寺市東元町のアパート1階の一室で男女の遺体を警視庁立川署員が発見。男は同署地域課の友野秀和巡査長。女性はこの部屋に住むキャバレー従業員、佐藤陽子さん(32)だった。
この2人の接点は立川市内のキャバレー。友野巡査長は常連客として通っていた。「オタクっぽい雰囲気で有名な人だった。店に来てはいろいろな女の子を指名して、ベタベタとタッチしてきたりした」。関係者は巡査長の印象をこう話す。
「ことみ」の源氏名の佐藤さんは、女性従業員の中では「お姉さん的存在。落ち着いて大人っぽくきれいな人」だったという。「他の女の子にもストーカーまがいなことをして嫌われていたが、佐藤さんにもつきまとっていたのでは。佐藤さんは断り切れなかったのかも」。巡査長との関連は不明だが、「今月15日で店を辞めたい」と希望していたという。
(以下略)
被害者に贈ったとされるプレゼントにしても
ヴィトンの商品2点に12万6000円
などと報じられているのだが、
12万6000円では到底バッグなどは買えない(質流れ品などを除く)
から、財布などの小物を2点プレゼントしたのだろうと推察される。こうしたことを針小棒大に報道して、なんとか被害者の粗探しをしようとしているのが
立川署巡査長ストーキング射殺事件
なのである。
被害者は実に残忍な殺され方をしている。
読売より。
立川署巡査長、恐怖で座り込んだ被害者見下ろし射殺か警視庁立川署の友野秀和巡査長(40)が飲食店従業員の佐藤陽子さん(32)を射殺した後に自殺したとみられる事件で、佐藤さんが事件当日に友野巡査長に送った6通のメールには、居場所を知らせる内容が全く含まれていなかったことがわかった。
また、佐藤さんが受けた銃弾のうち1発は、首のすぐ下から背中の中央部に斜めに貫通していたことも判明。友野巡査長が、恐怖で座り込んだ佐藤さんを見下ろしながら拳銃を撃ったという残忍な犯行が浮かび上がった。調べによると、佐藤さんは今月18日から宮城県内の実家に帰省し、事件当日の20日午後8時ごろ、東京・国分寺市内のアパート1階にある自室に戻っていた。
一方、友野巡査長の携帯電話のメールの受信履歴では、18、19の両日は、佐藤さんからのメールの受信は全くなく、20日午後7時ごろになって、2日ぶりに佐藤さんから「お疲れ。話をしたくない」という趣旨のメールを受信していた。
この日、友野巡査長は午前0時台から午後6時台まで、佐藤さんに「今どこにいるの」といった居場所を尋ねるメールを計6通送っており、この時の佐藤さんのメールは、これらへの返信だったとみられる。佐藤さんはこの後、「ごめん。友ちゃん、訴える」などというメールを5通返信しているが、自室に戻ったことには触れていなかった。
佐藤さんのアパート周辺では、佐藤さんが実家に帰った当日の18日夕、友野巡査長によく似た男が目撃されていた。また、2人の遺体が見つかった時、佐藤さんの部屋の照明とエアコンがついたままになっており、同庁は、友野巡査長は、佐藤さんが自室にいるのを外から確認して、部屋に押し入ったとみている。
一方、佐藤さんの遺体の司法解剖の結果、佐藤さんが受けた2発の銃弾のうち1発は、首のすぐ下から背中の中央部に斜めに抜けていたことが確認された。2発目は腹部を貫通し、床に弾がめり込んでいることから、友野巡査長は、尻もちをついた状態の佐藤さんを見下ろす形で1発目を撃ち、あおむけに倒れた佐藤さんの真上から2発目を発射した可能性が高い。
室内には争った様子がなく、同庁は、佐藤さんが恐怖のために抵抗できなかったとみて、犯行の状況をさらに詳しく調べている。
(2007年8月26日9時48分 読売新聞)
少なくとも
拳銃を持ったストーカーが勝手に鍵を開けて押し入ってきた
わけだから
到底、抵抗などしようがない
のだ。
こうした
ぐだぐだな警察発表とそれを元にした「あわよくば被害者の落ち度をほじくり返そうとする報道」が続く理由
は、
現在、組閣前で「権力の空白期にある」
のが、要因の一つだろう。本来ならばとっくに
溝手顕正国家公安委員長
から、一言苦言なりコメントなりを取らなくてはいけないのだが、誰もそれをやってない。
警視庁記者クラブは、警察発表垂れ流しで、腐りきってますな。要するに
警視庁をうっかり叩いて、以後、ニュースソースを回してもらえなくなるのが恐いから、絶対に正面切って批判などしない
わけだ。今回の事件は
警視総監のクビが飛ぶレベル、ヘタをすると警察庁にも波及するレベル
だと思いますが。要は
立川署の緩みきった綱紀が招いた人災の側面が大きい
からだ。ひょっとしたら、友野容疑者の立川署や他署の同僚や上司(署のかなり上の人物かも知れない)や仲間の中には
被害者が「ストーカー被害に遭っている」とする訴えを握りつぶし、被害者と容疑者を結婚させようと煽っていた人物複数
が存在する可能性すらある。それが
メディアの腰が引けっぱなしの隠れた理由の一つではないか
とすら、邪推してしまうのだ。
今日は組閣だそうだから、
新国家公安委員長が就任挨拶で何を言うか
に注目したい。もし、この事件をスルーするようなら、安倍ちゃんの首相としての命運は尽きたといってもいいだろう。
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コメント
お店自体は盛況だったようで、警察関係者の出入りも多かったようです。
投稿: 匿名希望 | 2007-08-28 16:20
確かに許せない事件だと思う。ただ、ハリウッドで知り合った
のだからやめていても関係ないし、俺も何度か行ったしそこに勤めている女性とも2人ほど付き合った事がある。料金はけっして安くないしあなたがどれほど夜のお店に詳しいか知らないがキャバレーでもキャバクラでも俺は変わらないと思う。俺が付き合った女の人は夜の仕事がほとんどだが昼間働いてる人も
多かった。たとえ、あなたがアルバイト程度だったと言っても
その仕事をやっていた事には変わらないしあなたの発言は夜の仕事を愚弄していると思う。差別的だ。そこで知りあった以上
仕事としてやっていたのだから。こういう客は他にもいると思うし、事件になる事は予測も回避も本人に十分出来たはず。
投稿: tokumeikibou | 2007-09-05 12:18