おはこんばんちは。
今日は自転車の話ではないのですが、
どうして自分はこんなにも自転車にのめり込んだのか。
しかも、自転車の爽快さを求めているというのに、
どうして自分は速いロードバイクに興味を持たないのか。
そのあたりのことを考えています。
人の知恵というものは素晴らしく開進で、
現代の技術は時代と共に日々の進化が目まぐるしい。
デジタル技術の発達と共に僕らの生活は便利になり、
楽に便利になることに相反して、
複雑で難しく新たな問題も次々と増えていくのが必然。
ずっとね・・・、いたちごっこです。
ちょっとね、疲れませんか・・・。
僕は独学でパソコンを始めた20年ほど前から、
実は「もっとシンプルに生きたい」と思い続けています。
便利で高性能な新しい道具を次々と自分が使い出す度に、
何か大切なものを置き忘れて来ているような気分になります。
「時代に合わせなきゃ」 と、
自分が置いていかれることを恐れ “楽” や “便利” に寄り掛かり、
巷に溢れる過多な情報の “正解” に翻弄され、
自分なりに “工夫” をすることも忘れてしまい、
自身から “楽しみの原点” が奪われているように感じます。
「~ でなければならない」と、決まり事なんてない。
もっと自分らしく自由に思う存分に、物事を楽しみたい。
巷に溢れかえる過多な情報からいろんなものを削ぎ落して、
もっとシンプルに、もっと自分らしく、もっと苦労をして、
ワクワクするような “楽しみ方” をしたいんだと思います。
“不便” や “苦労” こそ人を成長させる糧だと考えます。
その中にこそ成長させる “工夫” の楽しみ方があります。
楽を取ってネットの中へ単直に正解を求めてばかりでは、
「~らしいよ」「~だって」「~みたいよ」 と、
誰もが一様に同じような結論にしか辿り着かず、
下地ある “自分の言葉” さえも失われてしまいます。
簡単に早く正解に辿り着くことが “正解” ではない。
どれだけ経験値を積み上げられるかのプロセスの中にこそ、
人の本来の “楽しみ” の基と、確証ある真実の “正解” が、
たくさん僕らを待ってくれているのだと感じます。
シンプルで不便こそ “楽しさ” がたくさん詰まってる。
自分で実践してみている結果、今は強くそう思えます。
今の僕の “自転車道” は、
そこを求めて自分から楽しみにいってるんだと思います。
おはこんばんちは。
この年末に来て、老いた我が家にインフルが蔓延した。
幸いウィルス反応に疎い僕の体は頗る快調なので、
一応、家の皆をサポートする側には回れるわけだ。
しかしこのハンパ者である。
日常 “生活” の事になるとあまり役に立たない。
たぶんだが、
一人で生活を営むことなど僕には到底できない為、
誰も周りに居なくなってしまえば、
様々な要因から僕の寿命は短くなると思われる。
その自覚は自分で非常に強くあり、
これはきっと治せるレベルのことではない。
誰か “愛する者” と共に生活を営まなければ、
この自分の命は “意味のないこと” だと悟っている。
僕でも用意できるレトルトや弁当や冷凍もので
何日も凌いでいたわけだが、僕にも仕事がある。
家に食べられる食材がまったく無くなったので、
少し回復した “プロの母” とスーパーへ買い出し。
生活ハンパ者の僕の使い道は、
相変わらず車の運転と荷物運びしかない。
片足を引き摺りながら歩く丸い小さな背中を、
この目の奥に焼き付けておかなければと、
どこか危機迫るような思いで今日は感じた。
メモを片手に次々と買い物かごへ食材は放り込まれ、
僅か数分であっという間に山盛りになる。
これを毎日の日課としてきた “プロたち” には、
本当に頭の下がる思いで一杯になった僕だった。
自分というものの存在。 そして意義。
誰かに “生かされている” 自分は、
誰かを “生かすために” 何か役に立てているだろうか。
そんな疑問符が、これからの僕を活かしていく。
おはこんばんちは~。
思えば 2021' のコロナ禍からこの3年半の間に、
自分の本分まで放ったらかしにして熱中して来た、
僕の “自転車道” も、いよいよ大詰めを迎えています。
今まで不思議でならなかった “K3 の謎” も、
今年は或る程度まで解き明かせてスッキリとしたし、
地道に何件も同時進行で書き続けて来た
“DAHON K3 関連のレポート記事” も、
この年末に来て一気に仕上げることが出来ましたしね。
特に先日アゲた K3 の特殊なスプロケ “9Tの記事” は、
一年前からまとめたいと思っていた内容の記事で、
個人的に様々な工夫や実証実験を重ね辿り着いた
自分の中では結論的内容にしたく期間が掛かりました。
ま、
自転車に詳しい方なら “当たり前” な内容でしょうけども。
僕の K3 も、思い付く限りの “したい改造” は全部終わり、
あとは回転系部品の効率化と軽量化が残っているのみ。
そっちは効率が少ししか上げられないだろうから、
僕は日頃のメンテナンスのみの効果で頑張りますかね。
ポジションやフォームの仕上がりも、
良い手応えが感じられるところまで来ているので、
K3 は多分これ以上の物理的性能を上げられない
ところまで来てしまっているんだと思います。
あとはエンジンとなるこの身体の頑張り次第で、
来年の目標としている1日 250km のミッションが、
14inch K3 で成功するか否かってところでしょうね。
それとは別に僕の “自転車道” の来年は、
“マサキくん” とのカスイチ125km対決も待っています。
彼は未だジムでの筋力アップに励んでいるようで、
彼の 700c ロードバイク vs 僕のミニベロの対決は、
霞ヶ浦一周を舞台に男同士の意地を懸けた、
“師弟関係の真剣勝負” になりそうです。
先日それについての話を少ししたら、
意外にも彼の本気度がハンパなかった(笑)。
来年の春にカスイチは 14inch K3 が初陣で、
彼に完敗したら次は僕も 20inch COZ を出します。
僕らレベルのことですから大層なことではありませんが、
そういうのがあると “遣り甲斐” にはなってイイよね。
「やらない」 よりは 「やってみる」。
このあたりのことって、本当に大事だと思います。
もう外は僕には走れない寒さになって来たので、
今年の自転車関連の記事はこのあたりで終了ですかね。
また何か思い付いたら、自転車記事もアゲますけど~。
僕は、14インチタイヤの DAHON K3 でガリガリ走ります。 タイヤの小さな折り畳み自転車なんかで少しでも速く長く走ろうと、エアロフォームにまでこだわり数ミリ単位でポジション調整を続け、他人から見れば意味の良く分からない努力と時間を費やしています。
人には 「なんで?」 って、もっとタイヤの大きなロードバイクでなぜ走らないのかと不思議がられます・・・。
ショップの店員さんには 「折り畳み自転車はそういう自転車ではないからね」 って、呆れ顔で言われます・・・。
でもね・・・ 僕には理由があるんですよ。 14インチの K3 にこだわるべく理由がね。
その1、走行に非効率な自転車で走ることで筋力のアップ。
その2、極不安定な自転車に跨ることで体幹力の強化。
その3、ミニベロで高速走行をして注意力と集中力の強化。
その4、自転車における物理的な研究をカスタムで楽しむ。
僕の目的や好奇心に、K3 が合理的にピタッと合ったんですよね。 もうね、これは衝撃的な出逢いと言っても過言ではないくらい、完璧な良いマッチングでした。
いや・・・でも、客観的に観れば、上の4つの理由だったらもう少し変速ギア数のある他の多段ミニベロでも良くない? と思いますよね。 そう、何も 14インチタイヤにこだわる必要性も無く、上の4つの理由だけなら他の自転車でも良いような気がします。 もちろん僕としても、14インチ小径車であれば実のところ他メーカーの自転車でも良いとも思っています。
しかし今回のこの記事で書こうとしてるのは・・・、上の4つのリストの次に存在する “その5” の “K3でなければならない” 理由です。
僕の K3 は、この3年間で計5回ほどかなりド派手に落車してまして・・・(アッ!今年は転んでない!)。
内訳は、アスファルト路面滑走2回。 ジャックナイフ転倒1回。 サイクリングロード外の草むらへ前転転倒2回。 それ以外でも、撮影時に風で何度も倒したりしてますしね。
まぁ、趣味的な自転車を持ったのがこの K3 が一台目なわけですから、乗り方も扱い方も分かっていないド素人からのスタートだったので、そりゃ当然自転車はいろんな箇所が痛みますよね。
ノーマルな K3 だとフラットハンドルなので、こうしてブレーキレバーは内側に入っています。 これなら倒してもコケても、ハンドルグリップが削れる程度の被害で済みます。
しかし、ロードバイク化を推進している僕の K3 は、ブルホーンにしてかなりの距離を走っていて、その間ノーマルブレーキレバーの位置は常にハンドル先に付いていました。
こうして、ブレーキレバーは先端にあります。 ブルホーンは、まぁそういうハンドルだからね。 タイプの違うブレーキレバーに換えても、付く位置は先っぽで同じです。 それでコケると、当然こうなります。
アイタタタタ・・・ って感じにね。 これまだ一回目の初コケの時の写真です。 これがこのあとも何度もコケているとどうなるでしょうか。
ブレーキレバーの調整ネジは、左右両方こんな状態になってしまっていました。
調整ネジのオスネジの摩耗状態が酷くなり、もうネジがほぼ無くなって、実はかな~りグラグラになっているまま使い続けていました。 けど(一応)問題なく使えてはいたので、「ブレーキレバー自体はそんなに高くないパーツだからダメなら丸ごと取り換えればイイし」 と呑気に構えていましたが、さすがに限界が来たので取り換えることにします。